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2重積分について
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- tmppassenger
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あれ、本で書いてあるの、不等号逆かな? Δ[1]≦Δ[2]は、普通Δ[2]はΔ[1]の細分(つまりより細かい)の意味なので、S_の方は細分の方が増加するので、本の不等号は逆ですね... (でないと、その下で S_の「上限」を取る、との整合性が取れない。細分の方がS_ の値が増加するので、だからより細かい分割を取って、上限を考える) 因みに杉浦「解析入門I」(東大出版)の方は、不等号が私が書いたものとあってますね(IV章 命題 3.1 2) )
- tmppassenger
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うーん、別段難しくないですけどね... ◯ 先ず、実数体の空でない有界な部分集合 A[1], A[2], ..., A[n] があった時、A = A[1]∪A[2]∪.....∪ A[n] として、1≦j≦nに対し、 * inf A[j] ≧ inf A が成り立つのはいいですよね?(要は言葉で書けば、部分集合の下限が、元の集合の下限を下回ることはない) ◯ で、△[1] のある区間 I[k] が、△[2] で J[m[1]], J[m[2]], ...., J[m[L]] に分割されたとします。 i.e. I[k] = J[m[1]] ∪ J[m[2]] ∪ ... ∪ J[m[L]], 且つ J[m[i]] たちは、内部を共有しない とすると、m(P) = inf{ f(x,y) | <x,y>∈P} 、v(P)をPの体積とすれば、 m( I[k]) v( I[k] ) = m( I[k] ) [ Σ[1≦i≦L] v(J[m[i]]) ] = Σ[1≦i≦L] m( I[k] ) v(J[m[i]]) ≦ Σ[1≦i≦L] m(J[m[i]) v(J[m[i]]) となるので、△[2] の方が、[S_]_I の値が△[1]の値以上になることが分ります。
お礼
早急な対応ありがとうございます! 丁寧な回答助かりましたm(__)m 自分なりに考えてた時も少し違和感あったのですが、やっぱり不等号違うぽいですよね……参考書でこういったミスあるんだと驚きました笑