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金子みすゞの詩
「もういいの」という詩があります。(下記) 第1連は意味が分かります。 第2連は、分かるようなわからないような。 実の成熟を訴える琵琶の実と、 早くそれを食べたい小鳥との 掛け合いでよいでしょうか? 第3連は、全く意味が分かりません。 春の黒い土が、夏の空に まだ来るな、と言っているのでしょうか? -もういいの。 -まあだだよ。 びわの木の下と、 ぼたんのかげで、 かくれんぼうの子ども。 -もういいの。 -まあだだよ。 びわの木のえだと、 青い実のなかで、 小鳥と、びわと。 -もういいの。 -まあだだよ。 お空のそとと、 黒い土のなかで、 夏と、春と。
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第1連は意味が分かります。 >第2連は、分かるようなわからないような。 実の成熟を訴える琵琶の実と、 早くそれを食べたい小鳥との 掛け合いでよいでしょうか? ⇒まさにそのとおりだと思います。 >第3連は、全く意味が分かりません。 春の黒い土が、夏の空に まだ来るな、と言っているのでしょうか? ⇒そうですね。 春の黒い土が、 「かんかん照りの夏の前に慈雨がほしい」 と言いたいのかも知れませんね。
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- nagata2017
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回答No.2
情景描写だけを提示して読者による自由な解釈を という作り方ですね。
質問者
お礼
ですね。
お礼
「夏の前に慈雨が欲しい、それから来てね」 なのですね。 ありがとうございました。