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書物の一葉とは

書物の一葉の「一葉」とはどんな意味ですか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • LN-TF
  • ベストアンサー率53% (320/596)
回答No.3

既に回答があがっていますが、昔の書籍の場合は現在と状況が異なる場合があるます。また和書と洋書とでも違います。今回は英書との事ですので洋書の場合を考えてみます。 昔は今と違い紙の価格がかなり高額なものだったらしいです。また、今は大きな紙に(両面を)印刷して折り畳んで綴じ合せ小口面などを切りますが、昔は今に比べると小さな紙に印刷しているので精々四つ折り位です。 洋本は早くから両面に印刷していますが、折り畳む事もあるので、必ずしも1葉=2頁とはなりません。やや大判の書籍では1枚=2頁ですが、小ぶりの本では4頁という事もあると思われます。 今の印刷用語で云うと「1折」になるのだろうと思われます。(今の本では本のサイズによって16頁とか、32頁とか・・・になります) これは印刷する本の話で、手書きの本や手写の本では、まず1葉=2頁と思って頂いて大過ないでしょう。 蛇足。和書の場合は、江戸期・明治初期は片面印刷でそれを印刷面を外向きにして半分に折っていました。この場合は1枚で2頁分ですが、元の紙で勘定して「三丁」とか「六丁」とか数えていました。印刷面は、折り畳んだあとに表向きの方は「オモテ」、裏向きの方は「ウラ」と唱えましたので、「三丁のウラ」とか「五丁のオモテ」とか唱える事になります。本のページの綴じ違えによる順番が誤ったものを「乱丁」と云いますが、「丁」はここから出ています。 御参考にならば幸甚です。

kahe
質問者

お礼

早々に回答をありがとうございました。 LN-TFさんのご指摘の通り、当時の印刷技術に関する 物の考え方が含まれているようです。

その他の回答 (2)

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.2

 1番さんへの補足を拝見したので、手元の数え方辞典や英和辞典を引いてみましたが、本・書物の数え方で「一葉」「二葉」という数え方はないですね。  また、sheet に「書籍の一葉」という訳はありませんでした。  古い英語では、a sheets で1冊の本を意味したりするのかもしれませんが、日本語で書物そのものを、「一葉」「二葉」と数えるのは無理があると思います。「冊」とか「部」とかでしか数えないようです。(1誌2誌はまた概念が違います)  昨今、「一葉」「二葉」と数えるのは(目にするのは)、本に挟む「しおり」くらいでしょうかね。  本の中の「紙」の数え方で、「葉」を使えない・・・ こともないとは思いますが、その場合は、「一葉」なら「1枚の紙」でしょう。  「頁」というのは、「紙の一面」のことなのですが、紙1枚には裏と表の2面があるので、2頁になるのではないでしょうか。つまり、「一葉」=「1頁」という表記は(お気持ちは理解できますが)正確ではない気がします。

kahe
質問者

お礼

回答をありがとうございました。

  • 177019
  • ベストアンサー率30% (1039/3444)
回答No.1

「一葉」は平らで薄いもの、又は小さいものを数える語です。この場合の 「書物の一葉」とは、「書物の中の一頁」という意味にとれるかと思います。最近では滅多に使わない言葉です。

kahe
質問者

お礼

早々にご回答ありがとうございました。 書籍の一葉は英和辞典のsheetの訳語として出ていました。 一冊か一頁かとは想像してみたのですが、 原文の英語は19世紀イギリスで刊行されたもので、 Only eight sheets were printed. となっています。 冊を葉とする表現は、あるのでしょうか。

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