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事務所賃貸借契約に関する仕訳について
- 事務所賃貸借契約の仕訳について苦慮しています。契約要項と請求書の内容を元に、保証金の勘定科目や償却費の計上方法について相談したいです。
- 過去のQ&Aを確認した結果、保証金は「敷金」で計上すれば問題ありません。ただし、「保証金(敷金)償却」の勘定科目については適切なものを選ぶ必要があります。
- 国税庁タックスアンサーによれば、建物を賃借する場合は「繰延資産」となります。決算整理時の勘定科目についても同様です。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 保証金のうち返還されないものについては、繰延資産となりますが、貸借対照表では「投資その他の資産」の区分となります。 お尋ねの件ですと (1)「繰延資産」は、決算書での区分をあらわす勘定科目ですので、 日常の処理では使用しません。 (2)(3)金額の中身がわかる勘定科目であれば大丈夫です。 よって「長期前払費用」「権利金」「保証金」どれでもOKですので、 ご質問者様が一番しっくりくる勘定科目を選択すればよいでしょう。 (4)「雑損失」は、費用科目ですので、繰延資産をあらわす勘定科目としては適当ではありません。 決算整理時(償却時)の科目についてですが、基本は 「(資産計上した勘定科目)償却」を使用するのが一般的です。 「権利金」なら「権利金償却」、「保証金」なら「保証金償却」 と、いった具合です。 例外は「長期前払費用」で、こちらは汎用性の高い、極端にいえば 「長期で前払いしているモノなら何にでも使える」勘定科目ですので 取崩す時には、目的に合った費用科目を使用するのが無難です。 #1さんのように「保証料」といった科目でよいのではないでしょうか。
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- yuu-yuu
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契約の内容ですが、保証金は8ヶ月分 そのうち一ヶ月分は2年で償却するということですね。2年後に更新しなければ返金になるのは7ヶ月分ならば、敷金勘定を減算したらいかがでしょう。 契約時 敷金6,143.277/預金6,143.277 決算時 敷金償却費xx/敷金xx(801,297x経過月数/24) 敷金勘定が変動するのも変ですが、実際うちも同じ様な契約で税務署に相談したので確かだと思います。
お礼
yuu-yuu様 お礼が遅くなり大変失礼いたしました。m(__)m アドバイスを参考にさせていただき、自分でも書籍などで調べまして、 #2の「回答に対するお礼」のとおり処理することにしました。 どうもありがとうございました!
- dec02
- ベストアンサー率36% (578/1602)
保証金は繰延資産で勘定科目も【保証金】を使っています。 半期に一度、【保証料】で費用に振り替えています。 発生時、 保証金 / 現預金 償却時、 保証料 / 保証金 一例でした。
お礼
dec02様 お礼が遅くなり大変失礼いたしました。m(__)m アドバイスを参考にさせていただき、自分でも書籍などで調べまして、 #2の「回答に対するお礼」のとおり処理することにしました。 どうもありがとうございました!
お礼
cat2kitten様 お礼が遅くなり大変失礼いたしました。m(__)m アドバイスを参考にさせていただき、自分でも書籍などで調べまして、以下のように計上することにしました。 <支払時> 敷金 5,341,980 / 普通預金 6,143.277 権利金 801,297 ※建物を賃借する際に支出する権利金、敷金などのうち返還されない部分は、(法人税法上の)繰延資産と なります。(基通8-1-5) 【法人税基本通達 第8章 第1節】 http://www.nta.go.jp/category/tutatu/kihon/houjin/08/08_01.htm ※「不動産の使用料等の支払調書」に記載する区分と合わせて勘定科目を使用することにしました。 以下、「給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引」より抜粋 〔不動産の賃借に伴って支払われるいわゆる権利金(保証金、敷金等の名目のものであっても返還を要しない 部分の金額及び月又は年の経過により返還を要しないこととなる部分の金額を含みます。)〕 <決算整理時> 権利金償却費 / 権利金 (償却期間は、当方の賃貸借契約期間の「2年」を適用) ※当方の場合、償却期間は下記ページ中の「(3)」に該当するようです。 【建物を賃借するための権利金等】 http://www.taxanswer.nta.go.jp/5460.htm どうもありがとうございました!