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どうして○子という名前が主流になった?
昭和時代は女性の名前というと「○子」が大変多かったですが、江戸以前の庶民に○子が多かったとは思えないのですがいつ頃、どういう理由で○子が主流になったのでしょうか? 貴人の名前を真似たのでしょうか。
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NO.2さんの参考URLの回答例の2が概ね正しいと思います。 >貴人の名前を真似たのでしょうか。 ・・・・・そうです。 明治末期から教養人の家庭では、生まれた女の子に「子」をつけるのが流行しました。そして現在では廃れてきているようです。 申し訳ないですが、No.4さんの参考URLに「手紙を出すとき、自分から自分の名前に子をつけて出す」という風に取れるところがありますが、私はチョッと違うような感触を持っています。 自分から子を付けて出す人もいたでしょうが、こういう人はそう多くはなかったんじゃないかと思います。 与謝野晶子は当時の進歩的な女性で、控えめな良妻賢母とは対極にある人ですから、そのつもりで見た方がよろしいでしょう。 鳩山一郎の奥さんの名前を検索すると「薫」と「薫子」の両方がいっぱい出てきます。昔は新聞でも雑誌でも「薫子」が主流でした。「薫」という記事が出てくるのは最近です。 恐らく「薫」が本名でしょう。そして奥さんが活躍していらっしゃった頃は、敬称的な意味合いでみんな「子」を付けて呼んでいたのだと思います。 戦後になってもしばらくの間は、「子」の付いていない昔風の名前の年輩の女性に手紙を出すときは、たとへば「まつ」さんや「たけ」さんに出すときは、宛名を「○○まつ子様」や「○○たけ子」様とするのが心得のようなものになっていました。 私の知っている限りでは、本名に「子」が付いている人は、そのまま「子」をつけて手紙が来ていましたが、「子」のついていない人が自分から「子」をつけて来る例はあまり存じません。 しかし、今の世の中で「子」の付いていない女性の宛名に「子」を付けて手紙を出すと、名前を間違えたと言って、叱られちゃうでしょうな。
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- Ganymede
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過去に同様の質問がありました。例えば、 皇族の女性名には、なぜ皆「子」がつくの? http://okwave.jp/qa2402243.html No.9回答が拙文です。ほとんど『世界大百科事典』からの引用ですが、竹田恒泰氏(旧皇族・竹田家の出)、明治安田生命のサイトも参考にしました。
お礼
秀吉の妻も従一位になるとねねから寧子にしていたのですね。面白いです。 明治安田生命のサイトを拝見しましたが、昭和50年代後半から○子は少数派になっているようですね。平成なるとランキングにほとんど顔を出してないようですね。明治後半から続いた○子の流行はもう収束してしまったのですね。 ありがとうございました!
- Hell_Fire
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真偽の程は判りませんが,こんな記事がありました。 ◎どうなっちゃうの?日本の将来 「ばあちゃんの名前に「子」がないの?」 http://blogs.yahoo.co.jp/w1919taka/folder/731944.html ご参考までに。
お礼
>この頃から、二文字名の人達は公文書以外では「子」を付けて署名するのが普通に行われていました。 これはちょっと面白いですね。 そういえば私の祖父も祖母の名前に子を付けて呼ぶので不思議には思っていました。 ありがとうございました!
- r-takepi
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過去に同様の質問がいっぱい出てますよ。 ちなみに、私もここのHPで理由を知りました。
お礼
教えて頂きありがとうございました!
- gbrokk
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一説によれば作家、徳富蘆花が1909年に国民新聞に発表して芝居や活動写真でたちまち有名になった小説・不如帰(ほととぎす)のヒロインの名前が浪子さんだったのでそれを真似して名前に子を付けるようになったのだとか
お礼
小説のヒロインが流行のもとだったのですね。 ありがとうございました!
お礼
下でも書きましたが、私の祖父(九十台)も祖母の名前に子を付けて呼んでいるので不思議に思っていたのですがそういう事情があったのですね。 名前も時代が大いに反映されていて面白いです。 ただ、今の子ども達のとても読めない当て字の名前は正直どうかと思いますが・・・ ありがとうございました!