• ベストアンサー

人間性とは何か?

「人間性」という言葉を広辞苑で引くと 人間としての本性、人間らしさ とあります。 人間としての本性 と言うと 何か良いものばかりではなく、本性を現す みたいな 人間を見るような そんな感じがしますが 人間らしさ と言うと 何か良い様な気がします。 その両方を持っているのでしょう 意味として。 では「人間性」とは? 貴方の感覚で 貴方の価値観で 何でしょう?恐ろしいものですか?素晴らしいものですか? 人間って? 性善、性悪とも違うと思います。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10004/12513)
回答No.13

>人間性とは何か? ⇒ yuniko99さん、お久しぶりですね。 いつも、考えさせられる有益なご質問をありがとうございます。 「人間性」とは、簡単に言えば、「人間らしさ」ですよね。ということは、「植物や鉱物、とりわけ動物と違う点」を考えればよいことになりますか。我々人間が、人間として生きるところの、その「生きざま」に人間性を読み取れるのではないでしょうか。 小田実編『現代人間論』は開高健・坂口安吾・森有正・野間宏・日高六郎・久野収ら約30名の錚々たる執筆陣を擁する大著ですが、内容を大きく「死ぬ、生きる、考え・あらわす、こわし・つくる」の4部門に分けています。うべなるかなです。これぞまさしく「人間性を集約」している事柄ではないでしょうか。これを参考にして、以下が私の考えです。 ☆ 「工作人」(homo faber)であること=『現代人間論』で言う「こわし・つくる」。人間は生きるために「ものつくり」をする。すなわち、道具・機械・PC…。ここから人間性の要素「文明的存在」が浮かび上がる。 ☆ 「役割人」(homo sociologicus)であること=「生きる」+「分担する」。家庭や職場、すなわちゲマインシャフトとゲゼルシャフトを構成して、その中で自分の役割を担う。ここから人間性の要素「社会的存在」が浮かび上がる。 ☆ 「経済人」(homo economicus)であること=「こわし・つくる」+「ともに生きる」。互いに便宜を交換しあい、共存する。ここから人間性の要素「分業的存在」が浮かび上がる。 ☆ 「遊戯人」(homo ludens)であること=「考え・あらわす」+「こわし・つくる」。芸術・娯楽などにより、「生の全的展開」を可能にする。ここから人間性の要素「情操的存在」が浮かび上がる。 ☆ 「英知人」(homo sapiens)であること=「学ぶ」+「考え・あらわす」+「こわし・つくる」+「ともに生きる」。学校を作り、哲学などいろいろな学問・考察・研究…をする。人間相互間の、さらに、自然との共存のために本当の知恵を働かせる。ここから人間性の要素「精神的存在」が浮かび上がる。 ⇒ こうして人間は、人間性の究極的要素とも言える「精神性」を持ち、他者と便宜を交換しあい、他者を思い、他者と共生し、文明・文化を築いて未来を思い、文明・文化、その他の「人間的遺産」を伝承する。その総体を称して「人間性」という。

yuniko99
質問者

お礼

う~~ん マンダム いや凄い。と言うか素晴らしい。 ここまで書ける人がそうそう居るだろうか? 文明的存在 社会的存在 分業的存在 情操的存在 精神的存在 私が人間性を感じるのは 先ずは「寅さん」ですねえ 寅さんは面白い(笑い) 恋をする、失恋する 旅に出る 啖呵バイ(売)をする。 面白い笑いは「情操的人間」でしょうね、恋をして失恋をする これも 「情操的人間」でしょうね、啖呵売は一応「分業的人間」でしょうか それから青春 「愛と青春の旅たち」 あら 青春ってこんな字だっけ? 忘れましたねえ。 青春は?色々でしょうね。年を取ったらやらない事も青春時代流行りますねえ これも「情操的存在」「精神的存在」その他が生まれ様としてるのでしょうね。 恋にしても青春にしても情熱は大きいですねえ 労働は厳しく長い お金は不公平なことも多い。 何時か若い力が世界を変えてくれませんかねえ 革命的存在 なんて 人間性が出来るかもしれません。暴力革命は反対ですが。 ワンダフルです これはどうも大変ありがとうございます。

その他の回答 (13)

  • gunflict
  • ベストアンサー率20% (8/40)
回答No.14

まず言葉自体「方便」と考えています 「売春」を「援助交際」みたいに宣伝や報道などに合わせて作った後付の言葉という感じですね だって「友人」とか「武士道」だって明治になって出てくる言葉ですよ? とりあえずパスカルの「パンセ」をお勧めします 古典とはいえ広告のコピーが続いてるような文章なので気が向いたら適当なページを開く読み方ができます 思索の一助になればいいですね

yuniko99
質問者

お礼

パスカルのパンセですか 高校の頃古本屋で覗いたような気も・・・ 今はなかなかじっくり本を読む余裕はないですねえ パッと開くならこのネットで見るくらいですねえ 「人間は自然のうちで最も弱い一茎の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である。これをおしつぶすのに、宇宙全体はなにも武装する必要はない。風のひと吹き、水のひとしずくも、これを殺すに十分である。しかし、宇宙がこれをおしつぶすときにも、人間は、人間を殺すものよりもいっそう高貴であるであろう。なぜなら、人間は、自分が死ぬことを知っており、宇宙が人間のうえに優越することを知っているからである。宇宙はそれについては何も知らない。  それゆえ、われわれのあらゆる尊厳は思考のうちに存する。われわれが立ち上がらなければならないのはそこからであって、われわれの満たすことのできない空間や時間からではない。それゆえ、われわれはよく考えるようにつとめよう。そこに道徳の根原がある。」 これは最も有名な部分ですが これだけ見ても 読む価値がありますねえ これはどうも大変ありがとうございます。

回答No.12

#6の者です。 >過去が超光速で、未来が光速下と言うのは何故なのでしょうか? 相対性理論において、超光速ではエネルギーが虚数になります (実数と虚数はオーバーラップするが、0(光量子)でのみ 相互作用する)。 エネルギーは現象的に自乗でのみ作用するので、「現在から 虚数エネルギー物質が過去に向かった」のと、「過去から実数 エネルギー物質がやって来た」のは等価となる(CPT反転による)。 これらは仮説の類いではなく、数学的等価性である。 その結果、「過去からやって来た粒子が感受表面で量子相互 作用(感受)されて未来へ去って行く」という通常の現象と、 「感受表面での相補分化(量子性)において実数粒子と虚数 粒子が未来と過去へと対発生する」事は等価となり、それが 「無=不確定性無限の潜在的認識可能性の変移(時間の流れ= 自我仮説)に対する、自我仮説成立のための相補(不確定性 原理)的な環境の認識」を可能にするのだ。

  • kohichiro
  • ベストアンサー率21% (306/1447)
回答No.11

NO・10 です。 ですから、「人間性」という言葉から私が感じることは、どうしようもない人間という存在、自分は良くも悪くも人間を出ることはないのだ、できないのだという運命性を感じます。たしかに恐ろしいとも、素晴らしいともいえるものを内包していますね。おっっしゃるとおりです。

yuniko99
質問者

お礼

人間性 と言う言葉が 何時か恐ろしい言葉に変わる事があるかもしれませんね 悪貨は良貨を駆逐する。統一といえば統一教会、真理といえばオウム真理教 統合と言えば統合失調症 金と言ったらあまり良くないから お金と言います 修身 道徳 モラル 品格 となって もう言葉がなくなった。 すると英語などの外国語を借りてくる。英語にもそんな現象あるのかなあ? 何か変な日本人、本音が出たらそれでアウト。 どうも大変ありがとうございます。

  • kohichiro
  • ベストアンサー率21% (306/1447)
回答No.10

1)「人間性が豊かなひと」、という場合は、温かい、良い意味での人情味のある人格が示されます。 2)「そのようなとき、ふとA氏の所作に彼の人間性が垣間見られることがあった」、とか言う場合には、厳格な聖人のようなA氏にも人間としての情感、たとえばひとりの子を持つ親としての平凡な情感が観察できたというような意味になります。 おおむね悪い意味では使われませんが、言葉としては、ほぼニュートラルな使い方(1,2ともに)がされるようです。

yuniko99
質問者

お礼

ニュートラルを辞書で調べました。勿論ジャパネットタカタで買った 多機能電子辞書です^^ 人間性が垣間見られたと言うのも良い意味ですねえ 大概 しかし 人間を見た と言うと全く違う意味になります。 人間という恐ろしいものだけれど 良い性質も持っている と言う事かも。 恐ろしい者である人間に美しい性質を見た時に 人間って素晴らしい と思って人間性という言葉を使ったのかも 自由とか 実際我々に如何程の事由があるのでしょうか? 酒を飲む自由でしょうか?釣りをする自由でしょうか?お喋りやラインをする自由でしょうか? 人間性  平和  死語でしょうか? どうも大変ありがとうございます。

  • ques9900
  • ベストアンサー率34% (47/136)
回答No.9

>人間性豊かな人か、人間性に欠く人か と言う事でしょうか? です。そのような使い方をする時の言葉です。 なので無機質なイメージで、良し悪しのニュアンスがない感じを受けます。 本性とからしさには、言われたとおりのニュアンスを感じますね。

yuniko99
質問者

お礼

そうですね 本性とか らしさ は日本語らしいですよね 人間性という言葉は恐らく訳語でしょう ヒューマニズム?でしょうか? 違うかな?詳しくはありません。 自由とか人権も訳語なんでしょうねえ。 西洋哲学の影響が強いですから 哲学科や語学をやった人とか その方の学問をやった人でないと ちょっと無機質な感じがするのは やむを得ませんね。昔は平和とか真理とか人間性とか良いものに聞こえましたが。 今はツールとかリセットとかキモイとかカミとかそう言う言葉がいいのでしょう すみませんでした。どうも大変ありがとうございます。

  • ways
  • ベストアンサー率31% (79/253)
回答No.8

音楽での話です。 ピアニストになるために、ピアノを専門的に追求していくと、ピアノの技術だけでは何かが足りない、いい演奏にならない面が、出てくることがあります。そこで、「人間性」が問われます。 良い演奏には、技術と人間性が重要。技術だけでは、聞いた人たちが感動しません。感心はしても。そこで、「人間性」。つまり、日常生活の中で、どんなことをして、どんなことを感じて、どんなことを考えたか。今までの人生でどんな経験をしてきたか。 親のことを大事にするとか、友達や先輩後輩との付き合い方など、あらゆる日常生活の中で磨かれる心と体。 その人の性格や人柄が、演奏すると、聞き手に伝わります。隠そうとしても、分かる人には分かります。要するに、「その人らしさ」が味となってにじみ出る、ということ。そうなってくると、自分の個性が、「自分の音」として出せるようになっていきます。 コンクールでも、心を感じさせるピアノが、上位に入ってきます。

yuniko99
質問者

お礼

つまりお金では測れないものもある。情報やスキルや資格だけでは 測れない 人間性というもの、心、心の真実と言う様なものが あるのかもしれませんねえ 真実・真理を求めれば 自分が何者で、その曲が何で、聴いてるお客さんが どういう時代を生き経験をして来たかが分かるのではないでしょうか? 人のことを分かる、人間を理解する、その様な心の裾野の広い人間は 損をしても自分の信念を追い求めるのでしょう。 私はピアノは全然ダメですが アンジェラ秋の「手紙」はいいなと思いました。 あれは実話だそうですが 際立っていいです、全国合唱コンクールで 中学生がみんなで泣いてました。泣いたって いいじゃないか。 どうも大変ありがとうございます。

回答No.7

人間性とは畜生が備えていないもの。 すなわち、腹が減っている時に、目の前に差し出された餌を必ず食うのが畜生性。 その差し出された餌のコンテクストを理解して、喰う、喰わぬ、を判断するのが人間性です。

yuniko99
質問者

お礼

本能の赴くままに食うのが畜生で コンテキストを理解するのが人間 人間は人間でなければ分からないTPOや雰囲気(空気)がある訳ですね 分かりました。どうも大変ありがとうございます。

回答No.6

あなたの見ているような宇宙を可能にする認識可能性、 あるいはそこに至る階層現象化のプロセスを、現象 表面的な時空の広がりに対して射影したもの=有限的 存在において、その「過去(超光速)=記憶=時間的流れ」 と「未来(光速下)=予測=空間的広がり」の相補分化に おける「現在(光速)=感受表面での量子相互作用」。

yuniko99
質問者

お礼

先生 質問です。 過去が超光速で、未来が高速下と言うのは何故なのでしょうか? 過去が時間的な流れで、未来が空間的広がりで、現在はどうなるのでしょうか? 時空の広がりになるのでしょうか? 過去は確かに時間が経っています、未来は時間が経ってない 未来には時間はない では何で未来には空間的広がりがあるのでしょうか? あの座標を出されても分からないので 言葉で説明して下さい。 折角の先生の見識が台無しになってしまいます。 分からん者には説明しないと 永久に分からなくなります。 何で認識しか認めないんですか?

  • shiren2
  • ベストアンサー率47% (139/295)
回答No.5

人の持つ業のことでしょう。 良い業もあれば悪い業もあります。 業という言葉がわからなければ、習慣や癖と読み替えても良いです。 基本的に、個々人の持つ人間性はそう簡単には変わりませんが、これは思考や行動の癖や習慣が変わらず、癖や習慣が変わらないから業も変わらず、業も変わらないから人間性も運命も中々変わらないという話です。 参考までに。

yuniko99
質問者

お礼

つまり人にはそれぞれ業があり 一事が万事 人間性もその影響が大きい 思考や行動を変えようとしても中々変わらないと言う事でしょうね 幼児期に受けた教育も大きいかもしれません 三つ子の魂百までとも言います ごうという言葉がキーワードでしょうか。 どうも大変ありがとうございます。

  • ks5518
  • ベストアンサー率27% (469/1678)
回答No.4

回答をする前に基礎知識を、、、 人間には『生命(念心ともいう)』ものがあります。 この『生命』の状態を大きくは次の十種の状態であらわします。 この概念を、【十界】と言いますが、この十種の境涯はどれか一つというわけではなく、一人一人の生命に等しく十種の境涯が備わっています。それが、縁に触れ強く現れてきます。これは瞬間瞬間変化するものであって、一つに固定されるものでもありません。そして、その現れる境涯というものは、生命に現れたものが顔や態度や言葉や身体にそのまま現れます。これを『色心不二』と言います。 【十界】 ・地獄界・・・苦しみの境涯 ・餓鬼界・・・欲深い境涯、どのような状況でも常に満たされない状態。 ・畜生界・・・本能のおもむくままに生きる境涯。⇒以上、三悪道 ・修羅界・・・憎しみが強く、争いを好む境涯。⇒以上、四悪種 ・人界・・・一般的な『人間』の境涯。 ・天界・・・喜びの境涯。⇒以上、六道。六道輪廻の六道です。 ・声聞界・・・悟りを求める、求道の境涯。 ・縁楽界・・・自然現象などから、物事の真理を悟る境涯。⇒声聞、縁楽二つの境涯を併せて『二乗』といいます。 ・菩薩界・・・悟りの道を開いて、人々を救おうとする境涯。 ・仏界・・・究極の真理を悟った覚者の境涯。 以上、十界です。 ※本来であれば、もっと細分化されるのですが、ベースはこの十種の境涯ですので今回はこれを基に回答いたします。ご興味があるようでしたら、『一念三千法門』を参照してください。 >では「人間性」とは? ・上記、十種の境涯が色相を通じて、現れた状態を言う。 上記でも述べましたが、一概に『善』、『悪』で判断するものではありません。 また、固定されるものでもありません。何かの縁に触れることで、変化するものですから。 ただ、一般的な人間というものは、上記で述べた『六道』から出るものではありません。しかし、そうした人間も等しく十種の境涯を倶しているのです。

yuniko99
質問者

お礼

仏教を参考にした見解ですね。 六道因縁 六道十界 一般的な人間は六道を出る事なく 等しく十種の境涯を倶しているのですね 大変勉強になります。かなり分かりますねえ どうも大変ありがとうございます。

関連するQ&A