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個人主義思想について
学校の課題で個人主義思想について書けっていうレポートが出たのですが、 よく分からないです。 インターネットとか本とかいろいろ調べたのですが、 読んでも意味が分からなかったり、個人主義思想について 説明してある本や、HPが無いので教えてください。
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個人主義とは、社会全体を1つの個と捉えるのではなく、「自分は自分、他人は他人」というように、社会が数多くの個の集合体であると捕らえる考え方です。哲学では相対主義ともいいます。 思想に関することなのでなかなか資料は手に入りにくいと思いますが、たとえば……。 第二次大戦中には、個人主義はありえませんでした。国と言う「個」を守るために死ぬことすら、美徳とされた時代です。それに対し、現代ではどうでしょうか? 例の成人式騒ぎの青年に「国のために死ねるか」と訊ねれば、言うまでもなく答えは見えているでしょう。 「自分は飽くまで自分のために生きるべきであり、他人がとやかく言うべきではない」とするのが個人主義です。昨今の教育改革における「個を大事にする」考え方のように、自由な意思で生活できる反面、みんなが好き勝手に動くので統率が取れない、という欠点も持っています。 それに対して社会主義(ここでは必ずしも共産主義とは同意ではない)は、「人はみな社会に奉仕するべきであり、個人の勝手など一切許されない」とするものです。個人の意思の尊重されない堅苦しい社会である反面、安定していて安心して暮らせるという利点があります(もちろん戦争などの不安要因があれば別ですが、これは話が別なのです)。
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- sawachann
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本来はキリスト教から来た概念で、「自分は神の子であり、神からその個性は保証されていると言う思想がバックボーンにあるはずなんですが、日本はその大本の思想が抜けているようです。 だから、個人さえよければいい、社会も、親も、学校も、世界もと関係ないということで、政治的無関心、様々な青少年の凶悪事件が発生すると思うのですがいかがでしょうか?
お礼
いい成績を取れるか疑問ですが、 なんとかレポートを完成させる事が出来ました。 ありがとうございました。
- pierre
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夏目漱石の「私の個人主義」(講談社学術文庫)が手に入りやすいでしょう。ちょっとした大きい本屋ならば手に入るでしょう。 このなかに少なくとも日本における個人主義をめぐるさまざまな葛藤が見事に表現されています。現代においてもわれわれが直面している問題提起です。 これをもとにすると良いと思います。
お礼
いい成績を取れるか疑問ですが、 なんとかレポートを完成させる事が出来ました。 ありがとうございました。
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