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ある施行において、それがnである事象の確率がPnで
ある施行において、それがnである事象の確率がPnで表せるとする。 (ただし、n = 0,1,2,3,•••••••)。 ここで、 Pn+1 / Pn = 20-n / 2(n+1) ••• (✽) が成立している。 このとき、確率Pnが最大となるときのnの値を求めよ。 ーーーーーーーーーーーーーー という問題で回答を見ると、 ( i ) Pn+1 / Pn > 1 ( ii ) Pn+1 / Pn = 1 ( iii ) Pn+1 / Pn < 1 と場合分けされているのですが、この"1"という数字はどのように出されたのでしょうか? "0"などの他の数字ではいけない理由を教えてください。
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- hue2011
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1、という数字をかんがえるからいけないのです。 Pn = Pn+1 のときが、Pn+1/Pn=1 というときです。ただそれだけのことです。 nを一つ増やしても確率が同じであれば、その比は1であるのは当然ですね。 だから、最大になるときというのは Pn+1>Pnというのが途切れたときです。 つまり Pn+1/Pn >1の間はnが増えると確率が増えます。 Pn+1/Pn <1になると、確率が減ってきます。 Pn+1/Pnが 20-n / 2(n+1)・・・のような級数です。 ・・・がどうなっているかわかりませんけど、最初の項はnが増すとどんどん減っていきます。 だから最初の項だけなら、最大となるnはゼロになります。 当然第2項目以降が、増加したりする計算式になっているでしょう。 しかし、nが2次3次式になっていない限り、それぞれの項は増加か減少か一方向にしか推移しません。 ですからどこかにPn+1=PnつまりPn+1/Pn=1になる点がないかと考えれば答えが出るという仕組みです。
( i ) Pn+1 / Pn > 1 において,Pn+1 / Pnというのは,分数の式で,分子がPn+1,分母がPnということを表しています.これはよいでしょうか・・・? そして,この分数の値が1より大きいということは,分子のPn+1の方が分母のPnより大きいことを表しています.そのことを式の変形を通して導くには,分数の不等式 Pn+1 / Pn > 1・・・(1) の両辺にPnをかけて分母を払えばよい訳です.すると, Pn+1 > Pn・・・(1)’ となり,先程申し上げた「分子のPn+1の方が分母のPnより大きいことを表しています」ということが出てきたことになります.(1)と(1)’は,見かけは違った式ですが,分数の形で表現するか,分数を用いないで表現するかだけの違いで,数学的には同じことを言っています.例えば, x^2<x^2+1 (ここで,x^2はxの二乗を表しています) が明らかに成り立ちますが,この式の両辺をx^2+1で割ると, x^2/(x^2+1)<1 という分数式の不等式になりますが,この式と先程の式は形は違え,同じことを表しています. 話を元に戻しますが,(1)と(1)’は同じ内容を表す式だから,(1)’が成り立つようなnを調べるには,(1)が成り立つようなnを調べてやればよい訳です. (✽)を用いて,(1)を具体的に書くと, 20-n / 2(n+1)> 1 この不等式の両辺に2(n+1)をかけて分母を払うと, 20-n>2(n+1) この1 次不等式をnについてとくと, n<6 が成り立ちます.つまり,n=0, 1, 2, 3, 4, 5のときに(1)が,したがって(1)’が成り立つということです.そこで,(1)’の式にn=0, 1, 2, 3, 4, 5を入れたときの式を書き出すと, P1>P0, P2>P1, P3>P2, P4>P3, P5>P4, P6>P5, となるが,これを見やすく書き直してやると, P0<P1 <P2<P3<P4<P5< P6 となります.以上で( i )の場合が終わりました. 同様に( ii ) Pn+1 / Pn = 1をします.これは Pn= Pn+1の場合を調べることに他なりません. 20-n / 2(n+1) = 1 先と同様,分母を払って, 20-n=2(n+1) これを解いて,n= 6,つまり,n= 6のとき,Pn= Pn+1が成立.つまりP6 = P7です. これで( ii )の場合が終わりです. 同様にして,Pn+1 < Pnすなわち,( iii ) Pn+1 / Pn < 1をやればよいのです.同様にして,これはn>6のとき成り立つことがわかり,これより P7>P8>P9>P10>・・・ が分かります. ( i ),( ii ),( iii )の結果をまとめて書くと, P0<P1<P2<P3<P4<P5<P6=P7>P8>P9>P10>・・・ 以上より,Pnが最大となるnは n=6, 7 です. 参考になりましたら.
- atkh404185
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追加です。 与えられた条件式が Pn+1 / Pn = 20-n / 2(n+1) ••• (✽) (← Pn+1/Pn と分数で表記している) だから、質問の(i)、(ii)、(iii) のように、場合分けしているのだと思います。 別に、 (i) Pn<Pn+1 のとき (ii) Pn=Pn+1 のとき (iii) Pn>Pn+1 のとき と、場合分けしてもかまいません。
- atkh404185
- ベストアンサー率65% (77/117)
「施行」ではなく「試行」だと思いますが・・・・。 結論から言うと、 例えば、 (ア) P1<P2<P3<・・・・・<P10<P11>P12>P13>・・・・・・ や (イ) P1<P2<P3<・・・・・<P8=P9>P10>P11>・・・・・・ のように、不等式が成り立てば、 (ア)では、P11 が最大になることがわかり、 n の最大値は n=11 です。 また、 (イ)では、P8、P9 が最大になることがわかり、 n の最大値は n=8,9 です。 (ア)では、 n=1,2,3,・・・・・・,10 のとき Pn<Pn+1 が成り立ち、両辺を Pn で割ると 1 <Pn+1/Pn つまり、質問の(i) になり、 n=11,12,13,・・・・・・ のとき Pn>Pn+1 が成り立ち、両辺を Pn で割ると 1 >Pn+1/Pn つまり、質問の(iii) になります。 また、(イ)では、 n=1,2,3,・・・・・・,7 のとき Pn<Pn+1 が成り立ち、両辺を Pn で割ると 1 <Pn+1/Pn つまり、質問の(i) になり、 n=8 のとき Pn=Pn+1 が成り立ち、両辺を Pn で割ると 1 =Pn+1/Pn つまり、質問の(ii) になり、 n=9,10,11,・・・・・・ のとき Pn>Pn+1 が成り立ち、両辺を Pn で割ると 1 >Pn+1/Pn つまり、質問の(iii) になります。 以上のことから、 質問にあるような、 (i)、(ii)、(iii) の場合分けになるのです。
- f272
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Pn+1 / Pn > 1 を変形すると Pn+1 > Pn です。確率Pnが最大となるときを求めたいのだからPn+1 と Pnの大小関係を調べるのは当然では?