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川端康成と太宰治に関すること
今、太宰治に関するエピソードを読んでいます。 太宰の作品が芥川賞の候補となり、選考されるにあたって、川端康成が「作者(太宰)目下の生活に厭(いや)な雲ありて、才能の素直に発せざる憾(うら)みあった」と批評したとありますが、悲しい事に国語力が不足している私には川端康成の言葉の意味が解りません。 シンプルにこの言葉の意味を教えて下さい~
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noname#55125
回答No.1
太宰はその年、首吊り自殺をはかっています。それ以前には女給と心中しようとして女だけ死んでいます。つまり生活がダメだから小説も良くない、ということです。
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noname#55125
回答No.2
「才能はあるのだが、素直に出ていない→作品が良くない」という婉曲表現ですね。
質問者
お礼
やっと理解できました! これで胸の痞えがとれました。 ありがとうございます。
お礼
大変わかり易く、丁寧な回答ありがとうございます。 大まかな言葉の意味は理解できたのですが、「才能の素直に発せざる憾(うら)みあった」の部分がどのようにして「小説も良くない」という解釈に繋がっていくのでしょうか? その過程も差し支えなければ解説して頂けないでしょうか?