- ベストアンサー
太宰治 カチカチ山について
太宰のカチカチ山の作品の主題と作品の構造図をレポートで書かなくてはいけないのですがよくわからないので教えてください。何をこの作品で言いたいのかわからなくて・・・
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
お急ぎのようですね。 読解の手引きです。ご参考ください。 【カチカチ山】 有名な御伽噺を太宰治がユーモアたっぷりにアレンジして書いた作品。 昭和20年。太宰治36歳。 ウサギをアルテミス・ヴィーナス型の16歳の美少女、タヌキを愚鈍大食の野暮天中年男に想定。 世間に広まっている「カチカチ山」は、 タヌキがおばあさんを婆汁にして食う場面を、おばあさんにケガさせるという場面に変え、発禁処分を免れてラッキーであると太宰は記しています。 けれどそれじゃあまりにタヌキは報われないじゃないか、という作者の前ふり(発端部・プロローグ)に続いて、 物語は中年タヌキが間一髪のところでタヌキ汁から逃れてきたところから始まります。(展開部) それで結局タヌキは惚れてたウサギにひどい目に合わされて 「あいたたた、あいたたた、ひどいじゃないか。おれは、お前にどんな悪い事をしたのだ。惚れたが悪いか」 と名ゼリフを吐いて死んでしまいます。(終末部) その後作者による講評が添えられ、物語は終わります。(終結部・エピローグ) なおこのカチカチ山の舞台となったのは河口湖町の天上山。 ここにはこの作品中の名台詞「惚れたが悪いか」がが刻まれた、 太宰治記念碑が建っています。
その他の回答 (2)
- wanwanchaachan
- ベストアンサー率29% (79/271)
私の意見ではないのですが、このページ参考になりますか?
お礼
ありがとうございました。わざわざすみません!!そういうサイトってどこでわかるのか不思議です。私は全く使いこなせてないのでだめです....頑張ります。
- crimson
- ベストアンサー率40% (900/2202)
とりあえず“太宰版”については、現在フリー公開が されています(著作権消滅のため)ので、下記リンク をご参照下さい。
お礼
遅くなりましてすみません。とても役立ちました!ありがとうございました。
お礼
遅くなりましてすみません。ありがとうございました!!大変参考になりました。