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Oscar Wildeの名言について

Oscar Wildeの名言の訳をお願いします。 “Music makes one feel so romantic - at least it always gets on one's nerves - which is the same thing nowadays.” gets on one's nervesはイラつかせるという意味のようなのですが 前半は、音楽はとてもロマンティックな気分にさせるというような意味だと 思うのです。結局のところ、何をいいたいのでしょうか。 宜しくお願い致します。

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回答No.6

この文章は、病気のGeraldの母に会いに来た(見舞いに来た?)Lady HunstantonさんとMRS ALLONBYさんのセリフののようです。 LADY HUNSTANTON: Ah, I am afraid the heat was too much for her last night. I think there must have been thunder in the air. Or perhaps it was the music. Music makes one feel so romantic - at least it always gets on one's nerves. MRS ALLONBY: It's the same thing, nowadays. LADY HUNSTANTON: I am so glad I don't know what you mean, dear. こうやってMusic makes one feel so romantic - at least it always gets on one's nervesとIt's the same thing, nowadaysを別々な文として読みますと、それほど難しくない解釈ができるように思います。 (ご婦人風に)「あら、まだお具合が悪いの?昨夜は熱帯夜でしたものね、きっと暑すぎたんだわ。雷でもあったのかも知れないわね。それとも音楽のせいかしらね? 音楽は、人をとても夢心地な気分にしますもの、もしくは少なくとも心を掻き乱すましものね。」 「どっちも、同じことよ。最近ではね」 「あら、私、幸運にして、何のことだかさっぱり分かりませんわ。」 まあ、この手の小説はあまり読まないので、自信満々に間違えてる可能性もありますけど(笑)

lala1515
質問者

お礼

小説の中の会話だったんですね。前後の会話のやりとりを見るとニュアンスが伝わってきます。上流階級の女性たちのやりとりのようでした。ヒントをいただきありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10005/12514)
回答No.7

以下のとおりお答えします。 >結局のところ、何をいいたいのでしょうか。 ⇒「音楽は、ロマンティックな気分を誘うとしても、イラつく気分を起させるとしても、それなりにいいものだ」とでも言いたいのと違いますか。例えば、「マーラーの音楽を聞いて不安な気分に襲われても、それは彼の音楽の素晴らしさの証明にほかならない」、といった感じです。こういう気分がワイルドの小説・戯曲の底流にあるのだと思います。 ワイルドのような、いわゆる唯美派(耽美派)は、芸術至上主義者で、常識的な価値観を反転し、醜悪・汚濁なものも、「美しい」と見ます。この流派の嚆矢とされる象徴派の詩人ボードレールは『悪の華』の中で、《詩人の使命は現実を変貌させること、現実から美を引き出すこと、そして「悪」から「華」を創り出すことにある。醜悪なもの、悲惨なものの中にこそ美を見出さねばならぬ》と言っています。 冒頭の問題文をそれらしく訳せば、こんな感じです。 《音楽は人を感傷的にさせる ― 少なくとも、神経にチクリと刺さるのが常だ ― だがそれは、最近では同じようなものだ。(新しい感覚は、「それでいい」、いや、「それがいい」と捉えるのです。)》

lala1515
質問者

お礼

とても深い解説ありがとうございます。その言葉に隠された心の内を読みとると面白いですね。参考になりました。

回答No.5

「音楽は人を夢心地な気分にするもの、もしくは少なくとも心を掻き乱すもの。 最近ではその二つが混同されている。」 もうちょっといい訳が文才があったらできそうですが、「愛とは、幸せであり、苦しみでもある。 その二つに違いがあるだろうか?」みたいな恥ずかしいセリフを、主語を「音楽」にしただけじゃないですかね? ちなみに意味は似ているのですが完全に「ロマンチック=romantic」でもないので、一度英和を引いてみることをお勧めします。

lala1515
質問者

お礼

romantic調べてみました。ありがとうございました。

  • mt_mh
  • ベストアンサー率24% (281/1149)
回答No.4

私の解釈(超意訳です)。 音楽は人をロマンチックな気持ちにさせると言うけれど、「人をイラつかせる」という面もある(これについては余り言及されることがない)。このことは昔も(例えば、モーツァルトの時代も)今も同じ真理である。

lala1515
質問者

お礼

とてもしっくりいく訳ですね。なるほどと思いました。

回答No.3

思い出すのに,しばらく時間がかかりました。 オスカー・ワイルドの言葉で,おなじく same にひねりをきかせたもの。 Polygamy is having one wife too many. Monogamy is the same. 複婚(※)とは,妻を持ちすぎる行為。単婚(※)でも同じこと。 ※文化人類学用語。俗にはそれぞれ「一夫多妻」,「一夫一婦」。

回答No.2

音楽は「はなしのきっかけ」に持ち出しているだけでしょう。 現代(といってもいまから100年前ですが)では恋愛も複雑になって,神経を消耗する行為になっちまった。

lala1515
質問者

お礼

そういう意味なんですね。奥が深く、表面だけではわからないですね。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

1。訳 音楽は人をロマンティックな気持ちにさせる、少なくとも、いつもイライラさせるが、しかし今では(ロマンティックもイライラも)同じことだ。 2、結局のところ、何をいいたいのでしょうか。  ロマンティックになっている人を見ると、イライラする、ってことじゃないでしょうか。

lala1515
質問者

お礼

訳していただきありがとうございます。日本語訳を繰り返し読んでみると、なんとなく理解できそうな気がします。

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