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死と時間について
生と死の問題を考えるときに、死は、生あるものにとって時間の消滅を意味しますか。刹那の果ては死ということでしょうか。
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臨死体験者にはわかることですが、死とは時間の消滅がどうのこうのと言う問題ではありません。臨死体験について具体的に書いてみますが、現実に対する認識が大きく変わる体験と言った方が良い問題です。 臨死体験は現実と間違えるほどリアルな夢体験で始まるもので、まず、お花畑や星が見える暗い青空のような絶景の世界が見え、気温が低くて肌寒く感じます。酷い鬱状態で涙が止まらないなどの状態が続きます。次に光の柱が見えるようになり、その中に白黒の怪物(竜)が見え始めます。 怪物は4つの眼を持ち、ツララのような半透明な牙が数多く生えていて、指が10本あり、良く動く尾を持っています。身体は固い感触を受けるそうです。この怪物(竜)とは会話が可能で、自分の未来の話を聞かされたりします。 怪物(竜)が消えると暗黒の世界となり、そこで眼が覚めると、現実の世界に戻るわけですが、夢の世界が強く焼き付いて記憶に残るので、人生観が変わり、社会運動や宗教活動を始める人もいます。 死の淵に立つと、現実を変えようと考える勇気が沸き上がるわけで、これがわからない人が刹那的な死しか考えようとしないのです。革命家、社会運動家、宗教家など、世の中を変えようとする人達には、若い頃に臨死体験を経験した人が多いのだそうで、死を運命論で考える人は、本当の死がわかっていないとも言えます。
お礼
御回答、ありがとうございます。
補足
私は、レイモンド・ムーディの臨死体験を読んだことがありますが、唯物論的な世界観では理解ができませんでしたが、4年前に父が亡くなり、夢に父が現れたのです。本当にリアルでした。只、死んだときより若返っていました。この夢を見てから、あの世という存在を意識するようになりました。