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確率

10本のくじの中に2本の当たりくじがある。 このくじを繰り返し引き、当たりくじを2回引いたところで終わるものとする。 ただし、1度引いたくじは毎回元に戻す。 n回目を引いて終わる確率をPnとする。 (1)Pn (n≧2)をもとめる Pn={((n-1)C1)*(1/5)*(4/2)^(n-2)}*1/5という式がどのように出たのか分かりません。 (2)Pnが最大となるnを求めよ (p n+1)/Pn≧1は公式ですか? n≦5とどうしていえるのですか?

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回答No.2

(1) 「n回目で終わる」という状態は,   「n-1回目までに当たりくじの1本目(だけ)を引き, ・・・ (A)   かつ,n回目に2本目を引く. ・・・ (B)」   ということです.( n≧2 )   ここで,1回のくじ引きにおいてはいつでも,     (当たりくじを引く確率)   = 1/5     (当たりくじを引かない確率) = 4/5   ですから,(A) の確率は(反復試行の確率の考え方で),      n-1C1 * (1/5)^1 * (4/5)^(n-2)    = n-1C1 * (1/5) * (4/5)^(n-2)   また,(B) の確率は,      1/5   すると,求める確率Pn は((A)の確率 × (B)の確率 ですから),     Pn = {n-1C1 * (1/5) * (4/5)^(n-2)} * (1/5)       = (n-1) * (1/5)^2 * (4/5)^(n-2)   となります. (2) そうすると,     Pn+1 = n * (1/5)^2 * (4/5)^(n-1)   ですから,     Pn+1 / Pn = 4n / 5(n-1)  ・・・ (C)   となります.   すると,n≦5 では,Pn+1 / Pn ≧ 1  ・・・ (D)   ですが,n>5 では,Pn+1 / Pn < 1  ・・・ (E)   (実際,n→∞ のとき,Pn+1 / Pn → 4 / 5 となっています.)   注:なぜ,(D) が言えるかというと,       Pn+1 / Pn ≧ 1     ならば,(C) より,       4n / 5(n-1) ≧ 1     すると,              4n ≧ 5(n-1)           4n- 5n ≧ -5              -n ≧ -5               n ≦ 5     となります.これは,逆にたどれますので,       n≦5 では,Pn+1 / Pn ≧ 1  ・・・ (D)     が言えます.   すると,(D),(E) は具体的には,     P2 ≦ P3 ≦ P4 ≦ P5 ≦ P6 > P7 > P8 > ・・・   ということを表しているので,   Pn の最大値は,P6 ? ということになります.   正確には,n≦4 のとき,Pn+1 / Pn > 1        n=5 のとき,Pn+1 / Pn = 1        n≧6 のとき,Pn+1 / Pn < 1   ということなので,正確には,     P2 < P3 < P4 < P5 = P6 > P7 > P8 > ・・・   となっています.   ですから,Pn の最大値は,実はP5(= P6 = 4^4 / 5^5 ) なので,   求める答えは,     n = 5,6   ということになると思います.

nori_1
質問者

お礼

返事が遅くなってすいません。 親切な回答どうもありがとうございました。 こんか考え方もあるんですね。 参考になりました

その他の回答 (1)

  • kakkysan
  • ベストアンサー率37% (190/511)
回答No.1

(1)n回目を引いて終わるわけですから n-1回目までに1度あたり…(n-1)C1*(1/5)*(4/5)^(n-2) n回目に当たる…1/5 上記2つの確率を掛けると、n回目で終わる確率Pnが得られます。 (2)Pnの形のまま、Pnが最大となるようなnを求めるのは大変ですから、 (Pn+1)/Pn={n/(n-1)}*(4/5) を利用する事にします。 P2、P3、…、Pn、Pn+1、…の隣り合う2項の大きさを比べる 例えば、P1とP2のどちらが大きいかを調べるには、差をとる方法も有りますが、P2/P1の様に比でも調べる事が出来ます。 P3/P2=2*(4/5)>1 ですから P2<P3 以下 Pn<=Pn+1となる最大のnを求めればよい そのためには (Pn+1)/Pn≧1 を満たす最大のnを求める (Pn+1)/Pn={n/(n-1)}*(4/5)≧1  より n≦5 以上少しわかりにくいかも知れません。 P3/P2、P4/P3、P5/P4、P6/P5、…を具体的に計算してみると納得がいくでしょう。