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適切な相場を求める理論
マクロもミクロも経済は門外漢です。 消耗品ではなく価値が大きく変動しない売買可能な商材 (例えば不動産や貴金属、外貨など) が初めて世に出て取引可能になるとき、その相場の適切な決定方法についての理論ってあるんでしょうか? 最初は世間の適正価格から外れていて売り優勢、買い優勢となると想定して、各仲介業者が売値/買値の価格設定を調整して需給の均衡が取れた本来あるべき適正価格になると思います (この適正価格も時間と共に変化すると思いますが)。この価格設定の調整に理論なり体系だった方法なりがあるのであればご教示頂きたく思います。
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今は、消耗品で生じるような「実用するための需要供給関係からの価格形成」ではない、ご質問のような「換金可能な金券や耐久財」については、先物取引がなされるとともに、 先物取引で「将来の価格を予想しての取引」がなされることから、その不確定性を確率論として盛り込んで、先物価格に対する保険契約を「オプション」という派生金融商品(デリバティブ)として売買する、という「商取引の保険契約」という「商取引」が派生しているのです。 そのデリバティブの確率論的理論が、「ブラック・ショールズ・モデル」であり、「ブラック・ショールズ方程式」として、どの商取引条件(先物価格)に対して、どれだけの保険料率を掛けることが「確率論的に」「保険業者側が損しないか」という形で求まるのです。そして、それをゴールドマン・サックスなどがオプションを売る側として、「あちらが損しない価格」で売り、それに金を賭けるような投機筋が生まれているのです。 ブラック-ショールズ方程式 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F ブラック-ショールズ - Google 検索 http://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA
お礼
ありがとうございます。教えていただいたキーワードを参考に自分でも調べてみます。