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代数学の質問
体Lを体Kの有限次拡大とします。このとき、 Lの有限個のK上代数的な元α1,α2,…αnで、 L=K(α1,α2,…αn)となるように取る事ができる事の証明を教えてください。 α1,α2,…αnがK上代数的なら、 K[α1,α2,…αn]=K(α1,α2,…αn) となる事はわかっています。
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体論に関する質問をいくつかしていますが、本を少なくとも一冊買った方がよい気がする。その方が体系的に理解が出来る。松坂「代数系入門」(岩波)とかでもいいと思う。 本問に関しては、要は有限拡大は代数拡大である、ということ。 LのK上の基底を{a[1], a[2], ..., a[n]}とおけば、K = K(a[1], a[2], ..., a[n])であるが、この時a[j]は全てK上代数的である。 というのも、仮にとあるb = a[j]がK上代数的でないなら、1,b, b^2, b^3, ...., はK上一次独立だから、 Lの部分体 K(b)が既にKの無限次拡大になってしまう。
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