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「品種」と「品目」の違い

日本語を勉強中の中国人です。「品種」と「品目」がどのように違うのか、日本の方が普段使用時にどのように使い分けるのか、教えていただけませんか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#232424
noname#232424
回答No.4

品種: 農作物,家畜,工業製品などにおいて,生物種や電子部品としてはおなじだが,人工的に異なる種類を作り出したものです。 農産物の品種では,イネでは「コシヒカリ」,「ササニシキ」,「ぴかいち」などがあり,それぞれ味が少しちがいます。これらは愛称であり,正式な開発名としては「農林65号」のように番号で呼ばれます。 家畜の品種では,ブタでは「ヨークシャー」,「ランドレース」などがあります。ぼくは違いがよくわかりませんが,肉がおいしい,多産,成長が早いなどの特長をもっています。 家畜のうちペットについては「犬の品種」を略して「犬種」というと思います。犬種では「秋田犬」,「ブルドッグ」,「コリー」などがいます。 以上は生物としては同じ種なので,ちがう犬種どうしでも子供ができます。 工業製品では,たとえばパソコンに使われるCPU,メモリなどのLSIには,それぞれ識別番号(古い8ビットパソコンでは i80286,i8255など)がふられていて,これを品種名といいます。 ---------------------------------- 品目:「営業品目」,「取り扱い品目」,「販売品目」の熟語で使われることが多いと思います。ある商店が販売している商品群の,リストのうえでの名前です。工場が生産している製品群についてもいいます。 スーパーで売られている 「ササニシキ5kgビニル袋入り」や 「コシヒカリ10kg袋入り」などは, 品種名が商品名の一部になっている販売品目です。ブタ肉については,ふつうはブタ品種名を示さずに,「薄切り肉」とか「ミンチ肉」という加工状態で呼びますね。菓子,野菜,大豆製品,日用雑貨などたくさんの商品がありますが,それらはそれぞれ独立した品目です。 「ササニシキ1kg紙袋入り」と 「ササニシキ5kgビニル袋入り」 は異なる品目になり,スーパーはそれぞれの必要数を仕入れ,販売管理します。

awayuki_china
質問者

お礼

ご丁寧に説明していただき誠にありがとうございます。いろいろとても参考になりました。

その他の回答 (7)

noname#232424
noname#232424
回答No.8

No.4の補足。 「品種」はもっとも下層の分類で,公的に登録されていることがほとんどのはずです。たとえばイネ品種の「コシヒカリ」は,1956年に「水稲農林100号コシヒカリ」として登録されています。真空管管種の「6DJ8」も米国のRETMA登録名称であり,日本の東芝などでもその規格に準じて製造しCES登録しました。 「品目」は「ある商店・工場のリスト」とぼくが記載した点に注意してください。真空管にはおそらく数万もの管種がありますが,トップ・メーカの東芝でもその一部しか製造しませんでした。だから,「東芝の製造<品目>は6DJ8,12AX7,6V6GT・・・」とリストするのです。 東芝くらいになると真空管でもブラウン管,送信管,受信管などなんでも製造していますから,すべてリストすると膨大なものになり,会社案内などに記載できません。ですから上述の3管種は「受信管」にまとめられ,「わが社の製造品目はブラウン管,送信管,撮像管,受信管」とも記載することがあります。 さらに,東芝は家電製品,産業機械,大型発電機などなんでも製造しますから,それらをリストするときには,上述の「ブラウン管,送信管,撮像管,受信管」はまとめて「電子管」と記載されるのです。 つまり「品目」は,どのレベルでくくるかによって変わります。

awayuki_china
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。

  • M_Sato
  • ベストアンサー率54% (550/1003)
回答No.7

たとえば以下のような構成の化粧品のブランドがあったとします。 化粧水(乾燥肌用) 化粧水(脂性肌用) 乳液(乾燥肌用) 乳液(脂性肌用) クリーム(乾燥肌用) クリーム(脂性肌用) 美容液 この場合、全体では4品目7品種になります。 化粧水、乳液、クリームはそれぞれ2品種からなっています。 美容液は1品目1品種です。 このように、「品目」は化粧水、乳液、クリーム、美容液のような大きいくくりを表します。 それに対して、「品種」は「品目」の下の細かいくくりを表します。 これにサイズ違い(ふつうサイズ、お徳用サイズなど)があれば、さらに品種はふえます。 「品種」は流通でいうところのSKU(Stock Keeping Unit)に近いものだと思っていただければいいと思います。

awayuki_china
質問者

お礼

ご丁寧に説明していただきありがとうございます。とても参考になりました。

noname#227653
noname#227653
回答No.6

「品種」は生き物について使うことが多い言葉です。 例えば、犬にはいろいろな種類がいますね。チワワとかコーギーとかダックスフントとか。これを区別するときに「品種」という言葉を使います。 「最近、犬を飼い始めたんだ」「へー。品種は何?」「ゴールデンレトリバー」というように使いますね。 植物でも、例えばバラの花にはいろいろな種類がありますね。「バラにはたくさんの品種があります」というように使います。 つまり、生き物には犬とか猫とかバラとか桜とか、いろいろな種類がありますが、それを更に細かく分けたものが「品種」です。 なお、辞書には「品物の種類」という意味も載っていて、例として「品種の豊富な店」などと書いてありましたが、一般的にはこういうときに「品種」という言葉は使いません(お店で働いている人なら使うのかもしれませんが)。一般的には「品数(しなかず)が豊富な店」と言います。 一方「品目」は「品物の種類」という意味で使われます。 ただ、「品目」はちょっと堅苦しい言葉で、日常会話ではあまり出てきません。 例えばスーパーの店長さんがテレビのインタビューに答えて「私どもの店では、洗濯用洗剤だけで30品目を取りそろえております」などと言うことがあるかもしれません。 でも一般の人(つまりお客さん)なら「このスーパーすごいね。洗濯洗剤が30種類もあるよ」と言いそうです。 そういえば、何年か前に「健康のため、一日に三十品目食べましょう」とテレビなどで盛んに言われたことがありました。 「朝食べたのはパンと牛乳と卵とトマトで4品目。お昼はレバにら定食を食べたから、レバーとにらともやしと、それからにんじんも少し入ってたな。ごはんと、あとはスープに豆腐とネギが入ってたからこれで7品目。あわせて11品目だから、あと19品目も食べなくちゃ。夜は何にしようかなあ」という具合です。一日に30品目も食べるのは難しすぎる、ということで今は言われなくなりました。 それでも、今でもデパ地下などでは「二十品目の野菜がとれるサラダセット」というようなものが売られています。 ただ、こういうときにも一般的には「品目」という言葉はあまり使いません。「種類」という言葉を使うことが多いのではないでしょうか。

awayuki_china
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。いろいろいい勉強になりました。

noname#232424
noname#232424
回答No.5

No.4の追加。工業製品の品種について。 自動車の品種は「車種」といいますね。トヨタの一般乗用車では「クラウン」,「カローラ」,「ヴィッツ」などがあります。 電線の品種は「線種」ということがあります。被覆絶縁体の種類や,内部の導体の太さや単線・より線のちがいなどを,英数字で識別するものです。1つの電線専門メーカの製品群には膨大な線種があります。一般家庭の家電製品の電源ケーブルも,それぞれある線種が使われているのです。 トランジスタやダイオードのようなディスクリート半導体製品の場合は,「石種」とはいわず,ふつうに品種といいます。英数字で「2SC1815」,「1N4148」などのように示され,回路図中にもこの品種名を記入して何を使うかを指示します。 もう細々としか生産されていませんが,真空管の品種は「管種」といいます。オーディオ用の「6DJ8」,「12AX7」,「6V6GT」などは管種名であり,異なるメーカでも同一規格品を生産しています(生産しました)。 このように品種を「●種」という例は,ぼくがよく知っている電気・電子いがいの業種でもたくさんあると思います。

awayuki_china
質問者

お礼

再びありがとうございます。いい勉強になりました。何度も貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.3

品目というのは一般的には使わないです。 品種というのは、同じ種類だけども用途に応じて改良したものを区別するときに使います。犬のスピッツ、チワワ、柴犬、リンゴの紅玉、ふじ、ゴールデンデリシャス、といった具合です。

awayuki_china
質問者

お礼

ご親切に回答していただき誠にありがとうございます。大変参考になりました。

  • Gletscher
  • ベストアンサー率23% (1525/6504)
回答No.2

「品目」とゆうのは日常会話では使わないですね。 貿易用語では物品の種類とゆう意味で使います。 「品種」とゆうのは植物や畜産での種類の意味で使います。 【例】タマネギには色々な品種があって、極早生や早生はあまり貯蔵ができないが、中生や晩生は3~6カ月貯蔵ができる。

awayuki_china
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。いい勉強になりました。

noname#239865
noname#239865
回答No.1

品種とは、Tシャツ、野菜、牛乳と言った商品の種類を表す単位です。 品目とは、品種を構成する個々の商品のことです。アイテムとも呼ばれます 例えば 野菜は品種 キャベツ、人参など野菜の種類が品目になります。

awayuki_china
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。

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