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「彼は力がある」と「彼には力がある」とのニュアンス
外国人です。 「彼は力がある」と「彼には力がある」とのニュアンスについて説明していただけませんか。よろしくお願いいたします。m(_ _)m
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「在(あ)る」の場合はその所在を巡って、場所格「どこ<に>」とその対象格「なに<が>」の格を取ります。 ですから所在文として「彼(の内)に力が在る。」となり、さらに係助詞「は」を用いたその取り立て表現は「彼には力が在る。」でしょう。 ここでの「力」はその所在が明らかにして具体的に発揮される働きの作用や事態です。 「有(あ)る」の場合は、その状態を認める、あるいはその持続や保持、ひいてはその状態や能力が備わっている意味合いにもなります。 所有文として「彼が力が有る(=力を持っている)」となり、さらに係助詞「は」を用いたその取り立て表現は「彼は力が有る。」でしょう。 ここでの「力」はその人物が所有し、また当の人物に所属する能力に関わるでしょう。 いずれにせよ、「力がある」だけでは誰にあるいはどこに、どんな力が、どのような形であるのかが不明なので、「彼は力がある」と「彼には力がある」のいずれもが不完全文となっていますが、しいていえば位格「に」を使った「彼には力がある」の方がまだしもでしょう。
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- Nakay702
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>「彼は力がある」と「彼には力がある」とのニュアンス ⇒以下のとおりお答えします。 ☆「彼は力がある」=ごく普通に、「彼は(体力・能力・経済力などの)力がある」。 →英語で言えば、"He is strong."というところでしょう。 ★「彼には力がある」=彼について言えばというようなニュアンスを前置して、「彼は(体力・能力・経済力などの)力がある」。 →英語で言えば、"(Speaking of him) He is strong."というところでしょう。 ★★この「彼には力がある」という言い方には、次のようなニュアンスが込められる場合もあると思います。 「彼には力がある」=他人と比べて、「彼は(他の人にはないような体力・能力・経済力などの)力がある」。または、他の美点などと対置して「彼には(~はないとしても、体力・能力・経済力などの)力がある」。 →英語で言えば、"He is strong (as no others)." Or "He is strong (though he is not ~)."というような感じだと思います。 以上、ご回答まで。
お礼
。ご回答ありがとうございました。
- mimazoku_2
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>「彼は力がある」 ・物理的に力が強い。=>腕力、資金、物質的な >「彼には力がある」 ・他人を引っ張っていく力がある。=>リーダー的素質や人間性に魅力がある、カリスマ性がある 前者は、物理的、物質的などの物体を伴う力です。 後者は、精神的な力や霊的能力など、物理面に現れない力を意味します。
お礼
。ご回答ありがとうございました。
- msMike
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「彼は力がある」→ 普通の(平凡な)文 「彼には力がある」→ 他の人はともかく(彼以外の人はどうなのか不明だけど、あるいは他の人も同じかも知れないが、少なくとも)、彼は力がある
お礼
。ご回答ありがとうございました。
お礼
そうですか。質問は不十分で、ごめんなさい。ご回答ありがとうございました。