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規格直交化されていない状態|i>について
- 規格化も直交化もされていない独立な状態|i>(i=1,2,…,n)について<i|j>=g_{ij}とすると、|i>(g~{-1})_{ij}<j|=1となることを示せという問題なのですが、こたえをみたら添付画像のようにかいてありました。
- 規格直交化するためには、ノルムが1であり、互いに直交する状態ベクトルを作成する必要があります。
- しかし、規格化も直交化もされていない状態|i>では、<i|j>=δ_{ij}(i,j=1,2,…,n)やΣ_{i=1}^n |i><i|=1という等号は使用できません。そのため、問題の主張について自分で考える必要があります。
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>問題と解答には書いてなかったんですが、これって >Σ(i,j,m,n)が省略されて書かれていた、と考えていいのでしょうか? |i>G<j|が行列の形をなすには、Σがないといけませんね。 ただ、|i>G<j|を行列の成分 G_{ij}と見ることもできます。 実際、(2)の計算でクロネッカのδが出てくるところでも 積:g{jm}G{mn}が単位行列となれば、その成分は δ{jn}で表されます。 対角成分(j=n)ならば1、非対角成分(j≠n)ならば0ということです。 行列そのものの演算というよりも、行列の成分で演算を示していると 見た方がわかりやすいかもしれません。
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- naniwacchi
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定義にしたがえば、導けると思います。 表記が複雑になるので、以下のように置くことにします。 g_{ij}= g{ij}、g^{-1}_{ij}= G{ij} すると、添付の第1式は以下のように書けます。(k,lの代わりに、m,nとします。) |i> G{ij} <j|m> G{mn} <n| (1)真ん中の <j|m>を g{ij}の定義から書き換えます。 = |i> G{ij} g{jm} G{mn} <n| (2)Gと gは逆行列の関係になるので(g^(-1)とgの関係)、 Gg または gGは単位行列になります。 よって = |i> G{ij} δ{jn} <n| (3)クロネッカのδが出てくるので、 = |i> G{ij} <j| 元の式は |i>G<j|と|m>G<n|の形の積であり、結果が |i>G<j|の形になるので、 零行列でなければ単位行列になるということです。 ※最後に、ブラケットの演算は物理カテの方が反応がいいかもしれません。
補足
問題と解答には書いてなかったんですが、これって Σ(i,j,m,n)が省略されて書かれていた、と考えていいのでしょうか? そうでないとnaniwacchi様のご回答は成り立たないですよね。 元の式は |i>G<j|と|m>G<n|の形の積であり、結果が |i>G<j|の形になるので、 零行列でなければ単位行列になるということです。 →ここに気づくのがポイントですね。 m,nだけではなく、i,jに関してもΣが入っていないといけない、 とnaniwacchi様はお考えでしょうか? お考えをお聞かせいただければ幸いです。
お礼
ありがとうございます。Σがない前提でやっちゃっていたものですから。 それに添付の第2式のlはjの間違いのようで、ミスプリみたいですね。 ありがとうございました。