• ベストアンサー

分詞構文は その位置(文頭・文末)に関わらず “主語を修飾する”?

いわゆる“分詞構文”の捉え方について、英語のネイティヴ(あるいはセミ・ネイティヴ)感覚をお持ちの方にお尋ねします。 (A) ニューヨーク育ちで日英バイリンガルの新聞の編集者がある本で次のように書いています。 (1) 文頭の分詞構文は直後の名詞を修飾する(例、Driving along the dark road, we suddenly saw the castle in front of us.)。 (2) 文末の分詞構文は主語を修飾する(例、Neal drove by in his Chevrolet, singing at the top of his lungs.) つまり、分詞構文はその位置が文頭であろうと文末であろうとも、“主語を修飾する”と言っているわけです。(『日本人に共通する書く英語の弱点』(ジャパンタイムズ、1995年、pp.33-40)) (B) 他方、わが国の学校英語では分詞構文はその位置にかかわらず (3) 主節の“述語動詞(V)を修飾する”副詞の役割をする、 (4) よって、この分詞句を主にwhenやsinceといった接続詞を用いて書き換える作業を通してその意味を捉えさせる、 というのが一般的な指導であると思います。 (C) 質問です。英語ネイティヴあるいはネイティヴに近い感覚を持っている人にとっては、いわゆる“分詞構文”は上の(B)の(3)・(4)というよりも、むしろ(A)の(1)・(2)のような感覚で捉えていると考えてよろしいのでしょうか? (ここでは「分詞構文」の定義は正確にはおこなっていません。「カンマ付きの分詞句」などとアバウトに読み込んでいただいても結構です)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • akijake
  • ベストアンサー率43% (431/992)
回答No.3

ネイティブではありませんが、海外生活を長く続けていたものです。 英語を理解する上では、どちらもあまり考えずに理解しています。 そもそも、ネイティブはこの節がどこにかかるなどは全く考えないのではないでしょうか? #1さんがおっしゃるように、日英バイリンガルの新聞の編集者さんが言っていることはちょっと意味が判りません。 これも、ネイティブの方が普段考えないものを無理に文法的に解釈しようとしたため、ちょっと矛盾(?)が生じてしまったのではないでしょうか? Driving along the dark road, we suddenly saw the castle in front of us を例えば日本語で簡単に訳すと、 「暗い道を走っていると、突然私たちの目の前にお城が現れた。」となります。 これを日本語で読んで、最初の節がどこにかかっているか?と考えないと思うんです。 ネイティブにとってはそれと同じことです。 Neal drove by in his Chevrolet, singing at the top of his lungs 二ールは声を限りに歌いながら、シボレーを運転した。 も、どちらにかかっているか、と聞かれたらどちらでも…という感じがしますが、聞かれなければ何も意識しないで理解します。 ので、どちらとも言えないような・・・。 結果、試験とかでの問題に対する答え以外では、意味さえちゃんと判れば、理解するのに自分の一番判りやすい考え方でよいと思います。 質問の答えになってませんね。でも、ちょこっと思ったので。

fwkk8769
質問者

お礼

「そもそも、ネイティブはこの節がどこにかかるなどは全く考えないのではないでしょうか?」 ⇒そうかもしれませんね。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.4

Gです。 こんにちは。 一つ一つやってみましょう。 >(1) 文頭の分詞構文は直後の名詞を修飾する(例、Driving along the dark road, we suddenly saw the castle in front of us.)。 修飾すると言う日本語の意味合いより少し外れた使い方をこの人はしていると思います。 ただ、つながっている、と言う意味合いではこの表現は使えると私は思います。 つまり、分詞構文が最初に来た場合、どうしても、次の文節を心持待ちます。 そのとき初めて分詞構文の主語がなんであるのかわかるからなんですね。 無意識に日本人がこの文章が肯定文なのか否定文なのか疑問文なのかを待つのと同じ感覚です。 まったく無意識のレベルです。 >(2) 文末の分詞構文は主語を修飾する(例、Neal drove by in his Chevrolet, singing at the top of his lungs.) この場合はもう何を示すか頭の中でわかっていますので、このConnectionが主語とつながるのです。 ほとんど気にしていません。 彼がやりました、本を読みながら。と言う文章と同じように無意識に誰・何が本を読んでいたのかを理解しているわけです。 そして、動作動詞であれば、ingなので、ながら、と言うフィーリングを感じてしまうわけです。 >つまり、分詞構文はその位置が文頭であろうと文末であろうとも、“主語を修飾する”と言っているわけです。 そういうわけです。 >(3) 主節の“述語動詞(V)を修飾する”副詞の役割をする、 ながら、と言うフィーリングがある以上「主節の述語動詞」に当然かかっていくのはちゃんと感じ取っています。 そうでないと、ながら、のフィーリングがまったく意味を成しませんね。 >(4) よって、この分詞句を主にwhenやsinceといった接続詞を用いて書き換える作業を通してその意味を捉えさせる はい、これもそう感じます。 つまり、分詞構文のフィーリングそのものがwhenやsinceだから書き換える事が出来るのです。 そして、そのフィーリングによって、接続詞の選択を要求されるわけです。 どういうフィーリングなのかを感じ取れなければこの選択は出来ない、ということになるのです。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。  これらの文章を読むと、フィーリングからは

fwkk8769
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

回答No.2

「修飾する」という語をどういう意味で使っているのかがよくわかりません。分詞構文の意味上の主語は、主節の主語と一致するので、分詞構文で表される内容が、主語に関わるものである、という意味で捉えるならば意味が通りますが。

fwkk8769
質問者

お礼

確かに「修飾する」という言い方ではあいまいかもしれませんね。「分詞構文で表される内容が、主語に関わるものである」というのもなるほどな、と思いました。 ご回答ありがとうございました。

  • biwako1215
  • ベストアンサー率13% (177/1302)
回答No.1

このバイリンガルの新聞編集者の言っていることは よく分かりませんね。(2)はまあいいでしょうが、 (1)は「文頭の分詞構文は直後の名詞を修飾する」 は意味不明ですね。直後の名詞というと、the castleのことなら、直後ではないし、意味的にも つながらない。we という代名詞ないし主語を云々なら(2)と同様、一応了解できないことはないですが....

fwkk8769
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 (1)の「直後の名詞」というのは文脈(前後関係)からwe という代名詞ないし主語を指しているようです。

関連するQ&A