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作文の添削(嘘をつく)
日本語を勉強している外国人です。作文の上達を望んでおります。次の作文を添削していただけないでしょうか。特に、文と文のつながりとバランスなどに自信がありません。 「なぜ嘘をつくのがきらいだというと、一つの嘘をついたら、その嘘をつくろうために、また新しい嘘をいっぱいついてしまうわけである。そうすると、嘘がどんどんかさなっているうちに、秒ごとにすべての嘘がばれてしまう恐れがあり、精神面に非常に辛く、ついにストレスがたんくさんたまってしまうにちがいないのである。」 日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現があれば、それも併せて指摘していただければ助かります。よろしくお願いします。
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できるだけawayukiさんの文体を変えないように直してみました。 「私は嘘をつくのが嫌いである。なぜかというと、嘘を一つつくと、その嘘をつくろうためにまた別の嘘を次々とつかなくてはならなくなるからだ。そうして積みかさなった嘘が、何時ばれはしないかと常におびえて暮らすことになり、ストレスがたまってしまうに違いないのである。」 「なぜ嘘をつくのが・・・」文章の始まりとしては唐突です。他にもっと長い文章があって、そこから一部を切り抜いてきた印象を与えます。 まず「私は嘘をつくのが嫌いである。」と一度言い切ると、まとまりがよくなります。 文法的には 「精神面に非常に辛く」->精神的に非常に辛く ですが、冗長になるので省きました。「精神面」は「精神的な観点で」というときに使います」 (例)「精神面のケアと充足」「生活習慣が身体面・精神面に与えている影響」 「嘘がどんどんかさなっている」-->「嘘がどんどん重なっていく」あるいは「どんどん重なってくる」 「どんどん」「たんくさんたまって」の「たくさん」「嘘をいっぱい」の「いっぱい」は口語的で、周りの文章の文体に合ってません。 「一つの嘘をつく」では英語の訳のようです。日本語では「嘘を一つつく」とするのが本来の表現です。 「一つの嘘から始まって」というと正しい文なのでちょっとややこしいですが。 「そうすると」は何を指しているのでしょうか。 その前にある「嘘をいっぱいついてしまう」ですね。 「そうすると」の後につづく「嘘がどんどんかさなってくるうちに、」と同じ意味のことばが重複してしまうことになります。 「そうすると」どうなる、を読者は待っています。 ・「そうして」「嘘がどんどんかさなってくるうちに、」とするか、 ・「そうすると」「秒ごとにすべての嘘がばれてしまう恐れがあり」に一気にいってしまうかです。 「恐れがあり」ではちょっと弱いので、「怯えることになり」などと言うほうがいいです。 「秒ごとに」はあまり聞きません。「いつも」「絶えず」などと言うのがいいでしょう。 こんなところでしょうか。それではがんばってください。
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こんにちは。部分的な添削だけさせていただくつもりでしたが、いざやってみると、細かい訂正をばらばらに施すために、却ってアンバランスな文章になってしまいます。「特に、文と文のつながりとバランスなど」とawayukiさんもお書きになっているので、失礼ながら今回は文章の流れを汲んで、私なりの書き換えをさせていただきました。 A「なぜ嘘をつくのがきらいかというと、たった一つの嘘からでも、その嘘をつくろうために、新しい嘘をいくつでも重ねることになるからです。そのようにして、嘘が後から後から積み重ねられると、いつどこでどの嘘が顕れやしないかと、一瞬として気の休まることはなくなります。精神的にはたいへん辛く、多大なストレスを抱え込むにちがいありません。」 B「なぜ嘘をつくのが嫌いかというと、仮に一つの嘘をつけば、その嘘をつくろうために、次から次へと新たな嘘を重ねることになるからである。嘘は見るまに膨れあがり、どの嘘がいつばれはしないかと、四六時中恐れることになる。精神的には非常に辛く、多大なストレスを抱え込むことは間違いないだろう。」
お礼
いつもお世話になっております。 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。なんだか私のもとの文章がだらだらしていて、意味をうまく表せません。すばらしい例文を拝見して、大変いい勉強になりました。 本当にありがとうございました。
- mannequincat
- ベストアンサー率24% (113/455)
嘘はいや。なぜって一つ嘘をついたら、その嘘を守るのにどうせまた新しく嘘をつかなきゃならなくなるもの。迫られてまた一つ、もう一つときりもなく嘘を重ねて、一つばれたら全部崩れる、あれがばれないかこれが危なくないかと心はあちこちに走りいっときも安まるひまもなく辛い目を見るのはだって、知れきったことじゃありませんか。 ことさら日本語臭く仕立ててみました。尻のほうの「だって」はやや破格ですが工夫のつもり。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。すばらしい例文が大変いい勉強になりました。自分でまだそんな文章が書けないんですが、これを目指してがんばります。 本当にありがとうございました。
- pecalin
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No1,2さんの添削のとおりと思いますが、理由を。 「なぜ」...「か」は係り受けなので、常にセットででてきます。 「わけである」はあまり使いませんが、使うときは結果に重点を置く気がします。「からである」は理由に重点を置きます。 『(私は走るのが嫌いだ。なぜなら、)走ったら、疲れるからである。』 『(私はときどき、遅刻しそうになって、家から駅まで走る。走れば間に合うのだが、あまりいいことではないと思っている。なにしろ、)走ったら、疲れるわけである。(会社に着く前に疲れていると、仕事が進まない。)』 「嘘をかさねる」はよく使う言い回しです。 「秒ごとに・・・恐れがある」は使わないかなぁ。できるだけ近い形で直すと「いつ、どの瞬間にすべての嘘がばれてしまうか、と考えると、どんどん不安になってしまう」とか。No.3さんの言い換えもいいですね。 「精神面に」も少しおかしいですね、「精神面で」か「精神的に」かどちらかしか使いません。 「ついに」は実際に起きたことにしか使わないと思います。この場合は仮定なので使えません。「最後には」に置き換えるといいかもしれません。あと、「たまってしまう」はプロセスなので、「最後には」の後に書くなら「ストレスでいっぱいになってしまう」のほうがいいと思います。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。理由までもご説明してくださって、大変いい勉強になりました。 本当にありがとうございました。
- gekkamuka
- ベストアンサー率44% (138/309)
添削は他の方にお任せして、私なりに類似した文章を考えてみました。 A.どうして私が嘘をつくのが厭(いや)かといえば、いったん嘘をつき始めたなら、それを取り繕うためにまた新たな嘘をと、次々と嘘の上塗りをし続けなければならなくなるからなのです。 その化(ば)けの皮がいつ剥がされるかと思い悩み出すと、もうどんどん不安は募(つの)りストレスが山のように溜まってしまい、とても精神的に耐えられません。 B.私が嘘をつきたくないのは、道義的な理由などといった高尚なものからではなく、ただ単に嘘は実にエネルギーを消耗するし、いつばれるかと気が気ではない辛さがかなわないからです。 一度ついた嘘を、取り繕うために重ねる嘘。そんな偽りの堂々巡りの果ての、バレはしないかと時々刻々苛まれるその辛さにはとても耐えられません。思うまま話し、素直に振舞う方がずっとお気楽であり精神的にヘルシーだと思っています。
お礼
いつもお世話になっております。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。とてもすばらしい例文だと思います。漢字もたくさん勉強できました。大変いい勉強になりました。 本当にありがとうございました。
- boss14
- ベストアンサー率0% (0/7)
日本語を勉強していない日本人です。かるく直すと、こんな感じです。 「なぜ嘘をつくのがきらいなのかというと、一つの嘘をついたら、その嘘をかくすために、また新しい嘘をいっぱいついてしまうわけである。そうすると、嘘がどんどんかさなっていくうちに、秒ごとにすべての嘘がばれてしまう恐れがあり、精神的に非常に辛く、ついにストレスが、たんくさんたまってしまうにちがいないのである。」 でもこの文章だと、意味が分からなくはないですが、すこし違和感がありますね。まず、嘘を付いている人が、嘘を隠すためにストレスを感じているということに、普通の人は違和感を持ちます。僕ならこんな文章にします。 「なぜ嘘を付くのが嫌いなのかと言うと、一つの嘘を付いたら、その嘘を隠すために、また新しい嘘を付いてしまうことになる。そうなると、嘘がどんどんかさなっていくうちに、「いつかその嘘がばれるのでは」と思い、精神的に辛く、罪悪感でいっぱいになる。」 こんなんでどうでしょ?こちらの文章の方が感じがいい人に見られますよ。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。添削と例文が大変助かりました。いい勉強になりました。 本当にありがとうございました。
まずは、添削箇所から。 ----- ..つくのがきらいだというと、 → ..つくのがきらいかというと、 ..しまうわけである。 → ..しまうからである。 嘘がどんどんかさなっている.. → 嘘をどんどんかさねていく.. ..うちに、秒ごとに → ..うちに、次から次へと ..辛く、ついにストレスが → 辛く、ストレスが ---- 添削は以上です。 文章が論理的ですごいですね。感心しました。 二つ目の文章が多少長めですが、問題はないと思いますよ。 では、がんばってくださいね。
お礼
ご親切に添削していただき誠にありがとうございます。大変いい勉強になりました。間違えたところにこれから気をつけます。 応援してくださって、本当にありがとうございました。これからもがんばります!
お礼
いつもお世話になっております。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。細かいところまで、一つずつご丁寧に説明してくださって、大変いい勉強になりました。「そうして」と「そうすると」の違いが以前は知りませんでした。いろいろと本当に助かりました。 応援してくださって、心から感謝します。これからもがんばります。よろしくお願いします。