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会話の添削
次の会話は自分で想像した場面です。二人は友人同士です。日常での喋り方を基準に、添削していただけないでしょうか。 (1) ーーどうしてケーキを作るのが好きじゃないの。 ーー家で大変そうに作ってるってより、店で買った方ががぜんぜん安いじゃないの。それに、手と服にケーキ作りの白い粉がくっつくなんていやなのよ。 (2) ーー文一:彼はゆうべ夜更かしをしたかもしれないね。 文二:彼はゆうべ徹夜だったかもしれないね。 ーーうん、そうらしいね。彼の目の中に血の糸でいっぱい。 (3)(一人は外国人で、もう一人は日本人。) 外国人:この場合、『〇〇』と言ったらだめなの。 日本人:言うことは言うけど、ネーティブな喋り方ではないような気がする。 日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。宜しくお願い致します。
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(1) ーーどうしてケーキを作るのが好きじゃないの。 ーー家で大変な思いをして作るより、店で買った方ががぜんぜん安いじゃないの。それに、手や服にケーキを作る時の白い粉がくっつくなんていやなのよ。 又は、 ーー自分で大変な思いをして作るより、店で買った方ががぜんぜん安いじゃないの。それに、手や服が小麦粉で汚れるなんていやなのよ。 (2) ーー文一:彼はゆうべ夜更かしをしたかもしれないね。 文二:彼はゆうべ徹夜だったかもしれないね。 ーーうん、そうらしいね。彼の目は充血していたね。 又は、 ーーうん、私もそう思うよ。彼の目は真っ赤だったね。 「目の中に血の糸でいっぱい」の状態の事を「目が充血している」または、「目が赤い」といいます。 (3)(一人は外国人で、もう一人は日本人。) 外国人:この場合、『〇〇』と言ったらだめですか。 日本人:言うことは言うけど、ネイティブな喋り方ではないような気がする。 外国人:この場合、『〇〇』と言ったらだめなの。 話し言葉の場合は語尾を上げる事によって疑問形という事を表す事が出来ますが、「~ですか」の方が発音が多少おぼつかなくても疑問形だと判断できます。 日本語の場合は「ネーティブ」ではなく「ネイティブ」と書く事の方が多いです。ですが「ネーティブ」でも大丈夫です。
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- gekkamuka
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A#4です。やや女性ぽい会話調でしたので、今度は文章風にしてみます。また使った言葉のニュアンスも添えてみました。 (1) 「どうしてケーキの手作りが嫌いなのでしょう。」 「家で苦心してケーキ作りに取り組むよりも、売り物の方がずっとお得でしょう。安いし綺麗だし美味しいし。だいたい台所で奮戦したあげくが手は汚れ放題、エプロンどころか服地まで粉やクリームが飛び散ったりして、結局惨めな思いに陥るのが関の山だもの。」 商品・売り物(うりもの、うりもん)⇔手作り品・自家製の品(しな) お手軽:手軽(面倒な手間をかけない/簡便)に上品な意味の接頭語「お」をつけて、揶揄ぎみに金銭的に見ても得であるという下種(げす)っぽいニュアンスを加味させている。 御覧なさい:「見なさい」の尊敬・丁寧語の補助動詞命令形をとって、「命令の意を敬う気持ちをこめて丁寧に表現する語」(小学館「国語大辞典」)。 敵(かな)わない:気持ちが耐えられない。堪らない。困ってしまう。 できやしない:出来や/しない。 出来や:出来は。名詞「出来」格助詞「は」を崩した会話調。もっと崩すと「できゃ」となる。 しない:「為(す)る」の未然形「し」+打消しの助動詞「ない」。 やんなっちゃう:厭(いや)に成ってしまう→厭(や)に成っちまう→厭(や)ん成っちゃう、などと崩れた口語調に変化。 (2) 「彼、夕べは徹夜したのじゃないかしら。」 「そのようね。何しろ眼全体が血走り状態ですもの。」 お目め:御目目。目の幼児言葉であり女性向きの丁寧語ともなる。「クリクリオメメの世間離れしたオマセ顔」(泉麻人「お子様業界物語」)=クリクリと、いかにも愛らしくて円(つぶ)らな瞳をした、世間の汚濁からかけ離れた、それだけにどこか早熟でおしゃまな面(おも)立ちの子供。 「あんたって今日、おめめがウサギちゃんよ」っておふざけ半分な口調で、やんわりと相手に目の充血のひどさを伝えたりすることがあります。瞳のぱっちりした少女を、オメメちゃんと愛称したりとか。 (3) 「この場合に「○○」という言い方では通らないのかしら。」 「そんなこともないけど、どこかしら違和があってスンナリ通りにくいというか、自然さに欠ける感じがあるような。」 ネイティブとか、あまり外国語っぽい言葉ではなく、通じる⇔通じない、通る⇔通りにくい、自然に⇔不自然さが、流れが素直⇔どこか淀んでいる、流暢⇔テニオハが怪しくて閊(つか)える、など色々な表現もまたお試しなさってはいかがでしょう。
お礼
再びありがとうございます。 崩れた口語調は口語の中に結構ありますね。色々な表現をたくさん教えていただきありがとうございました。大変いい勉強になりました。「クリクリオメメの世間離れした」という修飾語がきれいと思って、気に入っています。 本当にありがとうございました。 * ご回答してくださった皆さん ご回答は大変助かりました。どれでもとてもすばらしくて、非常に役立てました。良く分かりました。厚くお礼を申し上げます。m(_ _)m
- gekkamuka
- ベストアンサー率44% (138/309)
こんな会話もありかなって感じで、あえて翻案してみました。 (1) 「どうしてケーキの手作りに興味がないのかしら。」 「だって、お店から買ったほうがずっとお手軽でしょ。それにおいしいし、好きなのが選べるし。家で始めて御覧なさい、大変よ。手はベタベタで服まで粉だらけなんてとても敵(かな)わないし、それにうまくできやしないんだから情けなくてやんなっちゃう。」 (2) 甲1「彼って、昨夜(ゆうべ)は夜更かししたみたいね。」 甲2「彼、昨夜は徹夜だったんじゃないかしら。」 乙1「きっとそうだよ。目が真っ赤だもの。」 乙2「間違いないわ。お目めがウサギちゃんだもの。」 (3) 外人:「こんなとき、「○○」といったらまずいかしら。」 邦人:「悪くはないけど、どこか流暢(りゅうちょう)さに欠けるというか、聞き手に不自然さを覚えさせてしまうところがある感じなんだよね。」
補足
いつもお世話になっております。 ご親切に教えていただきありがとうございました。ネイティブな表現を拝見して、大変いい勉強になりました。暗誦します。申し訳ないんですが、二箇所についてもう一度お伺いします。 ●それにうまくできやしないんだから情けなくてやんなっちゃう 「できやし」は何でしょうか。「やんなっちゃう」は「やんなってしまう」ですね。「ちゃう」は理解できますが、前につけた「やんなる」は何でしょうか。 ●お目めがウサギちゃんだもの。 「目」の後ろの「め」は入力ミスでしょうか。もともとはいらないでしょうね。
- bentrey
- ベストアンサー率40% (84/207)
No.1の方の回答で充分とは思いますが、多少、意訳した日本語に直して照会します: (1) --どうして「ケーキ作り」が好きじゃないの? --「家で自分が作るのは面倒だし」、店で買った方が「断然」安いからよ。「だいいち、」ケーキ作る時に手や服に白い粉がくっつく「から」嫌なのよ。 (2) --文一:彼はゆうべ夜更かししたかもしれないね。 文二:彼はゆうべ徹夜だったかもしれないね。 --うん、そうらしいね。彼の目は充血していた「からね」。 * 「から(ね)」は、英語のbecauseや「蓋」に該当する、理由・原因を説明する意味があります。 (3) 外国人:この場合、『〇〇』と言ったら駄目なの「ですか?」。 日本人:「言わないことも無いけど」、ネーティブ「の表現」では「ないね」。 * 日本語の確認を外国人に求められていることを想定していますよね。 「言うことは言うけど」=「時々言うこともある」という含意があり、 「言わないことも無いけど」=「滅多に言わない」という含意がある。 特に、ネーティブ(日本語)の表現としては、日本人が違和感を覚えるわけですから、 「無いような気がする」という感情表現を「ない(ね)」と断定表現にしてみました。 「 」の部分を追加又は入れ替えて(置換して)意訳してみました。awayukiさんの日本語は上手いうえ、No.1さんの解説も判りやすいので、僕からの解説は一部を除き省略しますが、多少なりとも参考となれば幸甚です。
お礼
ご丁寧に教えていただきありがとうございました。ネイティブの表現が大好きです。 「言うことは言うけど」と「言わないことも無いけど」の多少微妙なところがわかるようになりました。 本当にありがとうございました。日本語がまだまだです。分からないところがいっぱいです。これからも宜しくお願い致します。
- s_yoshi_6
- ベストアンサー率73% (1113/1519)
(1) ●「家で大変そうに作ってるってより」→「家で大変な思いをして作るより」 「作ってるってより」という言い方は変です。「作るより」でいいと思います。「作ってるっていうのより」または「作るっていうのより」という言い方はしますが、今回の文脈には「作るより」が一番ふさわしいと思います。 また、「大変そうに」という言い方は、自分に対してはあまり使いません。自分以外の誰かが苦労しているのを見て、「大変な様子に見える」というような意味で「大変そうだ」などと使います。今回の場合は「大変な思いをして」などとされた方が良いと思います。 参考:「そうだ」(1の「性質・状態についての見かけからの判断を表す」の意味になります) http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?index=11748000&p=%A4%BD%A4%A6%A4%C0&dname=0ss&dtype=0&stype=1&pagenum=1 ●「店で買った方がぜんぜん安いじゃないの」 かつては「ぜんぜん(全然)」の後には否定文が続く(「ぜんぜん~ない」など)のが一般的で、「全然」ではなく「断然」など別の言葉を使った方が、私としてはしっくり来ますが、下記の3のように、既に辞書にも肯定文に使う用法が書かれていますので、ここではそのままでも構わないと思います。 参考:「全然」 http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p=%C1%B4%C1%B3&stype=1&dtype=0 (2) ●「うん、そうらしいね」 文1や文2に対する受け答えの言葉としては、多少違和感があります。 「そうらしいね」の「そう」は前に述べられた内容を指しています。 前の文が、 「彼はゆうべ夜更かしをしたんだよ」 というものであれば、「夜更かしをしたらしいね」という意味で正しい受け答えになります。 また、前の文が、 「彼はゆうべ夜更かしをしたらしいね」 という伝聞の内容であっても、それに同意するように「そうそう、夜更かしをしたらしいね」という意味で「そうらしいね」と言ったりします。 ただし、 「彼はゆうべ夜更かしをしたかもしれないね」 という話し手の推測の内容に対しては、「そうらしいね」という伝聞の意味の受け答えはあまりしません。言ってみれば「夜更かしをしたかもしれないらしいね」というような、ちょっと変な意味になります。 使うとすれば、それを聞いて「確かに夜更かしをしたように見えるね」という意味で「そうみたいだね」「そんな感じだね」などの言い方の方が良いと思います。 ●「彼の目の中に血の糸でいっぱい」 文の中に主語「~が」にあたる物が見当たりません。 「彼の目の中が血の糸でいっぱい」とするか、「彼の目の中に血の糸がいっぱい」とされた方がいいと思います。 でも、「目の中が血の糸でいっぱい」という表現はきれいですね。単に「彼の目が充血している」という言い方よりずっと詩的で私は好きです。 (3) 「ネーティブ」 「ネイティブ」の方が一般的な表記だと思いますが、ただし誤りというわけではありません。 以上、その他の部分はそのままで構わないと思いますよ。
お礼
いつもお世話になっております。 ご丁寧に教えていただきありがとうございました。「そうだ」は自分に対して使いませんね。大変いい勉強になりました。「~が~でいっぱい」と「~に~がいっぱい」の構文も大変助かりました。「ネイティブ」の件はもう何回も指摘されましたが、恥かしいことに、いつも忘れています。これから気をつけます。 本当にありがとうございました。
お礼
いつもお世話になっております。 ご親切に教えていただきありがとうございました。「目の中に血の糸でいっぱい」の状態のことを「目が充血している」または、「目が赤い」と言いますね。大変いい勉強になりました。「ネイティブ」の件はもう何回も指摘されましたが、恥かしいことに、いつも忘れています。これから気をつけます。 本当にありがとうございました。