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Whoについて
お世話になっております。 以下についてお教えいただけないでしょうか? We have not decided who the new employee will be to take over her tasks. この場合、whoを文法的にどう解釈したらよいのでしょうか? もしかしましてthe new employee が不要でしょうか? the new employee がなければ訳がしっくりいきます。 ご指導のほどよろしくお願いします。
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「補足コメント」を拝見しました。 ここでお尋ねのことは、 「We have not decided who the new employee will be to take over her tasks.の構文が分からない。どうしてこのような形になるのか、なぜ、何のために、こんなところにwhoがあるのか」、というご質問と考えてお答えします。 まず、間接疑問そのものをよく見てみましょう。 直接疑問文には2種類あります。 (1)Yes-Noを尋ねる(=YesやNoで始まる答えを求める)疑問文 Is he Japanese? 「彼は日本人ですか」。 Does she like SUSI? 「彼女はスシが好きですか」。 (2)疑問詞で始まる(=YesやNoで始まらない答えを求める)疑問文 What is this? 「これは何ですか」。 Who will be the next president? 「誰が次の社長になりますか」。 次に、これらを間接疑問文に変えてみましょう。間接疑問では、疑問符は不要ですが、語順が平叙文と同じになり、主節と目的節の間に接続詞が必要になります。 (1)Yes-Noを尋ねる疑問文の間接疑問 We don't know if he is Japanese. 「彼が日本人かどうか我々は知らない」。 I'd like to know if she likes SUSI. 「彼女はスシが好きかどうか知りたい」。 (2)疑問詞で始まる疑問文の間接疑問 I wonder what this is. 「これは何なのか不思議だ・知りたい」。 We have not decided who the next president will be. 「誰が次の社長になるか我々は(まだ)決めていない」。 上で述べたように、間接疑問では主節と目的節の間に接続詞が必要になりますが、 (1)ではif(またはwhether)が用いられます。そして、 (2)では「疑問詞が接続詞の機能を兼ねる」ことになります。 このこと(および、特に最後の例文)を念頭に置いて、再度、当初の問題文を考えてみましょう。 (イ)Who will be the new employee?「新しい社員は誰になるでしょうか?」 という直接疑問文がありました。 (ロ)次いで、これを、 We have not decided ~「我々は(まだ)~を決めていない」 という文(主節)の~の位置に、(イ)を目的節の形に直して組み込みます。 (ハ)そうすると、 We have not decided who the new employee will be to take over her tasks. という、くだんの間接疑問文が出てきたわけですね。 この時に留意を要するのは、次のようなことでした。 (a) この直接疑問文が「疑問詞で始まる疑問文」であることを確認する。 (b) 目的節内の語順を平叙文と同じ「疑問詞+SVC」にする。 (c) 主節と目的節の間に、「疑問と接続の機能を兼ねる」疑問詞を置く。 (d) 疑問符は不要となるので、削除する。 これら(a)~(d)の作業の結果、 We have not decided who the new employee will be to take over her tasks. 「彼女の仕事を引き継ぐ新社員が誰になるかということは(まだ)決めていない」 という間接疑問文が生成されたのでした。 以上で、「どうしてこのような構文になるのか」、「whoは、なぜ、何のためにここにあるのか」、という疑問がとけたと思いますが、いかがでしょうか。
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- Nakay702
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再度の「補足コメント」を拝見しました。 せっかくのお尋ねですが、ご趣旨がよく分かりませんでした。 We have not decided who the new employee will be to take over her tasks. のwhoは、 (1)あくまでもこの位置、つまり、「主節と従属節の間」にあって、ほかの場所に動くことはありません。 (2)このwhoは、疑問詞であって、関係詞ではありません。 (3)「疑問と接続の機能を兼ねる」と申しましたのは、訳す場合の便宜のためであって、「接続詞になる」わけでもありません。「新社員が誰になるかということは決めていない」という訳文には、分かりやすくするために「ということは」という接続詞的な語句を入れましたが、これを入れず「新社員が誰になるか決めていない」とも言えるわけですから。 Who will be the new employee? 「新しい社員は誰になるでしょうか?」という直接疑問文と、 We have not decided who the new employee will be to take over her tasks. 「彼女の仕事を引き継ぐ新社員が誰になるかということは(まだ)決めていない」。 という間接疑問文を念頭に置いてまとめましょう。 (一)whoは、「直接疑問文では文頭に、直接疑問文では主節と従属節の間」に置かれる。 (二)whoの品詞は、直接疑問文でも直接疑問文でも同じ「疑問代名詞」である。 (三)英語は(格変化が消えたので、その分)語順がかなり厳格に決まっていて、印欧語の中では最も語順に関する自由度が低い。つまり、英語では「語順も1つの文法的要素」である。 以上、再伸まで。 お尋ねに対するお答えになっていないかも知れませんが、その節はどうぞ悪しからず。
お礼
何度もお時間とらせ本当に申し訳ございませんでした。 何度も何度もNakay702 さんのご解説読み直し、かなりわかってきました。 関節疑問文になると単純にwho以降が肯定文になるのですよね。 私がわからなくなった理由が以下の二通りがあるからでございます。 We have not decided who the new employee will be to take over her tasks. We have not decided who will be to take over her tasks. 本当にありがとうございました。 PS:もうチップを使い果たし、お渡しできず申し訳ございません。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
>We have not decided who the new employee will be to take over her tasks. >この場合、whoを文法的にどう解釈したらよいのでしょうか? ⇒これはいわゆる「間接疑問文」と言われるものです。 (間接疑問文とは) 疑問代名詞に導かれた疑問文が名詞節になって、動詞(や前置詞)の目的語になることがあります。この場合、その名詞節を間接疑問といいますが、「間接疑問の中では、主語・動詞の語順が疑問文の語順でなく、普通の語順になる」ことに注意が必要です。例をみましょう。 直接疑問文:Who is he?「彼は誰ですか?」 間接疑問文:I want to know who he is.「彼が誰であるか知りたい」。 このように、間接疑問では語順が平叙文と同じSVの順となり、疑問符も不要です。 そこで、お尋ねの文について考えてみましょう。まず、 直接疑問文:Who will be the new employee?「新しい社員は誰(になる)でしょうか?」 があった、と考えます。次に、これを 主節:We have not decided ~「我々は(まだ)~を決めていない」 の目的語(節)にすると、お尋ねの文の「間接疑問文」ができます。 その時に注意すべきは、who以下を、 who the new employee will be「新しい社員が誰(になる)かということ」 という平叙文の語順に戻すことでした。 そして、疑問符も削除されますので、全体の文が、 We have not decided who the new employee will be to take over her tasks.「彼女の仕事を引き継ぐ(べき)新しい社員が誰(になる)かということは、(まだ)決まっていません。」 となるわけです。 なお、to take over her tasksは、to 不定詞の副詞的用法「彼女の仕事を引き継ぐ(べく)」ですが、ここでは形容的用法「彼女の仕事を引き継ぐ(べき人)」のように訳す方が自然な訳語になると思います。 以上、ご回答まで。
お礼
非常に平易にお教え頂き有り難うございました。 Who+S+Vなのですね。 かなり有り難いご解説でした。 取り急ぎお礼まで
補足
Nakay702さん 先日は分かり易いご回答有り難うございました。 再度復習していましたが、どうもわからなくなりました。私の頭が悪いせいです。 この文章が間接疑問文であることは十分わかります。 (1)We have not decided whowill be to take over her tasks. も文として成り立ちますよね? では (2)We have not decided who the new employee will be to take over her tasks. のwhoはこの文章のどこに入るものでしょうか? the new employee will be to take over her tasks.が完全な文章でwhoが入る余地が無いように感じます。 (1)のwhoは主語の位置に入るのはわかります。 分かり難い質問で申し訳ございません。
- ILFocus
- ベストアンサー率36% (17/47)
訳としては「彼女の仕事を引き継いでもらう新しい従業員をだれにするのか、まだ決めていない。」 もしWe have not decided who to take over her tasks.であれば、誰が引き継ぐか決めていない。けれども、この文では、仕事を引き継ぐのが、既存の従業員ではなく「新しい従業員」としている。なので、the new employeeは省けない。 the new employeeとwhoどちらが主語で、どちらが補語か、というのはどうでもよいかと。
お礼
よくわかりました。 お教え頂き有り難うございました。
- bakansky
- ベストアンサー率48% (3502/7245)
> もしかしてthe new employee が不要でしょうか? そんなことはないと思いますよ。 基本的には We have not decided (that) ... (わたしたちはまだ決めていない) という形の文です。 I can see that ... なんて文がありますよね。that に続けて普通の文が続きます。それと似ています。 who the new employee will be to take over her tasks の部分は疑問文です。that ... の代わりに who ... という文が置かれています。 who the new employee will be は、「誰が新しい従業員になるのか」 という意味の文ですね。You know what it is. (それが何であるか知ってるだろ) などという文の what も疑問詞ですが、そのまま使われています。それと同じです。 to take over her tasks (彼女の仕事を引く次ぐために) の部分は付け足し。 全体としては、「彼女がこれまでやってた仕事を誰が引き継ぐことになるのか、まだ分からない」 といったようなことだと思います。
お礼
よくわかりました。 有り難うございました。
お礼
学生時代に英語の基礎をしっかり理解しておくべきでした。 Nakay702さんにおかれましては、このようなレベルの低い私にいつもお付き合いいただき本当に感謝しています。
補足
Nakay702 さん 今回もお教えいただき有り難うございました。 また、かなり詳細にお書き頂き、レベルの低い私にお時間を取らせ申し訳ございませんでした。 Nakay702さんのご回答、過去2回分を何度も読ませて頂き学びました。 かなり平易にお書き頂いたお蔭で理解出来ました。 最後にこの理解があっているかどうかをお教えいただけないでしょうか? We have not decided who the new employee will be to take over her tasks. のwhoはbe とtoの間に入るものである。 なぜなら who the new employee will be「新しい社員が誰(になる)かということ」なので、 the new employee = who となる。 関係代名詞の場合、その後の文章に必ず穴がりますよ(穴=単語の抜け) そのこに先行詞がはいりますよね。 その原理かと、Nakay702 さんのご説明を読んで思いました。 何度も本当に申し訳ございません。