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なぜ下げ相場と違って上げ相場はゆっくりなのですか?
なぜ下げ相場と違って上げ相場はゆっくりなのですか?
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- mrmk
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そうなんですよね、それにいち早く気付いたジョン・F・ケネディの親のジョセフ・P・ケネディ・シニアは、マフィアと組んで株の大暴落を誘引して大もうけし、そのお金で倅を大統領にしたとか。 恐いですね。
- retire-jiji
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業者は会員が損した分を収益としています。くりっくは取引手数料を取り、それ以外の業者はレートを操作して会員に損をさせ収益をあげています。 スワップポイントがあるため、会員はロングポジションを維持する傾向にあり、業者は急激に上げるよりも急激に下げた方が収益確保に効果があります。(ロスカット・逆指し値・あわてて「早めの損切りを」の教えを忠実に守る)このため相場の動きは「下げの方が角度が急だ」と感じていることも多いでしょう。。たとえば徐々にレートを上げて買いを誘い、すべての会員のポジションを見て、ある時急にレートを下げ、すぐに基に戻す。5分足でも捕らえられない位の短い時間ならば後で検証することもできないので、業者としては有効な経営戦略だと思います。
>なぜ下げ相場と違って上げ相場はゆっくりなのですか? 「上げがゆっくり」というよりは「下げが急」という方が当てはまるような気がします。 理由は単純で「パニック売り」というのはよくありますが「パニック買い」というのはあまりないからです。 それでも天井近くなると「まだまだ上がる」「今買わないと乗り遅れる」といった駆け込み需要が増えるのも相場です。 以下のチャートはよく見るWTI原油先物のチャートです。 前半から中盤まではゆっくり、相場後期は上げもけっこう急です。 http://stooq.com/q/?s=cl.f&c=10y&t=c&a=ln&b=1 2007年からはサブプライムショックで商品市場に逃げこんできた資金もあって急騰。多くの「空売り筋」が踏み上げさせられたと思いますが、「踏み上げ」はまさにパニック買いです。 買いの手が細れば自分の重みで下がるのが相場です。 「リーマン・ショック」でとどめを刺されて激しい急落となりました。 売りが売りを呼ぶパニック相場。やはり激しいのは下げ相場です。 この時の下げはパニックも大きくいささか下げ過ぎてさすがに出直りも早めでした。
- NEWINN
- ベストアンサー率55% (334/597)
基準通貨を円で考えるとそう見えます。 その最大の理由は円は世界的に金利の低い通貨だからです。 金利の低い通貨である円は、高金利通貨に対してゆっくりと下落(高金利通貨のゆるやかな上昇)します。 これは、高金利通貨の場合はインフレ率が高く、経常収支が赤字の通貨が多い為です、だから・・・ 高金利通貨の上昇率 ≒ 高金利通貨買いによる上昇 - 経常収支赤字による通貨の下落 高金利通貨の上昇が長く続くと、インフレ率の高さとともに経常収支がどんどん悪化していきます。 一般的には投機資金の方が経常収支赤字よりも大きい事が多い為、みんなが買い続ける限りは上昇を続けます。 しかし、経済的なショックに見舞われた時には状況が一変します。 例えば、東日本大震災の時のように、住宅が津波に襲われる事態になれば、生活資金の確保で高金利通貨⇒日本円に換えられます。 東日本大震災の被災地である日本では派遣切りが社会問題になりましたが、こういう立場の人たちが外貨を持っていたらどうなっていたでしょうか? それは、派遣切りが起こり次第、生活資金確保の為に外貨を売って円に換えます、しかし、それでも生活資金が賄えない人たちが派遣村の住人になっていました。 火山活動が活発化した三宅村では住民が避難する事態にもなっており、仮にこれらの人たちが外貨を持っていれば、生活資金確保の為に円に換えていた筈です。 この事実からも、地震災害、火山現象、気象災害は円高要因と考えられるのではないでしょうか? リーマンショックの時では、投機資金がみんな退避してしまいました。 要は、高金利通貨⇒自国通貨の動きがでてきます。 そうなると・・・ 高金利通貨の下落率 ≒ 高金利通貨売りによる下落 + 経常収支赤字による通貨の「大きな下落」 つまり、経常収支赤字が超巨額になり、そこへ投機的な高金利通貨売りによる下落が重なる為、大規模な下落になります。 しかも、短期間に高金利通貨⇒円に換えられる為、加速がつきます。 最近の事例だと、FXが普及した事も高金利通貨下落の加速がつきやすくなっている指摘もあります。 これは、FXはレバレッジを大きくして取引できるため、レバレッジ規制を超えて高金利通貨が下落すると、ポジション解消で更に加速がつくのです。 だから、高金利通貨の下げ相場の時の方が相対的に大きく下落するのです。 この手の問題は、金利、インフレ率、経常収支、地震災害、気象災害、火山現象、投機資金の流出(流入)、投資環境、生活環境、社会保障の充実性、雇用形態など、色んな要因が複雑に絡み合って起きる現象なので、単純に1つの要因だけで決まる訳ではありません。 外国為替の予想がプロでも外れるのは、こうした複雑な要因の全てを捕捉するのは不可能だからです。 最終的な判断は自己責任です、質問者様の方でも考えて慎重にご判断ください。