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エーテルの%選択性とは?
- 環状ペンタエリトールホルマールのモノアリルエーテルの61%選択性は、環状ペンタエリトールホルマールの56%転換率で得られる。
- 「・・・%選択性」の化学的意味を教えてください。
- エーテルの%選択性について説明します。
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No.2 の補足です。 selectivityは「選択性」と訳します。 何種類かの反応が起こりうるとか、反応点が何カ所かある場合に、目的とした反応のみが起こったものの割合のことを意味します。 私の間違いでなければ、cyclic pentaerythritol formalには2個のOHがありますので、その内の一方がアリルエーテルとなったものが61%で、両方がアリルエーテルになったもの、その他の生成物が残りの39%ということだと思います。
その他の回答 (2)
どういう風な反応が行われているのかわからないので誤解があるかも知れませんが、普通に読むならば以下のようになります。 「cyclic pentaerythritol formalを56%のconversionで反応させたときのcyclic pentaerythritol formalの monallyl etherの選択性は61%であった。」 conversionというのは原料の内の反応した割合ということですので、56%が反応し、残りの44%が未反応で残ったということです。 また、反応した56%の内の61%がmonallyl etherであったということです。 要するに、 未反応のcyclic pentaerythritol formal:44% monallyl ether of cyclic pentaerythritol formal:56x0.61=34% それら以外:100-44-34=22% ということになると思います。 なお、monallylはmonoallylではないかと想像しますが本質的な問題ではありませんね。
お礼
ご回答ありがとうございます。なるほど、文章全体の化学的意味は分かたような気がします。しばらくじっくり考えて見ます。selectivityは、日本語としては、何と訳せばよいのでしょうか? なぜ、selectivity(選択性、選択率?)という用語が用いられるのでしょうか? なお、monallylはmonoallylと同義と思います(私には判断できませんが)。インターネット(英語)で調べたところ、両方の表現がされています。
- renuin
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自信ありませんが・・ 選択性というのは、 ある一つの化学反応から 複数の物質が生成する可能性があるときに 全体のうち何パーセントがその物質になるか、という 意味ではないですかね。
お礼
ご回答ありがとうございます。そうですか。そうすると、「選択性」というより、「占有率」(もっと良い表現があるかもしれませんが)という意味になるのでしょうか?「選択性」というより「選択率」と訳すべきなのかもしれませんね。 できれば、なぜ「選択性」または「選択率」(?)(selectivity)という表現になるのか、化学的な理由を知りたいところです。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。ご丁寧な説明で、良く分かりました。