- ベストアンサー
I’ve got three sisters, and ( ) is quite different from the others.
次の問題はある大学受験問題集にあるものを一部改めたものです。 正しい語(句)を書け。 I’ve got three sisters, and ( ) is quite different from the others. 答えは each となっていましたが、any one of them あるいは any of them あるいは any だけというのはだめでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No. 2 に書き込んだ Shimo-py です。再び失礼します。 ◆まず、回答に対してコメントくださってありがとうございました。 ご指摘のとおり、「any one of you」や「any member of the team」 は自然な表現です。 私の述べた主旨は、any を主語として用いた場合、範囲が限定されず一般論になるというものです。 ご指摘いただいた語句になると、範囲の限定が生じていますね。これは of + ~ によるもので、of と共に用いることで範囲を限定した表現になるのです。(これは「母集団を表すof」とか「部分のof」といわれています。) ただし、of + ~ を付したとしても、any 自体には限定のイメージはなく、「~のうちの誰であろうと+【一般論】である」という意味になり、今回のような「Bに対してAである」というケースではふさわしくありません。 (例)Any member of the club has to obey these rules. 「このクラブのメンバーは誰であろうとこの規則に従わねばならない」 ◆さて、補足説明を2つさせてください。 ◆1◆もとの英文とは意味が異なりますが、any one of ... を使うとしたら、次のような英文が考えられます。 I’ve got three sisters, and I am quite different from any one of them. (3人の姉・妹がいるけど、わたしは誰とも似ていない) ◆2◆今回の例文のように【相互関係】を表す場合、「どの○○も、他に対して××だ/する」という表現で、主語に○○をもってくる場合、each と the other(s) に分けて論じるのが適しています。 「お互いに」という表現の each other ってありますよね。これとのつながりで考えてみてもいい。 「彼らは互いに話しています」という英文は、 They talk to each other. ですが、 同じ内容を「各自がその相手と話をしている」という捉え方をして表せば、 Each talks to the other. となるわけです。 ◆最後に。 No. 3の回答を寄せてくださった coolpupilさんの「 one も答えなのでは」という案を読んで、なるほどー。鋭い! と思いました。 これは文脈によりますね。 He has two children. One lives in Japan, and the other lives in China. のような言い方でしょう? 指示文が「正しい語(句)を書け」だから、その可能性はありますね。詳しい話がこれから続く、物語文の流れと考えれば、文法的に one は可能だと思います。 any か each か、ということばかり考えていましたもので……いやー気づかなかった! coolpupilさんにざぶとん一枚! (←違うって)
その他の回答 (3)
こんにちは。若干横やりのようで申し訳ないのですが… 初めに質問文を読んだ時に、「あぁ、oneだな」と思ってしまいました…。「これから、3人の姉妹のうちの一人の話でも始まるのかな?」ってカンジで…。でも、確かに、eachで良さそうですね。 でも、oneは不可能なのかな…。
お礼
なるほど、思いつきもしませんでした。ありがとうございます。
- Shimo-py
- ベストアンサー率61% (170/275)
◆No.1さんのご回答の内容は、残念ながら誤りです。 some は使えません。一番単純な理由は、is が続いるからです。また some は意味としても不適です。ここで some を使えば、不特定の人を指してしまっておかしくなります。 ◆正解としては each か、each one of them もしくは each of them になると思います。 Each is quite different from the other two. (どの一人をとっても他の二人とは似ていない) ◆この場合での each と any の差は、「言及する対象の範囲」に基づいていると思われます。 any が主語になるのは、特殊なニュアンスを出すときですよね。 any を主語にするときは 「どんな~でも○○だ」あるいは 「どの~だって構わない」 という意味のことが多いようですが、 それは何か一般論を述べるときであって、 言及対象の範囲がほぼ無制限な場合ではないでしょうか。 Any fog will clear by noon. 「どんな霧でも正午には晴れるものだ」 Any book will do. 「どんな本でもいいです」 Any child can learn to swim. 「子どもは誰でも泳げるようになる」 Any bed is better than none. 「どんな寝床でも、ないよりまし」 多くの場合、この用法では法助動詞とともに用いられます。 ◆対象が無制限でなく、ある程度限定されている場合(たとえばクラスの生徒たち、特定の学校の生徒たち等)で、個々のケースを取り上げて、どれをとっても…という場合は each になると言えるでしょう。 言及の範囲は、今回のご質問の例のように明確に限定される場合もあれば、文脈上ばくぜんと限定される場合もあります。 Each person in turn went to see the doctor. (ひとりずつ順番に医者に見てもらいに行った) この場合も、常識的に言及の範囲が限定されているわけです。
お礼
早速のご回答をありがとうございます。 anyは一般論を述べるときに用いる、というのがどうもキーワードのようですね。ただ、anyが「言及対象の範囲がほぼ無制限な場合」というのはどうでしょうか。any one of you なりany member of the teamという表現はきわめて自然なのではないでしょうか。
- utf7
- ベストアンサー率29% (11/37)
まず肯定文に対しての言葉なので、「any」は誤りです。使うなら「some」です。 ここで注目するのが( )直後の動詞ですが、「is」となっていますよね。 もしここが「are」であれば、fwkk8769さんがお考えの回答も当てはまる可能性はあります。 ですがsomeとanyは複数扱いですので、答えからは外れます。 またeachは単数扱いであることに注目すると、ここはeach以外は入りません。
お礼
早速のご回答をありがとうございます。 ただ、「肯定文に対しての言葉なので、『any』は誤り」というのはどうでしょうか。anyを肯定文で「どんな(任意の)~も」という意味で用いることはよく知られていることです。また、anyの単数表現が可能なことも同様だと思いますが。
お礼
昨日今日と外に出ておりましてお礼が遅くなりました。 ご丁寧な解説に感謝します。とっても勉強になりました。一般論、あるいは原則論という考え方と、each と other の対立的表現法ともにそうです。