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論語の冒頭
論語の冒頭の部分の子曰くの次の文章を(1)學びて~(2)朋有り~(3)人知らず~と分けたときにこの三つを関連付けて考える事はできるのでしょうか?教えてください。
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清朝の学者劉宝楠の「論語正義」の解釈を取り入れて、貝塚茂樹先生が演繹した説があります。 まず、「学びて」ですが、当時の中国(紀元前五百年頃)には本は普及していませんから、今の学問を想像してはいけません。当時の学ぶとは、礼儀作法を身につけるということだったのです。そして「時に」というのは元来「四時」を表すもので四季の祭礼を指します。そこで、学んだ礼儀作法を活かすのが楽しい、最初の一文はこう解釈できます。 第二文は、この祭礼には、宗族や他家がたくさん集まってくることを指します。久しく合っていない知己などの顔を見ることが出来る。おそらく音曲なども奏でられるのでしょう。故に「楽」なのです。 第三文は、こういった祭礼には様々な職務が分担され、晴れやかな仕事もあれば、裏方の雑務もある。そういった陰で働くものたちがいなければ煌びやかな祭礼は成り立たない。そういった人たちは、なんと偉いではないか。というのが「人知らず~」の意味だと思われます。 当時の農村社会を思えば、この解釈は的を射ていると思います。しかし、あんまり格好良くはないので、現在の解釈が普及したのでないでしょうか?
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- banzaiA
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回答No.1
なぜ三つに分けたのですか? あなたが、そのように分けた理由が関連付けではないのでしょうか? 三つに分ける必要があるのですか?
補足
三つに分けたのは、初めの一文で1、次の文で2としました。あと現代語訳を見ていて話がつながらないので何か関連されているのかな?と思ったからです。