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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:遺言書さえ書けば、何でもかんでも許されるのか。)

遺言書さえ書けば、何でもかんでも許されるのか

このQ&Aのポイント
  • 父の不倫が原因で生後間もなく両親が離婚し、母に育てられた。父は養育費を支払わずに逃げ得し、不倫相手との結婚後に亡くなった。遺言書により財産は愚弟に相続させられたが、愚弟は不正行為を行っていた。質問者は養育費や愚弟の行為を考慮して相続財産を請求することができるか検討している。
  • 質問者は過去に相談した弁護士から不公平な判断を受け、別の弁護士に相談した。相手が脅迫や恫喝をした証拠が存在し、法テラスを利用できない経済的な困難もある。質問者は公平な法解釈を求め、過去の判例についての情報を探している。
  • 質問者は現在地裁で裁判中であり、最高裁まで争うつもりである。遺言書至上主義の考え方に反対し、欠陥法律の是正と新たな法解釈の判例を求めている。質問者の弁護士は最高裁まで協力すると話している。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

かなり長文になることをご容赦ください。 あなたも私と同じく、人生が生まれた時からハードモードですね。しかし、これは様々なめぐり逢いや突発的な事情によって、またはあなたの父親のように人倫にもとる行為によって 引き起こされたものであって、あなたや私には何ら責任はありません。 あなたが大学にまで行かれたことに驚嘆し敬意を表します。一重にあなたの弛まない努力とお母様の尽力の賜物に他なりません。 あなたの境遇は私のそれに近いものがあります。私の両親は私が生まれてまもなく父親が病気になり女手だけでは家計を支えられず、やむなく協議離婚をして父親を実家に帰しほどなくして病気で亡くなりました。 もちろん財産分与や養育費の取り決めもなく、以後は、祖母と母と幼い姉と私の四人で肩寄せ合って暮らしましたが、貧しいながらも楽しい我が家であり、幼少期は自分がハードモードの人生であることに思いが至りませんでした。 私が小学校低学年の時に母が体調を崩したため生活保護を申請しましたが受けられませんでした。当時は民生委員と昵懇の人くらいしか受けられなかったようです。高校2年生になって初めて自分が母子家庭で、働き詰めで当時体の弱かった母親を守らなければならず、大学にはいけないことを悟りました。高校卒業後、住宅のセールスマンとなって家計を支えてきましたが向学心が消えることはありませんでした。4年間のサラリーマン生活と3年間の自宅受験勉強を経て学費の安い国立大学に入学し、食住費の安い学生寮に入りました。 それでも大学生活はあなたと同じく貧しく、他の学生が学業に専念して余暇に麻雀をしているのを横目に見て、生活費を稼ぐべくアルバイトに明け暮れました。 尤も、あなたの父親は健康で公務員生活を送り第2の家庭まで築いて順調に人生を送ってこられたようですが、その父親の脳裏にあなた方のことは全く浮かばなかったのでしょうか。今では知る由もありません。確かに傍から見てもあなたの父親は人でなしと言っても差し支えないでしょう。父親の築いた第2の家族は、あなた方の生活を貧しいままに、養育費支払いの責任からも逃げて、あなた方家族を踏み台にして成り立った砂上の楼閣であったと思います。だからこそあなたの言われる愚弟が人間としてまともに成長できなかったのです。因果は巡ります。 昔は離婚しても子供の養育費を払うような男はほとんどいませんでした。例え、払ってもせいぜい1~2年払えば良いほうで、その状況はつい最近まで続いていました。 そのような実情を踏まえて、近年、法整備が行われ、相手の給料を差押えて定期的に養育費を給付させることも可能となりました。 なお法律上、昔は遺言が絶対とされていましたが、現在では相続人全員の合意さえあれば遺言と異なる遺産分割も原則として有効とされています。ですから、遺産分割協議後に遺言書が見つかった場合でも、相続人全員の合意で遺産分割協議の方を優先させる事もできます。 また、遺言書があったとしてもあなたの遺留分を侵害することはできません。 私事ですが、協議離婚後の父方の 祖父は、私の幼少期に一度も私に会いに来ませんでしたし、何らの援助もなかったので少し恨んでいました。その祖父が亡くなり、父親の実家の相続に関して私は代襲相続権を持っており、実家の祖父が亡くなって間もなく叔父さんが一升瓶1本をぶら下げて私を訪れ分割協議書へのサインを求めてきました。当時私は大学を卒業して、或る国家試験の合格を目指して安アパートを借りてアルバイトをしながら受験勉強をしていました。その署名の際に叔父はサインをしてくれたら後で50万円を渡すと言っておりましたが未だに受け取っていません。 世の中には低劣な人間が一杯いますが身内にこのようなものがいると少し悲しくなります。 私は彼らを反面教師として生きて行こうと決意しました。あなたは、低劣で非道な父親が残した遺産を本当に欲しいのでしょうか。不倫による離婚の際に、相手から例え財産分与や養育費を払うと言われたとしても、妻として女性の誇りにかけて、意地でも受け取らないということもあります。 なお、養育費支払請求権は5年で消滅時効にかかります。 また遺言は遺言能力さえあれば例え極悪非道な人間であっても有効に行うことができます。 話は変わりますが、心理学的には 他人への憎しみは脳がそれを他人へのものとは認識せず、自分への憎しみに変わるようです。ですので、その憎しみをバネにしてエネルギーに変えて自分のやりたいことに昇華させてください。 たとえ裁判で勝ったとしてもその憎しみは消えないと思います。その憎しみを表に出さず己が心に沈殿させてそれをエネルギーのマグマに変えて、憎しみを昇華させることが 己が心に平和をもたらす唯一の解決策だと思います。私は法律が弱者の味方ではないことに義憤を感じ、法律を自分と弱者の味方にするべく法律実務家となりました。 あなたが希望するような公序良俗違反による遺言の無効は滅多に裁判所は出しません。それは例外中の例外なのです。公序良俗違反を 裏付けるような証拠も容易には見つかりませんし、裁判所もそのような判決はまず出しません。 遺言書の無効判決は主に遺言者の遺言能力がなかったことによるものがほとんどなのです。

bmwm5
質問者

お礼

 長文でご丁寧なご回答に衷心より感謝申し上げます。法律実務家とのことですが、当方の事情にご理解をして下さり、ありがとうございます。確かに私は、父への怒りと憎しみを抱えながら今日まで過ごしてきました。母への仕打ちは絶対に許すことができません。現在、経営者として経済的にも心理的にも充実した生活を送っています。ですから相手側が依頼した行政書士の言われるままに何も要求せずにすぐに遺産分割協議書に判を押し、それで父との関係は終わりにしました。いい加減な遺産分割協議書でしたが・・・。  しかし被相続人の遺言書が出たことにより、愚弟の下劣な態度(話し合いはしたくないのですぐに提訴すると知人の行政書士に再度依頼したのです)に怒りを抑えることができませんでした。「親父の未払いの養育費は、俺とは関係ね~よ。」と電話で行政書士に言ったそうです。その一言を聞いて、私は、怒り心頭に達し徹底的に裁判で争うと決心しました。公序良俗違反の解釈があまりにも偏った判例ばかりですので遺言書を行使する権利の制限を求めて最高裁まで争う覚悟をしたのです。当方が依頼した弁護士先生は、私の心情を理解して下さり、最高裁までお付き合いして下さるとおっしゃってくださいました。その弁護士先生も母子家庭でご苦労された方でした。ですから私は、遺言書の効力は義務と責任を果たして初めて発揮するとの判例を出してもらうために戦います。裁判官のほとんどが出世しか関心のないヒラメ裁判官で、前例主義だということも知っています。この裁判は、私にとっても母の敵を討つ機会だと思っています。

その他の回答 (2)

  • kappa1zoku
  • ベストアンサー率29% (334/1137)
回答No.2

地裁で4年間もの期間争っていると書いていますが、裁判の争点は「遺言書の無効」なのですか? 遺言書は故人になられた方が生前に自分の意思を書き示したものなので、その意思を「無効」にしたいのは、あなたの私憤ですよね。 あなたが生まれてご両親が離婚されたのは50年以上(弟さんの年齢から推測するに)経つのですから、遺言書の中にあなたのことが書かれていないのは普通のことかも知れません。 また、家を継いでもらうという考え方に立てば、弟さんに全財産を譲るというのも理解できます。 あなたは遺留分の行使で満足できないということなのですね。 生物的にはあなたの父親が存在しても、社会的には存在していなかったという現実に、50年以上経っても怒っているのですね。 どうもあなたが求めているのは、自分にも社会的な父親が欲しいという要求のような気がします。 難しいのではないでしょうか。

noname#250245
noname#250245
回答No.1

残念ながら法律は弱者の味方ではなく、法律を知り行使できる者の味方です。 あと法律の相談をするときは、極力自分の感情は抑えてください。 「極悪非道かつ卑劣な父」とか「愚弟」とか相手を蔑む言葉を交ぜてしまうと背景が分かりづらいですし、あなたの人格も疑われますのであなたに味方しようという法律家も限られてしまいます こういった質問サイトでも観ていて気分の良いものではないので、回答しようという人も減ってしまいます。 事実だけを淡々と書いてください。 あなたのお父さんが極悪非道かつ卑劣なのか、弟さんが愚かなのかはその事実を分析してくれた人が判断することです。 遺言書さえ書けば何でも通るのかという質問への回答ですが、NOです。 そもそも離婚したお母さんはともかく、血縁者であるあなたやお父さんが再婚後に生まれた子供たちには遺留分というものがあり、遺産のすべてを誰か一人に相続させるには最低でも全員から承諾を取る必要があります。 で、その承諾の取り方ですが、遺留分をお金で支払って納得してもらうという方法が一般的です。 再婚した配偶者が遺産の2分の1、残り2分の1を子供たちで分配して、さらにそれを2分の1にしたのが遺留分だったと思います。 何でもかんでも許されるどころか、きちんと法律に則った内容でないと無効になりますよ。 本当に遺留分のことすら記さず、弟さんに全部相続させるなんて書かれてあるなら、そもそもその遺言書は無効になる可能性が高いですね。 遺言書って素人が勝手に書いても無効になる危険性があるから、専門家を交えて公正証書にしておく方が良いとも遺言書の本にも書かれてあるはずなんですけどね。 遺言書至上主義であるからこそ、遺言書に求められるきちんとした書き方も厳しいものとなっています。 それ以前にその遺言書、本当にお父さんが書いた物なんですかね? それすら疑わしいと思うんですが…… 弟さんが勝手に書いた物では? あなたの感情が入り交じった質問文のせいでどういった状況で遺言書が開示されたのかが分かりませんが、もう一度、法律家立ち会いの下遺言書を見せてもらった方が良いと思いますよ? 依頼した弁護士先生とやらは、その辺に何かツッコみは入れてなかったのでしょうか? っていうか、その先生は無効判決がなかったかは調べてくれないんですか? だとしたら、余り期待できない先生様ですね。

bmwm5
質問者

補足

 ご丁寧な詳しいご回答に心から感謝申し上げます。遺産分割協議後に遺言書が出てきました。検認を3人で行いましたが、私は父の筆跡を判別できませんでした。筆跡鑑定だけでも1年位かかったと思います。依頼した弁護士先生は、丁寧に調べてくれています。相手がこの裁判の原告です。もし裁判を起こされていなかったら、10年以上前から無職の弟が父の口座から不正に2,000万円以上引き出している事実は永遠に知らずにいたでしょう。私は、相手の依頼した行政書士に言われるまま迅速に遺産分割ができるように何も要求せずに協議書に判を押しました。この行政書士は、贈与や特別受益など全く考慮しない遺産分割案を作成したのでした。相手の知人で相手の都合の良い内容にしたのです。特別受益の金額を計算するために相手側に大学入学年次と卒業年次を知らせるようにと相手側の弁護士にも伝えましたが、曖昧な返答しかしません。浪人して2年間留年したとだけしか言いません。当弁護士が相手が卒業した大学に問い合わせても個人情報だからと返答し、開示してくれませんでした。そこで裁判所命令で開示するようにと手続きをしてくれています。私は、遺言書の重要性は理解しているつもりです。もし父が、養育費を支払っていたならば、何ら異議を唱えるつもりもありませんでした。多少でも母の生計を支えられたでしょう。私も高校生からアルバイトをしなくても済んだでしょう。大学生活も楽しく過ごせたに違いありません。しかし大学を卒業するまで6年かかりました。夜のアルバイトを6年間やり続け、学費を工面しました。大学時、旅行にも一度も行ったことはありません。文字通り苦学生を地で行きました。一方で弟は、十分な仕送りで大学生活を謳歌し、遊んでいたため単位不測で留年し、果たして卒業したのかも定かではありません。私は、遺言書を行使する権利は、きちんと義務と責任を果たしたことが大前提であると考えています。そして正当な経済活動で蓄財した財産であるならば、被相続人が自由に使ってもよいと思います。正当な理由であるならば、愛人に全て相続させても構いません。民法90条に抵触しなければですが・・・。その民法90条の公序良俗違反に義務と責任を全く果たしていなければ、遺言書を書いてもその権利を行使できないという判例が見つかりません。ですから私は、最高裁でその判例を出してもらうために争う覚悟をしています。

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