明治・大正の個人主義思想
歴史学の中でも思想史を勉強している者です。
特に明治から昭和にかけての思想、または国体論などを勉強しています。大学で個人主義思想を夏目漱石の「私の個人主義」を題材に発表することになりました。文学史や個人主義に関する知識があまりないため困っています。とにかく戦前の個人主義に関する研究書を知りたいのですが、特に…
(1) 西欧においてどのように個人主義思想が発達したのか、それを日本が明治以降どのように導入したのかを解説している本・論文を教えてください。「私の個人主義」はとても有名ですが、個人主義の思想家としては誰が有名なんでしょうか…
(2) 昭和12年に発表された「国体の本義」の緒言では徹底的に個人主義を批判しているので、国体を強化していく上で弊害になったことは確実だと思うのですが、個人主義思想が日本にどのような影響を与えたのかを解説している本を教えてください。
(3)夏目漱石が与えた影響、できれば文学や作家としての影響ではなく、思想に与えた影響を知ることを出来る本や論文を教えてください。夏目漱石研究としては小森陽一さんが有名ですが、参考になるでしょうか?「ポストコロニアル」は興味深い内容でしたので、一度は読んでみたい学者ではあるのですが…
注文が多くてすみません。少しでもいいので知っていることがあれば教えてください!