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高校数学・確率
nを3以上の自然数とする。このとき、正2n角形の頂点から無作為に異なる4つの頂点を選び、それぞれA,B,C,Dとする。 三角形ABCが直角三角形である確率を求めよ。 この問題を 直径となる頂点:2n通り×1通り(1つめの頂点が決まればもう一つも決まるため) 残り1つ頂点:(2n-2)通り DはABC以外ならどこでもよいので(2n-3)通り よって2n(2n-2)(2n-3)/2nC4 と解きました。 どこが間違っているのか、なぜ間違っているのかご教示お願いします。 答えは3/2n-1です。
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【補足の質問】の回答になっているかどうかわかりませんが・・・・・ 例えば、 「1,2,3,4,5の5個の数字から3個とって 3桁の整数をつくるとき、偶数になる確率を求めよ。」 という問題があるとします。 解答は、 3桁の整数は全部で、 5P3 通り そのうち、偶数は、 2×4P2 通り よって、求める確率は、 2×4P3/5P3=2・4・3/5・4・3=2/5 となります。 ここで、偶数・奇数の判断は《一の位》が偶数であればよいから、 この、《一の位》の数が偶数になる確率は、 2/5 ・・・・・(ア) であり、問題の答えと同じになります。 この(ア)は、 十の位と百の位を無視しています。 十の位と百の位の数はどの数でもよいので、 確率としては 1 ですね。 一の位に1個数字が入れば、残りの数字は4個だから、 4P3/4P3=1 です。 だから、偶数になる確率は、 2/5×4P3/4P3=2/5×1=2/5 とすることができます。(ふつう、このような解答は書かないですね。) 質問にもどりますが、 「三角形ABCが直角三角形である確率を求めよ。」 だから、 《D》はどこにあってもよい。 ことになります。 上の例題と比較すると、 『3点A,B,C』が『一の位』 『点D』が『十の位、百の位』 に相当するかと思います。 解答の式を変形すると、 {2n×(2n-2)P2×3}/2nP4 ={2n×(2n-2)(2n-3)×3}/2n(2n-1)(2n-2)(2n-3) =[{2n(2n-2)×3}/2n(2n-1)(2n-2)]×(2n-3)/(2n-3) =[{2n(2n-2)×3}/2nP3]×(2n-3)/(2n-3)・・・・・(イ) となります。 ここで、 この 2n(2n-2)×3/2nP3 は 2n 個の頂点から 3点A,B,Cを選ぶとき、 △ABCが直角三角形になる確率ですね。 そして、(2n-3)/(2n-3) は 残り 2n-3 個から1点Dを選ぶときの確率ですね。 (イ)をさらに計算すると =2n(2n-2)×3/2nP3×1 =2n(2n-2)×3/2nP3・・・・・(ウ) ということで、 『点Dを考えなくてもよいことになります。』 実際、 「正2n角形の頂点から無作為に異なる3つの頂点を選び、それぞれA,B,Cとき, 三角形ABCが直角三角形である確率を求めよ。」 の解答は、 (ウ)の式を書いて計算していくと思います。 結局、上の問題とこの問題の答えが《同じ》になります。 長々と書いてしまいましたが、 質問の回答になっているかどうかわからないのですが・・・・・
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- atkh404185
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訂正・追加です。 (1) 2点A,Bが直径になる場合 2点A,Bの選び方(決め方)は (← 抜けてました) 直径は 2n 本あるから 2n 通り (2) 2点A,Cが直径になる場合 2点A,Cの選び方(決め方)は (← 抜けてました) 直径は 2n 本あるから 2n 通り (3) 2点B,Cが直径になる場合 2点B,Cの選び方(決め方)は (← 抜けてました) 直径は 2n 本あるから 2n 通り 先ほどの回答ですが、(選び方)よりは(決め方)の方が、 「順列」と「組合せ」の紛らわしさがないかもしれませんね。
- atkh404185
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「正2n角形の頂点から無作為に異なる4つの頂点を選び、それぞれA,B,C,Dとする。」 ↓↓↓ 「異なる4つの頂点を選ぶ」 だけであれば、 2nC4 通りだと思いますが、 「それぞれA,B,C,Dとする。」 だから、4つの頂点の選び方は全部で、 2nP4 通りになると思います。 そのうち、 「三角形ABCが直角三角形である」場合は、 外接円で考えて、 《直径(半円に)対する円周角は直角(90°)であるから》 (1) 2点A,Bが直径になる場合 直径は 2n 本あるから 2n 通り (2nP1×1 通りでもよいと思います) 残りの2頂点C,Dの選び方が (2n-2)P2 通り よって、 2n×(2n-2)P2 通り (2) 2点A,Cが直径になる場合 直径は 2n 本あるから 2n 通り 残りの2頂点B,Dの選び方が (2n-2)P2 通り よって、 2n×(2n-2)P2 通り (3) 2点B,Cが直径になる場合 直径は 2n 本あるから 2n 通り 残りの2頂点A,Dの選び方が (2n-2)P2 通り よって、 2n×(2n-2)P2 通り (1),(2),(3)は互いに排反だから、 三角形ABCが直角三角形になる場合は 2n×(2n-2)P2×3 通り よって、求める確率は {2n×(2n-2)P2×3}/2nP4 =2n×(2n-2)(2n-3)×3/2n(2n-1)(2n-2)(2n-3) =3/(2n-3) となるのではないでしょうか。
補足
ありがとうございます! わたしの回答では順番の考慮をしている・していないが曖昧になっていることがはっきり分かりました。 補足質問なのですが、調べていて分母を2nC3と取りDを考慮しない解き方があると知りました。なぜDは考慮しなくて良いのでしょうか?
- jcpmutura
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nをn≧3の自然数とする 正2n角形の頂点から1つの頂点を選び Aとする 残り2n-1頂点から1つの頂点を選び Bとするとき (Aの対点は2n-1頂点の中に1つしかないから) ABが直径である確率は 1/(2n-1) となるから ABが直径でない確率は (2n-2)/(2n-1) となる ABが直径でないとき 残り2n-2頂点から1つの頂点を選び Cとするとき ACが直径である(ABが直径でない条件付)確率は 1/(2n-2) BCが直径である(ABが直径でない条件付)確率は 1/(2n-2) AC,BCが同時に直径となる事はないから AC又はBCが直径となる(ABが直径でない条件付)確率は 2/(2n-2) だから AC又はBCが直径となる確率 =(AB直径でない確率)*{AC又はBCが直径(AB直径でない条件付)確率} ={(2n-2)/(2n-1)}*{2/(2n-2)} =2/(2n-1) だから △ABCが直角3角形となる確率 =(AB直径となる確率)+(AC又はBCが直径となる確率) =1/(2n-1)+2/(2n-1) =3/(2n-1)
お礼
納得しました! 補足質問までお付き合い頂き本当にありがとうございます!