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MicrosoftがWindows 10 Octo
MicrosoftがWindows 10 October 2018 Updateでユーザーファイルが消えてもユーザーに損害賠償請求されないのはなぜですか? 自動で勝手にアップデートしてユーザーファイルが消えたのに顧客は起こらないの? 大口の企業はこっそり賠償金を払ってるの? 個人ユーザーは訴える力もないだろうから弁護士とか付いてる個人ユーザーだけ個別に賠償金を払ってる感じなのですか?
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これにはちゃんと理由があって訴訟が起きないのですよ。まあ、他のOSやソフトウェア、レコーダー関連機器でも実はこういった規約が設定されていることは多くあります。特にソフトウェアベースで、データを蓄積していく機器はこの規約を紙やデジタルデータで添付していることが多いです。 Q/ MicrosoftがWindows 10 October 2018 Updateでユーザーファイルが消えてもユーザーに損害賠償請求されないのはなぜですか? A/まあ、勝てるかどうかは別として、今回の件に関して、消失した側が弁護士に、負けても良いから訴訟したいと言えば、民事で損害の請求をすることはできます。 但し、勝つにはそれが不具合原因であることを証明すること、ライセンスの免責条項に反しない事を証明しなければならず、勝利した場合でもライセンスに基づく範囲の請求に留まる可能性が高くなるため、そこまでやるかどうかは考えなければなりません。 まあ、米国の場合だと、「お客様の居住地 (または会社の場合は主たる業務地) が米国内である場合の拘束力のある仲裁と集団訴訟の権利放棄。」という条項がありますし、品質保証規約には、 「この品質保証規定では、お客様が原因となって生じた問題、お客様が指示に従わなかったことで生じた問題、またはマイクロソフトの合理的な支配の及ばない事柄に起因して発生した問題を対象としていません。品質保証規定は、最初のユーザーが本ソフトウェアを取得した日から発効し、その後 1 年間有効です。」 以下中略 マイクロソフトが品質保証規定に違反した場合、マイクロソフトは、自らの裁量において、(i) 無償で本ソフトウェアを修理もしくは交換するか、または (ii) 本ソフトウェア (もしくはマイクロソフトの裁量により、本ソフトウェアがプレインストールされたマイクロソフト ブランドのデバイス) の返品を受け入れて購入金額を払い戻します。以上が、品質保証規定違反に対する、お客様への唯一の権利となります。本品質保証規定は、お客様の法的な権利を定めたものです。また、お客様は地域によって、その他の権利を有する場合があります。 マイクロソフトが提供することのある修理、交換、または払い戻しを除き、本品質保証規定、本ライセンス条項の他のすべての部分、またはその他の法理に基づいても、お客様はいかなる損害 (逸失利益、直接損害、結果的損害、特別損害、間接損害、付随的損害を含みます) の賠償またはその他の請求を行うことはできません。 以下略 というEULA(End User License Agreement/エンドユーザーライセンス/または使用許諾証明)があります。 Windows 10 を搭載したコンピュータを購入したとき、またはWindows10のライセンスディスクからWindows 10をセットアップするときには、そのOSを利用する予定がある人は、これらのライセンス条項を全て読んで、「同意する」というボタンを押すことで、OSの利用を開始すると同時に、上記の項目における訴訟をしても、それに対する損害をOSの代金(またはOEMハードウェアの単価)以上請求することはできません。 これは、Windowsに限らず全てのOS製品に言えることです。何故そうなるのかというと、コンピュータ内に保管していた資産は、マイクロソフトが提供した資産では無く、クライアント側で作成または蓄積した資産に過ぎません。それらを守るという保証はマイクロソフトでは行って居らず、もしそれらを守る義務があったとしても、マイクロソフト社が資産価値として計算できる上限は、パソコンの単価またはOSの単価までとなります。 そもそも、そのコンピュータや家電の中に入っていた資産価値が幾ら高かったとしても、それらをUSBメモリーなどでバックアップすることはできる訳で、価値が高いのであればそれらをバックアップすることで守るべきというのが、ソフトウェアにおける暗黙のルールです。 バックアップができない仕組みを、企業内などでしていた場合は、その企業のシステム管理者側のミスは問うことが出来るかも知れませんが、OSメーカー側に損害を請求する話ではないと言えます。 尚、EULAがおかしい。同意は無理だと言うケースがあった場合、マイクロソフトOSの導入されたハードウェアの場合は、購入後30日位内であれば、返品返金(送料などの負担はどちらになるか分かりません)が可能となります。 ライセンス条項の再確認については、Windows 10のファイルエクスプローラのファイルメニュー→ヘルプ→バージョン情報にある「マイクロソフトソフトウェアライセンス条項」(OSやライセンスによって内容が異なることがあるため、これを見るのが最適です。)を確認するか、または以下のURLで確認できます。 https://www.microsoft.com/en-us/Useterms/Retail/Windows/10/UseTerms_Retail_Windows_10_japanese.htm Q/自動で勝手にアップデートしてユーザーファイルが消えたのに顧客は起こらないの? A/顧客というのがビジネスオーナーである場合は、そのオーナーの管理不足です。アップデートに際して大事なデータがあるなら、バックアップなどを徹底しておくべきですが、やっていなかったことを悔いることになります。 もちろん、マイクロソフトに対して怒りはあるでしょうけど、マ社が仕事の代わりをしてくれることもありません。 Q/大口の企業はこっそり賠償金を払ってるの?弁護士とか付いてる個人ユーザーだけ個別に賠償金を払ってる感じなのですか? A/たぶん、弁護士と相談しても訴訟では負けるか、少額対応で終わるはずですから、相談で終わるでしょう。むしろ、全面訴訟をすれば訴訟費用をユーザー側が負担して赤字になるでしょう。 だから、そういう事実はありません。最初に書いたように、これはEULAに基づいて免責されている事項です。これに対して個別対応を行うことはたぶんないでしょう。まあ、好意(厚意)を見せるために対象の報告をしてくれた人で、消えたことが証明できた人には、MSストア当たりで使えるストアカードぐらいをくれるかも知れませんが……。 もちろん、マイクロソフト社が全部のデータを守ることを保証していたなら、賠償金が必要になった可能性は高いです。Windowsに関しては、OSを使い始める前のEULAに同意した時点で、データ損失によって生じた責任に関して、ユーザー側の裁量で賠償額を決めて訴訟することはできません。 何度も書きますが、民事訴訟そのものが出来ない訳では無く、やってもEULAを根拠に請求額は高くても端末代金やOS代金までに留まることになるでしょう。(その際に、OSやパソコンの利用権を返却する必要が生じる可能性もあります。)そういうものなので、裏で何か金銭が動いている訳でもありません。
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- 中京区 桑原町(@l4330)
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ユーザーファイルが消えるのはWindowsのUpdateだけではないです。 HDDの故障でも消えるし、ユーザーの操作ミスでも消える。 WindowsのUpdateも自動でなく手動にできますよ、Updateでの不具合が出てないかネットで調べてから手動で実行すればよい。 他人任せにせずに大事なものはバックアップを取るなど自分で保護しないといけない。 当社は社内にPCが5000台以上ありますから、業務に支障が出ないようにUpdateは入口(情報システム部門)で一括して停止してます。 情報システム部門が安全を確認してから各PCにUpdateします。 自分の身は自分で守る様にしましょう、どれだけ大きな賠償金をもらっても消えたファイルは戻らない、過去の記録である写真などは金や技術では復元できませんからね。
お礼
みんなありがとう ひどい同意ボタンだ。