制限とか非制限という用語を見ると分かりにくい気がします。
少なくとも私は未だに混乱します。
なぜそれが"制限"という名称なのかという点で。
「コンマ(カンマ)があるかどうかで意味が変わってしまう」というやつですね。
カンマがあるほうは、and (そして)などで置き換えられることが多いとのこと。
「何々の何々」(カンマなし、制限用法)
「何々で、そして、何々」(カンマあり、非制限用法)
の違いでは。
(大雑把過ぎますか・・・・)
スペースアルクの文法説明のコンマの打ち方に以下のような内容がありました。
http://www.alc.co.jp/eng/grammar/kaisetsu/grammar17.html
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1) 非限定用法の修飾句や同格の単語、フレーズなどを区切るとき
非限定用法、同格(言い替え)の部分であることをはっきりさせるため、コンマを打ちます。
非限定用法か限定用法かは、その部分がなくとも基本的意味・内容が変わらない場合(非限定用法)か、それとも「どの人・物」かをはっきりさせるうえで不可欠の情報を伝えている場合(限定用法)かで決まります。
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なんか「限定」の意味が分かったような気がします(^^;
『オズの魔法使い』の最初のほうに
Dorothy lived with Uncle Henry, who was a farmer,...という部分があります(本当はもう少し長い文ですが省略)。
「ドロシーはヘンリーおじさんと住んでいた。おじさんは農民でした」
という意味だと思います。
...Uncle Henry, and he was a harmer.
非限定用法(非制限用法)ですかね。
「農民だった」が無くても「ヘンリーおじさん」に変わりはない。
コンマなし
「どの人・物かをはっきりさせるうえで不可欠の情報を伝えている場合(限定用法)」だと、
Uncle Henry who was a farmer
「農民であるヘンリーおじさん」
ヘンリーおじさんが何人かいて、他に「銀行員であるヘンリーおじさん」や「教師であるヘンリーおじさん」がいるかもしれない。
その中で、「農家をやってるヘンリーおじさん」ということなのでしょう。
実は私も学習中なので「自信なし」です。
自分はこんな風に考えています、ぐらいのレベルです。
※使用例で覚えると理解しやすいような気がします。
オズの魔法使いの中でこういう書き方をしていたなあ、というような。