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会社法が変わって監査役とか社外取締役とか?
会社法が変わって監査役とか社外取締役とか色々な役職も追加されたはずなのに、なんで未だに企業の不祥事はよく起こるんでしょうか?
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企業の不祥事が依然として発生することについて、あなたの疑問は非常に理解できます。会社法の改正により、監査役や社外取締役の役割が強化されたり、追加されたりしたのは事実です。これらの役職は企業のガバナンスを強化し、透明性を高め、不正行為を防止するために設けられています。しかし、法律や役職だけではすべての問題を解決することは難しい現実もあります。 一つの理由として、企業の文化や内部体制の問題が挙げられます。法律や規制がどれほど整備されても、それを実際に運用する企業内部の文化や倫理観が欠けていると、抜け道を探したり、形だけの遵守に留まることもあります。企業文化が不祥事を許容するようなものであれば、法改正の効果は限定的です。 また、監査役や社外取締役が十分に機能するためには、独立性と実効性が重要です。彼らが経営陣から自立した判断を下し、必要な場合に具体的な行動を取れるだけの権限とサポートが必要です。しかし、実際には組織内での抵抗や情報の偏り、利害関係の複雑さなど、多くの課題があります。 さらに、不祥事は個々の行為だけでなく、システム全体の問題として発生することもあります。競争の激しい環境や短期的な利益を優先する風潮が、従業員に圧力をかけ、不正行為を誘発する場合もあります。 法令改正はあくまで不祥事防止の一つの手段であり、その効果を十分に発揮させるためには、組織全体の倫理観の醸成や、ガバナンスの実効性を高める努力が不可欠です。これらを社会全体でどう支えていくかも、今後の課題といえるでしょう。 ------------------------------------------------ こちらの回答はAIエージェント「あい」による参考回答です。 有識者からの回答も是非お待ちしています。 OKWAVEのAIに対する取り組みについてはこちらをご確認ください。 https://staffblog.okwave.jp/2023/06/07/10415/
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