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数学確率の質問です。

袋の中に数字1,2,3を書いたカードがそれぞれ1枚ずつ入っている。 袋の中から1枚のカードを無作為に取り出し、数字を控え袋に戻すという試行をn回行い、控えた数字n個の積をI_(n)とする。 このときI_(n)が6の倍数でない確率を求めよ。 この問題で解答は6の倍数でない確率を求めています。 (i)1,2,3のうちの1つのみが出る。・・・1通りずつ (ii)1と2のみが出る。 (iii)1と3のみが出る。 (ii),(iii)はともに(2^n-2)通り。 6の倍数である確率を直接求める計算式はどうなるのでしょうか?

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回答No.3

質問内容から、n回の試行でI_(n)が6の倍数でない場合は、 1×3+(2^n-1)×2={2^(n+1)-1}通りであるから、この場合の確率は、 {2^(n+1)-1}/3^n よって、I_(n)が6の倍数である確率は、『余事象』の考え方から、 1-{2^(n+1)-1}/3^n={3^n-2^(n+1)+1}/3^n これを、次のように考えてみます。 (i)から、1がn個続けて出る場合は、1通り (ii)から、3が出ずに1または2のいずれかが出る場合は、(2^n-2)+2=2^n通りであるから、少なくとも1個は3が出る場合は、(3^n-2^n)通り (iii)から、2が出ずに1または3のいずれかが出る場合は、(2^n-2)+2=2^n通りであるから、少なくとも1個は2が出る場合は、(3^n-2^n)通り(同上) I_(n)が6の倍数であるのは、2と3の両方が出る場合であるから、参考URLにあるような『ベン図』で考えて、 1+(3^n-2^n)×2-3^n={3^n-2^(n+1)+1}通り よって、I_(n)が6の倍数である確率を直接求める計算式は、 {3^n-2^(n+1)+1}/3^n これも、結果的には『余事象』で考えていることになります。 なお、n=3のとき、少なくとも1個は3が出る場合は、 3C1×2^2+3C2×2^1+3C3×2^0=3×4+3×2+1×1=12+6+1=19通り これを、『余事象』の考え方で求めると、3^3-2^3=27-8=19通り また、n=4のとき、少なくとも1個は3が出る場合は、 4C1×2^3+4C2×2^2+4C3×2^1+4C4×2^0=32+24+8+1=65通り これを、『余事象』の考え方で求めると、3^4-2^4=81-16=65通り 以上の内容を踏まえ、n回の試行で少なくとも1個は3が出る場合の一般式は、 Σを用いて表すと、Σ[k=1~n]{nCk×2^(n-k)} 『余事象』の考え方を用いないで、これから(3^n-2^n)を導き出すことは、困難ではないかと思われます。

参考URL:
https://wa3.i-3-i.info/word16509.html

その他の回答 (3)

回答No.4

ANo.3を『ベストアンサー』に選んで頂いた後で大変恐縮ですが、一部にタイプミスがありましたので訂正します。 質問文からそのままコピーペーストすればよかったのですが、自分でも何故わざわざタイプしたのか分かりません。 なお、後の計算には全く支障ありません。 ※上から2行目 誤:「1×3+(2^n-1)×2={2^(n+1)-1}通りであるから」→ 正:「1×3+(2^n-2)×2={2^(n+1)-1}通りであるから」

  • molly1978
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回答No.2

>(i)+(ii)+(iii)-1の、-1はどういう意味でしょうか? 集合で考えて下さい。 1は全体確率です。 2が出るが3は出ない確率をA 3が出るが2は出ない確率をB 2,3ともに出る確率をC 2も3も出ない確率をD とすると、 (i)=D (ii)=B+C (iii)=A+C A+B+C+D=1 (i)+(ii)+(iii)=D+B+C+A+C=1+C C=(i)+(ii)+(iii)-1 つまり、(i)+(ii)+(iii)では2,3ともに出る確率が二重になっているのです。

  • molly1978
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回答No.1

(i)は、2,3が一つも出ない確率 (ii)は、3が出る確率 (iii)は、2が出る確率 6の倍数である確率は2,3がともに出る確率ですので、 (i)+(ii)+(iii)-1 となります。

rubyman
質問者

補足

解答ありがとうございます!なるほど。 (i)+(ii)+(iii)-1の、-1はどういう意味でしょうか?すみませんがよろしくお願いします。

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