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語句の用法
「~すべき」か、それとも、「~するべき」 どちらが正しい用法なのか教えて下さい。
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べきは「べし」の連体形です。 「べし」は、ラ変以外の動詞には終止形に接続します。(ラ変のとこは連体形) さて、「~する」は、そのもので動詞または、さ変動詞の一部です。この場合、終止形は、「する」ですから、 「~するべき」 となります。 では、「~すべき」はなにかといいますと、「する」にあたる文語(古語)の終止形は「す」なのです。 ですから、文語表現では、「~すべき」になり、 口語表現では「~するべき」となります。 つまり、どちらも正しいですが、「~すべき」を使うと、やや固い(古めかしい)雰囲気になります。 また、古くからある慣用表現(ことわざ、成句など)の場合は、「~すべき」「~すべし」などを使うことが多いでしょう。
お礼
文法上からの的確な理路整然としたご説明に納得しました。本当に有難うございました。
補足
文語表現と口語表現との違いで、用法の間違いではないと。いうことを確認したいと思います。