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銀行で外貨両替の際の外貨はどこから仕入れるのでしょうか?

 トリビア的質問で恐縮です。  最近円高が進み、海外旅行や取りあえず外貨に両替するために、銀行で長い行列が出来ています。私も少しUSドルに替えましたが、その際、銀行員に「USドルはどこで仕入れするのか?」と質問したところ、「親会社(親銀行)から運んでくる」とのことでしたが、再度、「親銀行はどこで仕入れするのか?」と質問したところ、「分かりません」とのことでした。  そこで、質問ですが、 (1)USドルやオーストラリアドルは、どこで仕入れるのでしょうか? (2)今の様に円高が進む時期では、仕入れ値が売値より高くなり銀行が損をする様な傾向があると思うのですが、どの様に価格設定をしているのでしょうか?  以上2点を教えて下さい。よろしくお願い致します。

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  • sudacyu
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回答No.5

 為替は、数字を計算し帳簿に載せます。実際に紙幣が動くわけではありません。一般に金融機関はそれぞれの国の中央銀行に口座を持っていて、(大手の銀行では、他国の中央銀行や一般銀行にも口座を持っているのが普通です。)外国為替による送金などは、この口座の間の数字で決済します。実際に紙幣が動くことはありません。=通貨交換の手数料が安い。  ところが、個人が旅行などに行く場合、トラベラーズチェックを使えば紙幣は移動しませんが(だから、トラベラーズチェックは、紙幣より手数料が安い。)、空港で出発する時に円紙幣をドル紙幣に換えることもあります。  逆に外国人が日本にドル紙幣を持ってきて、空港で円紙幣に両替する時もあります。  外国から持ち込まれるドル紙幣と、外国に持っていくドル紙幣の数が同じなら、基本的に問題は少ないのですが、現在は日本に旅行に来る外国人が使うお金よりも、外国に旅行に行く日本人が海外で使うお金のほうがかなり多い状況です。  また、日本人は外国人より為替や小切手の利用が少なくて現金の利用が多いので、常にドル紙幣がたりなくなります。  アメリカドル紙幣を発行できるのはアメリカ連邦準備銀行(=アメリカの日銀のようなもの)だけなので、アメリカから運んでくるしかありません。 1)一般に行われる実際の手段としては、  日本の銀行は東京外国為替市場(後で説明します。)で、円をドルに換え、そのドルをアメリカにある自分の銀行の支店に送金(現金は動きません。帳簿上の数字だけです。)します。  アメリカの支店では、その送られてきた数字上のドルを、アメリカの銀行に数字上で支払い、実際の紙幣を受け取って(数が足りなければ、アメリカ連邦準備銀行の支店に取りに行きます。)、日本に空輸します。  日銀がこのようにして入手したドル紙幣を持っている場合もあり、銀行各社も自行やほかの銀行がアメリカから以前空輸したドル紙幣をある程度の額を持っていますので、足りないときは日本国内で相互に融通します。  現金の場合、この紙幣取扱い手間がばかにならないので、交換レートがかなり悪いのです。  (一般に3円かかります。外国為替市場の為替レートが1ドル=100円=中値なら、1ドル売ると97円しか円がもらえないし、1ドル買う時には103円かかります。) 2)外国為替市場(銀行同士や企業が相互に帳簿上でお金を交換するシステムのことで、昼間だけ運用されます。東京外国為替市場という場所や建物はありません。)で通貨を交換した時点で価格が決定します。  一度円からドルになってしまえば、紙幣でも帳簿上であっても、常にドルはドルですから為替変動の影響はありません。

noname#73922
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 早速のご回答有難うございました。つまらない質問ではありましたが、「なぞ」が解けてスッキリしました。今後もよろしくお願い致します。

その他の回答 (4)

  • Willyt
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回答No.4

東京外国為替市場で必要な通貨を円で自由に購入できるようになっています。但し、ユーロ、ドル、スターリング以外の通貨はドルに連動したレートで購入します。逆に外貨を売りたい銀行は市場で円に交換するのです。株式と同じシステムです。ただ、株式の場合は兜町に取引所がありますが、外為の場合はこのような取引所があるわけではなく、日銀が取り引きを仕切ります。これとは別に銀行間での直接取り引きにより、外貨を調達するケースもあります。 (1)は上記で答えていますね。 (2)はそこが銀行のトレーダーの腕の見せ所なのです。いつ、どのくらいの額を調達するのかを常に検討しながら売り買いを続けています。価格の決まり方は株の場合と同じで、売り手と買い手の合意で決めるのです。銀行は買値と売値に差をつけ、これをマージンとして依頼者から手数料としてもらい受けるのです。

noname#73922
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  • oska
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回答No.3

>USドルやオーストラリアドルは、どこで仕入れるのでしょうか? 基本は、各国の通貨を発行している中央銀行です。 発行した通貨は、全額(総額)が市場に流通している訳ではありません。 一部は個人の箪笥預金、一部は銀行金庫そして残りは、銀行の預金先である中央銀行が保有しています。 銀行為替部などは、随時「円・外貨の売買を行い、為替荒利」を得ています。 「¥」から「$」、「$」から「¥」の売買を行なっていますが、過半数は「帳簿上の売買」に過ぎません。 実際の紙幣が動く事無く、本店為替部では高額の外貨が動いているのです。 ですから、銀行には常時外貨の在庫があります。 (外貨が足りない場合は、銀行間で相互に融通する制度もあります) が、基本は「各国の通貨発行を行っている中央銀行」からです。 >仕入れ値が売値より高くなり銀行が損をする様な傾向があると思うのですが、どの様に価格設定をしているのでしょうか? 銀行は、損はしません。 損をしそうだと、庶民から「両替手数料」を自由に徴収すれば良いのです。 1$で1円の手数料だと、1000$で1000円の利益ですよ。 年利にすれば、非常に美味しい商売です。 1970年代までは、金の保有高を基準に通貨の総発行高が決まっていました。(金本位制度) ですから、お金を中央銀行に持参すれば「ゴールドに交換」可能でした。 今は、経済情勢を基準に通貨の総発行高を決めています。 「通貨」を「株券」と見なせば、理解出来るでしよう。 景気の悪い会社の株券は安くなり、景気が良い会社の株券は値上がりします。下落する株券は売却し、値上がりする株券を購入する人が増えますよね。 そうすると、人気がある株券は奪い合いになり値上がりします。 売り手と買い手が納得し、取引が成立した値段が売買価格です。 会社を国に、株券を通貨に置き換えると理解出来ると思いますよ。

noname#73922
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  • sugijinja
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回答No.2

(1)について単純に言えば 外貨を持ってる人が円貨が欲しくて 銀行に両替を依頼します  日本にお店のある銀行は当然円貨をたくさん持ってますから  これと外貨を両替することが出来ます  その結果 集まった外貨を 今度は円貨を持っていて外貨が欲しい人に両替してあげます 単純に言えば そういうことです 集まった外貨をひとつの支店で持っていると 外貨が欲しい別の人が その支店にくるとは限らないので本店で集約して必要な支店に必要な タイミングで渡すわけです

noname#73922
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  • newbranch
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回答No.1

外国為替市場があります。 銀行は、商社や、輸出入をする顧客との外貨による取引を行なって おり、外貨が不足したり、余剰になったりしますので、それぞれ、 売り買いをこれらの市場を通して、売買します。(それぞれ顧客 への外貨の販売も含む外貨の調達もここで行なわれます) 外為の販売は、銀行間の直取引や、外為ブローカーという専門業者 を仲介して行なうことがおおいです。 円高は、円を購入する銀行や、その他の金融会社(証券他)がおお ければ起こり、逆に円を売る会社が多ければ下がることになります。 銀行は、一般顧客に販売するときは、その日の市場レートに売買手数料 をオンして売りますので、銀行としては、損はありません。 (当日のレートで為替市場で調達します。)(実際は、銀行が 外貨を保有していることもありますので、在庫となった外貨が仕入れ 売りの差額が発生することは理論的にはあります)

noname#73922
質問者

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