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「丈夫」と「頑丈」の違い
日本語を勉強中の中国人です。「丈夫」と「頑丈」の違いは何でしょうか。教えていただけませんか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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「丈夫」も「頑丈」も、壊れにくい(外部からの影響に対して強い)ということです。 人体(健康)については、話し言葉表現として 「丈夫」といいます。「頑丈」はあまり使いません。「ボクは頑丈です」と言えば、ユーモラスな表現となります。「ボクは丈夫です」と言えば、話し言葉表現です。「ボクは健康です」が正式表現です。 物品について言うときは、「すごく丈夫」の意味で「頑丈」と言います。
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- kine-ore
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「頑丈(かんじょう)」は、建造物や自動車など装置や機具が構造的にしっかりしていて壊れにくいことを指し、ひいては類推で、人間でも物理的にタフな状態も表すが、それだけに「気丈」「気強い」といった精神的な側面は考慮されません。 一方「丈夫(じょうぶ)」は、人間の身体が壮健であり、また身体の一部がしっかりしているさま、更には精神面でも気丈で気強い意味も含む場合が多いが、それが応用として物体など無生物に対しても使われる場合には単に頑丈な意味にも転用されます。 なお中国語由来の「丈夫」については、今日では主に「じょうふ」と清音で言い分けるケースもあるが、実際には「美丈夫(びじょうふ)」「偉丈夫(いじょうふ/いじょうぶ)」などの定型熟語でしか使われていません。 「大丈夫」の場合は「だいじょうふ」としての大いなる「益荒男=丈夫(ますらお)」という意味は今ではほとんど薄れて、単に「だいじょうぶ/だいじょぶ」という発音で形容動詞あるいは副詞的に使われ「危なげない」「間違いない」といった意味に変容されています。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。中国語に詳しいですね。大変参考になりました。本当にありがとうございました。
- not_spirit
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丈夫は人のみ、頑丈は人や物を意としているようです。 丈夫:一人前の男子。立派な男子。ますらお。 頑丈:1)人や物ががっしりとしていて強いさま。非常に丈夫なさま。 2)堅強な馬
お礼
早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。本当にありがとうございました。
- sengoku38
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同じです! 両方とも、人にも物にも使います。 人に使う場合は、病気しにくく健康である意味で使います。 物に使う場合は、壊れにくいという意味です。硬い・堅い・固いっていう意味もあります。 日本人は、ふたつの言葉の違いを考えることなく、 意味による使い分けをほとんどしていません。 ただし、語源は違うみたいです。 「丈夫」は、中国の言葉に由来し、立派な男を指します。 http://kotobank.jp/word/%E4%B8%88%E5%A4%AB 「頑丈」は、もともと立派な馬の意味らしいです。 http://kotobank.jp/word/%E9%A0%91%E4%B8%88 「頑丈」に「立派な馬」という意味は、今では完全に消えました。 でも、「丈夫」に「立派な男」って意味は残っています。 ただし、普通の会話では、そういう古い意味を考えることはないし、 使い分けることもありません。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。あまり使い分けないのですね。大変参考になりました。本当にありがとうございました。
お礼
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。とても参考になりました。本当にありがとうございました。