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個人主義と利己主義
個人主義と利己主義の違いについて、調べています。 夏目漱石の本などを読みましたが、よく解りません。 この違いについて説明できる方いらっしゃいましたらお願いします。
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個人主義は「自分は自分、他人は他人」で、自己を確立したうえで、自分も他人も客観的にとらえた考え方。 利己主義は「自分は自分のために、他人も自分のために」で、自分を利する(おおざっぱに言えば得する)ために、自分も他人も存在するのだ、という考え方。 ・・・と思いますが。
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- googooky1114
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No.2の回答者ojiqさんと重複する部分もありますが、 よく「個人主義」というと利己的なこと、エゴイズムに受け取られますが、ヨーロッパ人にとっての、ごく一般的なアイデンティティになっているもののようです。 ヨーロッパ人(の主にキリスト教徒)は、神との個の 関係を非常に重視した「個人」という意識が無意識的 に形成されています。個人の権利や、民主主義の発想 も、そのような土壌から出てきたものです。 日本人には、「家」(最近はそうでもないですが)を 大切にする家父長制など、個人を消すのが尊ばれる ような場合さえあったのとは、だいぶ違いますね。 (滅私奉公なんて言葉もあります) ただ、漱石の言う個人主義は自分のエゴだけで生きるな、 ということではないでしょうか? 先ほど述べたような、「個人」の存在を他人にも認める生き方をするなら、それは自分だけが良ければいい、利己主義ではなくて、「個人主義」と呼べるものだと思います。 これはあくまで個人的見解ですので、漱石の原典にあたられて、ご自身の理解を深めていただければと思います。
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回答ありがとうございます。 googooky1114さんの意見とても参考になりました。
- ojiq
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個人主義は全体主義とは逆で、個人の自由を重んじる考え方ですが、それが行き過ぎると自分勝手な利己主義に陥る危険性があります。どこの国でも、個人を重んじる個人主義が利己主義に成り下がってしまう可能性はありますが、明治時代になって初めて個人主義という考え方を輸入した日本にとっては、真の個人主義はなかなか定着し難いもののようです。現在の日本を見ると、それはよく判るのではないでしょうか。
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回答ありがとうございます。 とても参考になりました。
- googooguuguu
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全体主義、日本だと軍国主義、 個人主義、平和主義、多少無理有り 利己主義、軍国主義で儲けるぞ
お礼
回答ありがとうございます。
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回答ありがとうございます。