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report on the dotted lineの訳し方を教えてください。
こんにちは。 会社でビジネス文書を和訳しなければならない仕事があり、どうしてもわからない部分がありますので教えてください。 'Reporting on a Dotted Line' という表現があり、直属の上司にはdirectly report をしますが、その案件に関する別の部署の責任者にはdirect ではないが報告する、という意味合いだと思うのですが、すっきりした日本語表現がみつかりません。 Dotted line の意味としては、一般の辞書に出てくる「点線」「完全合意には至らない」とは当然異なります。英文ではわりと目にする表現だと思うのですが・・・どなたか適切な表現を教えてください。 よろしくお願いします。
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- hohokus
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まず、wassermanさんの想像する「直属の上司には・・報告する」という意味合いは、正にその通りです。ただ、漢字できちんと書けるような訳語は確立されていないと思います。その組織の実態によって、少しずつ言い回しは変わると思います。一般的には「・・の案件に関しては、直接報告する義務はないが○○に報告することになっている」というような言い回しになるかと思います。 辞書で言う「点線」も決して不適切ではなく、「直接的な、明確な指揮系統」であればstraight lineであり、この場合のような、「非直接的系統」であれば、正に「点線」での指揮系統、という意味になります。組織の説明では、よく登場する言葉です。
1つ末尾につけ加え忘れました。 reportingは報告とかレポートの用法ではない場合、企業内の命令系統という意味で訳されるといいかと思います。 reporting lines 指揮命令系統(企業内の) reporting relationships 社内の上下関係 その文章の前後を見ないとわかりませんが、 directly reporting だったら、直属系統 dotted-line reporting だったら、 関連系統、別系統 など
お礼
No.1&2 と、ご丁寧に説明していただき、大変助かりました。ご紹介いただいた首相官邸の資料もとても参考になりました。今回の私の要件と意味合いがとても似ていると思います。 前後の文脈をよく考え、適切な表現を考えてみます。どうもありがとうございました!
想像になりますが、いくつか英語サイトをみると次のようなケースをさしているのではないか、と思いました。 1つは、前提条件として企業や組織の組織図(フロー図)のようなものがあり、そこに実線で示されたダイレクト系統と、点線で示されたサブ系統(もしくは別系統)があり、その点線に沿って報告する、というもの。 もう1つですが、10年ちょっと前にビジネスを把握する考え方として「Line-Staff(ライン-スタッフ)」というものがありました。 これはどの企業も、企業目的とする主たる業務を直接担当する部門(ライン)とそれを支援、管理、補佐する部門(スタッフ)に分かれているというものでした。 例えば、生産や営業はライン、総務や管理部はスタッフなど。 現在はこれがもっと発展していると思いますが、大企業は主たるライン部門は実際にline(実線)として考え、スタッフ部門もしくは別系統を、dotted-line(点線)と考えているのかもしれません。 下記首相官邸のホームページに、司法制度改革推進本部の資料で、2番目の「資料5-2」にGEがプレゼンした資料があります。 http://www.kantei.go.jp/jp/sihouseido/kentoukai/kokusaika/dai5/5siryou_list.html GEの法務部の組織に関して、17ページに > 各国のゼネラル・カウンセルとリード・カウンセルは、所属するビジネスの経 > 営者の指揮系統に属し、同時に、「点線」ライン(“dotted-line report”)と > 呼ばれる法務内の指揮系統ラインに属する。 とあります。 一法務部の組織でも、2本立ての指揮系統が採用されているようです。 もしそうだとすると、英語のカテゴリよりも企業統治に関するものなので、ビジネスカテゴリになるのかもしれませんね。
お礼
ご回答を読んで、信頼できる後ろ楯をいただいたみたいで何だか安心しました。 大体意味はわかるけれども、日本語ではこう、という決まり文句の訳語はないんですね。 とても参考になりました。 どうもありがとうございました!