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先の回答者さんのご説明と一部重なりますが、どうかご了承願います。 答えの導き方について解説させていただきます。 「ことりたち」と「やってくる」の二つの言葉で文字数は10字になりますね。 ですから、この10字の他に後10字文字を足して説明すること、それが答えになります。 この詩の6行目以降は、「けやきがいつまでも生きて行く理由が述べられています」。ということは、その理由となる答えは1~5行目の間に書かれているということになります。よって、答えはこの中から見つけることになります。 それでは、考えてください。 ことりたちは “どこ” にやってくるのでしょう? ことりたちは “どこに集まっていますか?” とある場所に集まった ことりたちは、そこでどんな様子でいるのでしょう。 「誰が、どんな風に、そのことりたちを扱っているのでしょうか?」 詩をよく読めば分ると思います。 ことりたちが集まるのも向かうのも、けやきの木です。 それも、けやきの木の「どこに集まっているのでしょう?」 けやきの木は、「ことりたちに何をしていますか?」 「ことりたち」と「やってくる」以外の10文字は、次の1と2を説くことで自ずと導かれます。 1)ことりたちが、けやきの木の “どこに集まっているのか” 注目する。 2)けやきの木が、自分の体のある個所に集まった ことりたちを “どうしているのか注目する” 。 1の文章中にある “どこ” も “ある箇所” も答えは同じです。 けやきの体の “ある箇所” にやって来た ことりたち。 そのことりたちに、けやきは “あること” をしているのです。 「ことりたち」と「やってくる」の10文字の他に、“どこ(けやきの木の体のある個所)” と “けやきの木がことりたちにしたこと”を10文字以内で説明すれば、問題の答えが出せます。 もう一つヒントを出しますと、答えを書くときに「ことりたち」「やってくる」とそのまま繋げずに、それぞれ順番を入れ替えて答えを書いても良いのです。 答えの書き出しは「やってくることりたち」としても構わないし、「~にやってくることりたち」としても構わないのです。 これで答えが出せると思いますよ。
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わしのしんぞうはたくさんのことりたちである ふところにだいてとてもあたたかいのである だからわしはいつまでもいきていくのである だからわしはいつまでもいきていていいのである ここで「わし」というのはけやきの木が自分をさしている言葉ですね。 「わたし」や「ぼく」ではなく「わし」という言葉を使っているのは、このけやきの木が非常に年をとっているということを表しているのでしょう。アニメなんかでもおじいさんはよく「わしが若いころは○○したもんじゃ」などという言葉を使いますからね。 次に、「心臓」は生きていく上でとても大切なものをさしているのでしょう。もちろん胃だって肝臓だって大切でしょうが、胸に手を当てれば心臓が動いているかどうかはすぐにわかり、動いていれば生きているし動いていなければ死んでいるということもすぐにわかるので、「心臓」は「命」や「命のように大切なもの」を表すのによく使われます。 そして、このけやきの木にとっては「たくさんのことりたち」が心臓なのですから、「たくさんのことりたち」が自分の命のようなもの、自分の命のように大切なものだということになります。 「ふところ」はここでは「胸」くらいの意味で考えればいいでしょう。たくさんの小鳥たちが木の枝に止まっていることをこのけやきの木は「胸に抱いている」と感じているんですね。これはけやきの木が小鳥たちを大切にしている、守っている、ということを表しているのでしょう。 また、鳥の身体って触るといつでもあたたかいですよね。哺乳類と鳥類は常に身体があたたかい。爬虫類や両生類や魚類はそうではありません。そして植物もそうではありません。だからこのけやきの木も、冬になれば幹も枝も冷たくなります。そしてそんなけやきの木がたくさんの小鳥たちを抱くと、その身体のあたたかさがけやきに伝わってくるのでしょう。 身体があたたかいというのも「生命」の表れです。人の身体は生きているときはあたたかいし、死ねば冷たくなります。心臓と同様、体温も「生命」を表すものです。 また、あたたかさというものは、やさしさやほっとする感じ、心がやすらぐ感じを表すのにもよく使われます。 というわけで、けやきの木にとまっている小鳥たちは、けやきの木にとっては命のように大切なもの、あたたかくて心がやすらぐものなのでしょう。 小鳥たちの身体のあたたかさ、つまり「生命」がけやきの身体に伝わってくることで、けやきは新しいエネルギーのようなものを小鳥たちからもらい、それによってこれからも生き続けることができる、ということなのかもしれません。 ところで小鳥たちはなぜけやきの木にとまるのでしょう。それは休んだり眠ったり、敵から身を隠したりするためですね。つまりことりたちはけやきの木を頼りにし、けやきの木に守られているわけです。 これをけやきの木の側から考えると、けやきの木は小鳥たちに頼られているわけですね。これ一般的にはうれしいことと言えるでしょう。 「小鳥」には「小さいもの」「かわいいもの」そして「弱いもの」というイメージがあります。 小さくてかわいく、そして弱いものである小鳥に頼りにされることは、けやきの木にとってはとてもうれしいことになるはずです。「自分はもう年をとってしまったけれど、かわいい小鳥たちに頼りにされている、自分は役に立っている、自分には生きていく意味がある」と思えるようなことのはずです。「生きがい」というやつですね。 「自分は何の役にも立っていない」「自分が生きていても意味がない」と強く感じた人の中には自殺をしてしまう人もいます。逆に「自分は役に立っている」「自分には生きがいがある」と思える人は自殺などしないでしょうし、心の健康が保てて長生きしそうですよね。 だから、このけやきの木も、かわいい小鳥たちを守るという役割に生きがいを感じているので「これからもずっと生きていこう」という意欲がわいてくるのでしょうし(もちろん現実にはいつまでも生きていられる木なんてありませんが)、「自分は生きている意味がある、生きていていいんだ」と思えるのでしょう。 というわけで、まとめると、けやきの木には自分の命のように大切な小鳥がいるからいつまでも生きられる、小鳥から命のエネルギーをもらっているからいつまでも生きられる、小鳥を守るという役割を生きがいにしているからいつまでも生きられる、といったようなことが考えられます。 ただ、問題には20字という字数制限があり、しかも「ことりたち」と「やってくる」で10字も使わなければならないので、残りは10字しかありません。 形式としては「『ことりたち○○やってくる』ことで、けやきの木はいつまでも生きられる」「『やってくることりたち○○』ことで、けやきの木はいつまでも生きられる」というような書き方になるでしょう。 ここで正解の例を書いてしまうと、あなたはそれを写すだけになってしまうので、それでは何の勉強にもなりません。だからここでは敢えて間違った答えの例を挙げておきます。 「『ことりたちが害虫の毛虫を食べにやってくる』ことで、けやきの木はいつまでも生きられる」 「『やってくることりたちを食べて栄養をとる』ことで、けやきの木はいつまでも生きられる」 これらは明らかに間違っていますね。ただ、このような形式で、詩の内容にそった答えを書けば正解になるはずです。あとは自分で考えて下さいね。 ちなみに私なら「『やってくることりたち××××××××』ことで、けやきの木はいつまでも生きられる」にします。
- WhatisLOVE
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問題の内容から、6~11行目から答えを引用することはできません。 答えは1~5行目の内容ということなので、それは何を表現しているかを考えます。 問題の「けやきの木」は「わし」だと考えると、1~5行目は「けやきの木」に「ことり」がとまっているとか集まっている様子を思い浮かべることができます。 なので答えに入る言葉として考えられるのは、 「ことりたちが自分のところにやってくる」ことで、けやきの木は~(以下略) のようなものだと考えられます。 間違いがあるなら”自分のところに”の部分です。 「ことりたちが(は)」と「やってくる」は合わせて11文字なので、残り9文字程度でよさそうな文を考えてみましょう。 例えば「ワシのまわりに」、「ワシの体に」、「自分のえだに」のような感じです。 もっと深い比喩が隠されていて、完全に間違っていたらすみません・・・。
- pigunosuke
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「ことりたち」と「やってくる」の10字が 20字の内に含まれています ですから 残り10字以内を考えれば良いわけですね このヒントが有れば解けるでしょ 後は自分で考えてみてください