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これらの文章のニュアンスを教えてください
- これらの文章には、文中の主体が自分自身であることや、自分の能力や状態について話していることがあります。質問や要求をしている場合もあります。
- これらの文章は、相手の好みや能力について話していることがあります。自分の知識や理解力を強調している場合もあります。
- これらの文章は、自分の力や能力について話していることがあります。自分ができることや持っている力を示しています。
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いずれの例文も共通したニアンスを持っていますので、一括して説明させて頂きます。 ニアンスという感覚的なものを文字で表現しますので、判り難いかとは思います。 私は分かる 私はあなたの好みが全部分かるぞ わしは力があります 質問はあるのでしょうか? 使うことは出来るのでしょうか? 今日は私は~ 私は今日は~ ~必要はない ○上記いずれも「は」の前の言葉の叙述の内容や対象を限定しています。他の人や物、事柄は主旨として含まれないことを表しています。 私が分かる 私があなたの好みが全部分かるぞ 質問があるのでしょうか? 使うことが出来るのでしょうか? 古文が読める お金があるでしょうか? わしが力があります・・・「が」を重ねて使用するのは、古語の使い方で現代文では使われません。 ~必要がない ○上記いずれも「は」と同様に内容や対象を限定していますが、「は」の場合に他との比較は含まれていません。 「が」は、他との比較が含まれています。 「他はどのようでであれ」という意味が含まれています。 私に分かる わしに力があります 私にあなたの好みが全部分かるぞ ○「に」は動作や作用が起きる原因を表します。 分かるのはわたし、力があるのはわたし、という意味です 私には分かる 私にはあなたの好みが全部分かるぞ わしには力があります ○「に」と「は」を複合させた表現です。 前にくる言葉の独立性を強調した表現です。 古文を読める ○動作の起点や分離の対象を表します。 「読めるのは古文である」という意味です。 お金があるのでしょうか? ○「の」は、断定や説明の気持ちをあらわします。 もし疲れたら、私のテント内で遠慮なく休んでください もし疲れたら、遠慮なく私のテント内で休んでください ○ニアンス上の違いはありません。 もし疲れたら、私のテント内で休んでもいいです もし疲れたら、私のテント内で休んでください ○「いいです」は許可の意味です。「ください」は相手の動作や意向に軽く敬意を表す言葉です。 もし疲れたら、私のテント内で休んでください もし疲れれば、私のテント内で休んでください ○「たら」は完了を表します。「れば」は仮定を表します ooに基づいて、ここを通るには通行料を払う必要がないはずだ! ○推定を表します ooに基づいて、ここを通るには通行料を払う必要がないわけだ! ○理由を表します ooに基づいて、ここを通るには通行料を払う必要がないんだ! ○口語体です。 ooに基づいて、ここを通るには通行料を払う必要がない! ○断定を表します。 もしもあなたが、ずっと私の侧にいてくれたら良かったなぁ… もしあなたが、ずっと私の侧にいてくれたら良かったなぁ… ○もしもの「も」はもしということを強調しています。 小説文 そう言い残して、彼は去った。続き……… ○去るという動作が進行している状態 そう言い残して、彼は去っていた。続き……… ○去るという行動が過去に完了していることを表す そう言い残して、彼は去っていった。続き……… ○「いった」は去るいう動作が進行していることを強調した表現です。 そう言い残して、彼は去っていっていた。続き……… ○去るという動作が過去に完了した状態であることを強調した表現です。 そう言い残して、彼は去ってしまった。続き……… ○その場の他者の意向や状況を無視して去るという行動を行い終わったことを表しています。 そう言い残して、彼は去ってしまっていた。続き……… ○その場の他者の意向や状況を無視して去るという行動を過去に行っていたことを表します。 そう言い残して、彼は去るのだった。続き……… ○去るという動作が続いていることを叙述しる表現。第三者の視点での表現 そう言い残して、彼は去ったのだった。続き……… ○去るという動作が完了したことを叙述する表現。第三者の視点での表現 いずれも文法的な間違いはありません。 最後の二つの文章は口語で使われる表現です。 注) 私、分かる 私、あなたの好みが全部分かるぞ ○上記の何れも日本語の文章としては使われません。 古文が読みできる 古文を読みできる 古文を読みことが出来ます 古文を読みことは出来ます ○上記の「読みできる」「読みこと」は、日本語の文章として間違いです。 今日、私、~ 私、今日~ 今日は、私~ 私、今日は~ ○いずれも極めて特殊な使い方で主として演説などの口語で使われる使い方で、文章としては使われません。
お礼
詳しく教えてくれてありがとうございました!