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太宰治「走れメロス」について
太宰治の「走れメロス」のあらすじを教えてください。 走れメロスだけなら少しは分かるのですが、出来れば収録作品のあらすじをできるだけ教えて下さい。至急お願いします。
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『走れメロス』(はしれメロス)は、太宰治による短編小説です。 ストーリーは 素朴な牧人の青年メロスは、人間不信のために多くの人を処刑しているシラクスの暴君ディオニス王の話を聞き、激怒する。 そして王の暗殺を決意する。しかし、あえなく衛兵に捕らえられ、即刻処刑されることになる。 メロスは親友のセリヌンティウスを人質として王のもとにとどめおくことを条件に、妹の結婚式に出るため三日間の猶予を得る。 王はメロスを信じておらず、死ぬために再び戻ってくることなどはないと言いのけた。 メロスは妹の結婚式からの帰途で、川の氾濫による橋の決壊や山賊の襲来(ただし山賊の襲来は、王の差し向けた刺客という可能性もある)など度重なる不運に出遭う。 メロスはそのために心身ともに困憊し、一度は王のもとに戻ることをあきらめかけた。 しかしその時、近くの岩の隙間から湧き出てきた水を飲み、疲労回復とともにわずかながら義務遂行の希望が生まれ、再び走り出す。 人間不信の王を見返すために、自分を信じて疑わない友人の命を救うために、そして自分の命を捧げるために。 こうしてメロスは日暮れに町へ到着し、約束を果たす。そして王の気持ちを変えることに成功したのである。 wikiより
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『走れメロス』は、メロスという単純、おっちょこちょい、無計画な正義漢が、国王の悪政に腹を立て暗殺しようとしてとらえられ首をはねられるところに待ったをかけ、明日は妹の結婚の祝いだから出席したい、親友のセリヌンティウスを身代わりに王宮に残し、日没までに戻れなければ親友が殺されるのも覚悟という奇妙な約束を王にとりつけます。メロスは戻れば自分が処刑、戻らなければ親友が処刑、さてさてどうなるやらのお話。 これに似た話に夏目漱石の『夢十夜』の第五話があります。神代の昔、軍(いくさ)があって運悪く敗北(まけ)たため、囚われ、敵の大将の前に引き出されて首をはねられる直前、死ぬ前に思う女に一目逢いたいと今生最後の願いを述べた。大将は夜が明けて鶏(とり)が鳴くまでなら処刑を延期しようといった。女は裏の楢の木に繋いである白馬を引き出して三度首筋をなでると裸馬のまま駆け出した。果たして間に合うのかという話。 課題図書として『走れメロス』を含む太宰治の短編集が指定されたなら別だけど、『走れメロス』と『夢十夜』の関係についてレポートすると、面白そう。
お礼
分かりやすく、教えて頂き有難うございました。
- tiltilmitil
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全部読んでもたいしたこと無いです。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1567_14913.html
お礼
そうなんですか。でも、全部読んで一つずつあらすじを書くことが宿題なので。
- east_end_404
- ベストアンサー率30% (33/107)
夏休みの課題ですか。 書店に行き、文庫コーナーに行けば、新潮文庫「走れメロス」が手に入ります。 420円で300ページですから、安価で、しかも読むのに時間も掛かりません。 図書館で借りても良いでしょう。 少なくとも、検索して「あらすじを探す」事もしない様では、何一つ貴方の為になりません。
お礼
そうなんですか。分かりました。
お礼
長く説明いただき、有難うございました。