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「こわがる」と「おそれる」の違いについて
日本語を勉強中の中国人です。「こわがる」と「おそれる」の違いは何でしょうか。どのように使い分けておられますか。下記の文に入れるのはどちらでしょうか。 彼は何も( )ない。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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A 彼は何もこわがらない。 B 彼は何も恐れない。 こう並べると、Aは恐れることを(も)知らない肉体派、Bは「何があっても決めた道を進む」という意思の強さを感じます。 こわがらないで〇〇した、恐れないで〇〇した、となると「〇〇した」が結語で、「こわがる」「おそれる」はそれに対する修飾語にすぎません。そこに意味を持たせるには〇〇したを結語にする必要があります。 Aの「こわがらない」は自分の力より相手の力が強いという感じがあります。もし、自分の力が強いと判断するのであれば「こわがらない」というふうには言わないと思います。 Bの「恐れない」は相手が自分に対抗する状況であっても自分の進む道を確保しているという、自分の意思があります。 まったく余談ですが、昔、「東大紛争」で封鎖解除された安田講堂に「連帯をもとめて孤立をおそれず、力及ばずして倒れんことを辞さないが、力尽くさずして挫けることを拒否する」と「落書」があったと新聞にありました。 新聞社が谷川雁の詩を落書きとしか解らないことにびっくりしました。
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- kamobedanjoh
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「こわがる」→怖がる・恐がる 恐怖感を表します。 例 彼は夜道を怖がる。 彼は短気な父親を恐がる。 「おそれる」→恐れる・怖れる・畏れる・懼れる 畏怖の念や警戒感を表します。 「こわがる」との共通性もありますが、全くの同義ではありません。 例 彼は信心深く、神を畏れる。 彼は仏罰を懼れる。 彼は妻のヒステリーを怖がっている(怖れている)・・・警戒心
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ご親切に回答していただきありがとうございます。参考にさせていただきます。
- yasuto07
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彼は、、、幽霊を怖がらない、、、。 彼は、、、軍隊がきても恐れない、、、。 怖ガルは、、、部分的、、、、。 恐れないは、、、全体的ですね、、、。 ヤクザ、、、一人を怖がらない、、、、ヤクザ、、、100人きても、、、、おそれない、、、、みたいなとろこかな。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
お礼
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。