- ベストアンサー
役所(地方・中央)の(日本語)言葉使い
今回の「White Collar Exemption」にしても何にしても、一概に「お 上」=「役人様」の考える日本語が「無茶苦茶」です。今回の「White Collar何とか」もそうですが、噴飯ものの日本語英語を勝手に作っ たり、役所からの通達文書には一体何が書いてあるのか判らん文章 があったり、広報文書にしても、もっと気の利いたキャッチコピーは 考えられんのかと思うことしきりの昨今です。そこで、質問です、彼 らにはそれなりの文章能力があるはず、何故ここまでひどくなった のでしょうか? 推測、想像、邪推その他「諸々の想い」も含めて教えて下さい。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
一般論ではありませんが、White Collar Exemptionについては、日本語英語ではなくて、アメリカ英語です。それをそのままカナ書きしようとしたからあかんのです。 そこで想像ですが、「日本には本質的にない制度だ、なんとかせにゃならん」とまず考えた。そのとき、明治時代なら、democracy なんて日本にないのに民本主義なり民主主義なりといっしょうけんめいがんばった。いまは、そういう、日本語(漢語も含む)でがんばろうという風潮がない。いいかたをかえれば、日本語でがんばるインセンティブ(!==奨励されてごほうびをもらえること)がないからでしょう。
その他の回答 (3)
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
わかりやすく書くような人間では役人はつとまらないのです。 外部の人間にスラスラわかっては、自分たちの存在価値が乏し くなる。庶民に頼らせるのが彼らの知恵です。法律などはその 良い例で、これらはすべて中国古代からの官僚たちの悪弊です。 今の時代の、その一番の手っ取り早いやり方は外来語を使って 恐れ入りましたといわせる。 「ホワイトカラーなんとか、すいません、何も知らなくて。それ はどんなものなのでしょうか?」 こういってきたらしめたものです。
お礼
そうだ、そうですね、「お役人様、これはどういう意味でしょうか?」 と聞かせる意図なんですね! いわゆる「愚衆政治」=(民はものを知らない、官だけが知っている」 「さらば斯様なことと教えて使わす」みたいな考えが根底に根強く アルというのは納得の突き当たりです。 大変良いご指摘有り難うございました。 しかし、何ですね、彼らの「語感センス」たるや「最悪」を通り越して 「醜悪」のレベルですね。時代の空気を読んでいるようで。ズバリと 「ピント」を「これ以上微妙にははずせない位」の「はずし方」をする、 その卓越した「語感センス」、これも全て承知の助でやっていると したら、驚嘆の一言。(考え過ぎか)(或る程度当たっている)(独言)
補足
日本、中国だけでなく、米国の役人も大したモンだよ 蛙のションベンですよ。 politically correct (表現・考え方・行動などが)公正な、道徳的に正しい、差別[偏見] のない、差別にならない、差別的でない、非差別的な◆【略】PC ; P.C. なんて、奇妙てけれつな「用語」を考え出しています。 普通に単純に、「Bias-Free」じゃ駄目なの?、てな感じですよね。 今じゃ、この「P.C.」は一人歩き暴走して、 「fireman」「bellboy」[manpower]駄目みたいなとんでもないことに なっています。 終いには、 manslaughter 【名】《法律》故殺(罪)、過失致死罪 の「man」がおかしい、「womanが無い」なんて言い出す輩が出てきて この単語が辞書から消える日も近い、、、、(爆)(泣)
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
大学受験の古文の配点が低いからです。 造語力は、広い教養に基づきます。 明治期に、新漢語が多く作られたのは、当時の知識人がすべて漢文の素養があったからです。
お礼
成る程というお答え有り難うございます。 「漢文の底力」プラス「古文の底力」を見直したいですね。 「無学文盲」の私如きが言うのは当に僭越至極千万ですが(爆)
補足
ついでに「浅学非才」の「私」も付け加えたいと、、、(泣)(爆)
- 0913
- ベストアンサー率24% (738/3034)
地域によって、あるいはごく稀に、担当分野の学習を積み視野を広げ、実践に役立てる意欲を持った職員がいる場合もありますが、日常の窓口業務などに追われる職員も多く、専門的かつ現実的な業務遂行実務に長けた公務員の割合は数字にならないくらいかもしれません。 実際の行政施策立案に際して、多くの場合、コンサルタント会社に委託し、いくつかの企画の中から本命を決めるのが常となっているようです。 ですから、提案している官僚や担当官自身の考えや意匠というより、課題を達成するにあたり必要な要件を伝え、コンサルタント会社がコーディネートしたもののプレゼンで決まる(こんな感じのカタカナ英語も多発します)と言うのが多くの事例として挙げられます。 多分、一般人に分かりにくいように、公務員の皆さんも分かったような分からないような中で、煙にまかれて「えいっ」と決めちゃっていますよ。
お礼
日本語の文法にはやかましい(=小うるさい)のに、 「人々によく分かってもらおうと言う精神」が 完全に近い程欠落しているとしか思われません。 (憤慨)これは古今東西変わらないですな。 加えて、ご指摘の「外部コンサル頼み」となると 「なにをか言わんや」状態になるのは自明のこと。 基本精神の「このプランは市民生活にとって大変 重要ですので、よく分かるように文章を考えます」 との心懸けが根本から無いのでしょう!(一刀両断 でいいですか)(爆) 「外部コンサル」の話、成る程でした、有り難うございます。
お礼
「White Collar Exemption」が米国英語かどうか判りま せんが、どうせこれもアメリカの木っ端役人が考えたも んでしょうな。「木っ端役人」の二乗ですな、道理で。 今回の騒ぎにしても、制度の説明に人々が納得するなら、 みんなで知恵を出し合ってもっと適切な用語が出てくる はず。 例えは、ちと違うが、地方の名産品で「本当においしい」と 人々が思うものは、自然発生的に全国に広がる、つまり、 世間が「そんなにおいしくないね」と思えば、広まらない、 この原理でしょう、、、今回の案が、案だけで終熄、名称問題 に問題すり替わって、広がらないのは。。。結局「本当に(は) おいしくないんだ」の原理じゃないかと質問者は思うとり ます。
補足
折角のお答えですが、「インセンティブ」も「変な外来語」や、 これも「奨励誘因」or「誘因奨励策)(自作ですが、もう一つ)(爆) みたいな漢語じゃー駄目なんですかね? 同様な新語に[incubator](インキューベター)(起業援助策) 何タラカンチャラ有りましたがあれ一体どうなったんでしょうね? 内容の伴わない新方策は幾ら名前が一見「立派」でも、地方の名産と 一緒で広まらない。 中身が立派なのは当たり前で、その上、名前が練りに練られたもの が付いてやと世間の皆様の前で発表出来る。これですよ、これ!