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★太宰治★
学校の授業で、太宰治についてやっているのですが、太宰治全集の10のエッセイの中の1つと、太宰治全集8.9の中のどれか1つの作品をからめて、レポートするという内容なんですが、10の方は「わが半生を語る」にしようと思うのですが、8.9の作品の中でどの作品をからめて書けばよいか、迷っています。できれば、太宰治について、詳しい方なにかアドバイスをいただければ嬉しいのですが・・・。よろしくおねがいします!
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adiadiさんは、大学生ですか?大学のレポートと思って以下の文を書きますね。 私の選考は三島由紀夫だったんで、専門の方から見るとちょっとずれてるかもしれないけどね。 全集の8.9巻の内容がわからないんで、なんとも言えないんですが、太宰の文学のキーワードは『(神の前の)罪悪感』『誠実』だと思いますので、そのへんを絡めると良いのではないかと思います。 『賭けこみ訴え』は、ユダの話。個人的にはすごく好きなので、一度読んでみて。聖書を引用するならお手ごろかも。後は、少し毛色の変わったところで『畜生談』(題名うろ覚えです)。弱者(つまり自分自身)への愛情、エールが感じられる作品ですよ。 いつも難しい顔してるみたいですが、太宰ってさすがは流行作家、コミカルな味もあるんだなあ、って思えたら、良いレポートかけると思います。がんばってね。
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- satoko1228
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こんにちは。わたしは太宰が大好きでたいていは読んでいます。 太宰治全集の8・9に何が収められているのか前のかわたしもわからないのですが、おすすめはやはり「駆け込み訴え」です。 前の方と同様の回答でなんですが、この作品の良さがアピールできるかなと思って強調させていただきました。 聖書でおなじみのユダがなぜキリストを裏切ったか、その愛と憎しみが描かれている傑作です。 「皮膚と心」「女性徒」もおすすめです。 この2点は女性の視点が描かれています。よくもまあこんなに美しく女性を捉えたものだと感心します。
- nabayosh
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詳しくはないですけどね、一時期ハマってみました。 えっと、とりあえず、「人間失格」と「斜陽」と「桜桃」を読んでみましょう。まあ、彼のよく評される性質というのがよく出ています。「パンドラの匣」なんかもこれかもしれません。 エッセイは読んでいないのですが、「わが半生を語る」というからには、こういう色が出るんじゃないでしょうか。 それに対して、「新ハムレット」や「走れメロス」のような、沙翁(シェ=クスピア)やシルレル(シラー)が原作のものは、なんだか色が違ってきます。原作と比較することで、文体のおもしろさも見えることかと思います。 あとは、ドストエフスキーや聖書がよく引用されるということにも注目してよいかと思います。 こんなものかな。