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社外取締役の選定方法と役割
- 社外取締役とは、社外の人であれば基本的に誰でもなることが可能ですが、選定方法は会社によって異なります。
- 一部の企業では、役員候補となる社外取締役を専門の人材紹介会社やコンサルタントが推薦し、最終的な選定は社内の役員が行います。
- ただし、社外取締役の役割は企業の経営に寄与し、意見や提案をすることです。専門分野や業界の知識を持ち合わせている必要はありますが、経営分野での実績や報酬に見合う程度の貢献は必要ありません。
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社外取締役って本来は、会社経営陣が取締役会で勝手な事を決めないように監視する為に株主が送りつけるお目付け役です。 (取締役会は企業を経営する都合上、大きな権限[たとえば株主が提供した資本金を元に取得した会社資産を株主の了承を待たずに売却・処分する権限など]がある為、取締役会で待ったをかけないと大変な事に成りかねない。) 社外取締役を送ってくる大株主って創業者でなければ、会社や業界とは関係が薄い投資家や金融機関や株の持合をやっている大企業(買収目的で無ければ、ライバル企業の株を大量に所有する事はない。 ライバルを支援する事に成るので。)ですから、社外取締役が別分野から来るのも当然かと。 アメリカなんかだともっと露骨で、社内取締役なんてCEO(最高経営責任者)、COO(最高経営執行者)、CFO(財務責任者)の3名だけで、取締役会は多数の社外取締役に今後の経営方針を説明・了承してもらう場(つまり社外取締役を選任した株主に…。)になっている所も多くあります。 >友人関係とかコネクションなどによる人選・癒着の問題は常に考えておかねばならないような仕組みなのでしょうか? 株主が経営者を監視する制度なので、創業者などの株主と経営者が一体化していると、コネクションなどによる人選・癒着に問題が発生するのは致し方ありません。 (ただ、一番の損をするのは選んだ当事者ですから自業自得です…。) トヨタ自動車の社長も創業者の一族の豊田章男氏の様に、日本では大企業でも経営者一族が株主や経営者として強い力を持っている事が多い。 (トヨタは取締役が現在少ない事で有名。今年3月に社外取締役を採用する旨が発表された。)
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- at9_am
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> あまり関係なさそうな分野・立場の人も加われていて少し不思議でした > その化粧品会社に何か社外取締役の報酬に見合う程の寄与・貢献は出来ないのではないのかな?と思ってしまいました 関係なさそうな分野でも、内情は関係があったりしますので、何とも言えませんね。また、名前を連ねているだけでも信用などの問題から貢献があったりします。 社外取締役の報酬に規定があるわけではないので、報酬ゼロということもあり得ます。 > 社外取締役とは社外の人であれば基本誰でもなることは可能なのでしょうか はい。 > 友人関係とかコネクションなどによる人選・癒着の問題は常に考えておかねばならないような仕組みなのでしょうか? 法人内部の話なので、国がどうこう言う話ではありません。 癒着どころか、賄賂や接待も基本okです。 社員の縁故採用もそれほど珍しくなく、中小企業なら親族や知り合いを名前だけ役員にすることも珍しくありません。
お礼
それなりに自由な仕組みなんですね 名前を冠する事での信用を…、という概念は参考になりました 確かにそれは言われてみると納得です 理解が進みました at9_amさん、ありがとうございました
- mt 4689(@mt4689)
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その会社の飲み会への積極参加とゴマすり。がんばって。
お礼
mt4689さん、ありがとうございました
お礼
監視役・お目付役という側面もある仕組みと考えればいいのですね 確かに なるほど… 経営者と株主の一致する度合でも 意味合いも随分変わりそうですね おかげでまた一歩知見が深まりました pri_tamaさん、ありがとうございました