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てにおはのない日本語と英語の印象
以前にも、てにおはについて多くの貴重なご回答を頂いたのですが、日本語では、てにおはを除いた喋り方は幼稚な感じか、あるいは粗野な感じがすると思いますが、英語では、てにおはが日本語で持っている役割は何が代わりに行っているのでしょうか。話される内容も大きな要素でしょうが、何か別のものがあるのでしょうか。余り意味のある質問ではないかもしれませんが・・・もしなにか教えていただければ幸いです。
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一つは格です。主格なら「…は」,目的格なら「…を」というふうに。もっとも,現在の英語では,人称代名詞を除いて,主格も目的格も,ただ名詞を表すときと同じ単語を用いますが,ドイツ語などでは,今でも格によって名詞の形が変わってきます。そこで,語順が重要になってきます。動詞の前なら主語というふうに。これも構文によって必ずしもそうではありませんが。あと,前置詞もそうだと思います。ofなんかが代表的です。その他,接続詞も含まれると思います。いずれにせよ,両語の違いを認識しながら学習する必要があるでしょう。後にどのような語が続くかによって動詞が語形変化する日本語と,時制・主語との呼応によって動詞が語形変化する英語という根本的な違いがあるように,簡単には説明できないでしょう。
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- esistdas
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> てにおはでも許されるようですが(広辞苑第3版) 本日書店にて広辞苑第五版を開き、「てにをは」の項を見ましたら「てにおは」が許される旨の記述は皆無でございました。詳細を補足ねがいます。
補足
私の所蔵している広辞苑の見出しに「てにお〈を〉は」とありますので、てにおはも許されると思ったのですが,別に、てにおはが正しいと主張するつもりもありませんので、今後、使わないようにします。
- esistdas
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まず、「てにおは」ではなく「てにをは」ですね。基本中の基本ですので、これからはくれぐれもお間違えのなきよう。 さて、これまでにも何度か回答させていただいていますが、今回も失礼します。 まず、日本語の「てにをは」、すなわち助詞(格・接続・終・係などありますが)が、英語ではどのように機能しているか。一つには#1さんがおっしゃるように格によって具現するということです。より厳密に言えば、日本語の格助詞が英語の文法格に対応するといえそうです(いちいち検証はしていませんし、「は」は議論になりそうですので対象外ということでお願いします)。格については、サンスクリットが印欧語古来の8格を残していますので、検索されるといいでしょう(フィンランド語などは15くらいありますが、いかんせん語族が違いますので参考にするには苦しいでしょうね)。 もう一つは前置詞です。これに対応させて日本語の助詞を「後置詞」などということもあるくらいです。前置詞は、印欧語族の各言語が格そのものを衰退させていく過程で、これを補うために台頭してきた部分も大きいのが事実です。一部の言語では、前置詞と後置詞が共存しますが、大半はどちらかに絞られると思います。 更に、やはり#1さんが言われているように語順が重要です。特に、格変化をかなり失ってしまった英語では語順に頼りっきりですが、そもそも格変化などもたず、前置詞もあまり発達していない中国語や台湾語、タイ語などは語順が肝です。また、日本語でも助詞を省いた文では、基本語順に従って解釈されると思われます。すなわち、「あの子、私、好きなんだわ」といえば、普通は私が好かれているんでしょうね。
お礼
ご教示有難うございました。てにをはは、てにおはでも許されるようですが(広辞苑第3版)ご気分を害したことをお詫びいたします。
お礼
ご回答有難うございます。中学で初めて英語を習い始めた頃、なんてぶっきらぼうな言葉なのだろうと思いました。その後受験で苦しめられたので英語は高貴な言葉のように思うようになりましたが・・・