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conditionalとは?
- 条件文では、従属節でsubjunctive moodを使用し、主節でconditionalを使用するルールがあります。
- 条件文の例として、「もし余裕のある時間があったら、もっとジムに通うだろう」という文が挙げられます。
- しかし、日本の英文法ではsubjunctive moodを「仮定法」と呼び、conditionalを「条件法」と呼んでいます。
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時代により学説に一部の変化がある様ですが、英語にはsubjunctiveはありません!という教科書もあれば、if I were の wereはsubjunctiveである!と記載されていた米国英語の教科書がありました。subjunctiveの存在そのものがあやふやですが フランス語・スペイン語のsubjunctive(注)に結びつけるとすれば「接続法」と呼ばれるのだとうと思います。 またconditionalも同様に「条件法」と呼ばれるものと思われます。この伝でいけば、通常の文は「直接法」となるのでしょうが、そもそも米国でも英語の授業でsubjunctive/indicativeという概念は公式には習いませんでした。ラテン語ではsubjunctiveがありましたけどね。。。 (注) subjunctive=接続法はRomance系言語のフランス語・スペイン語では存在しており、日本語では接続法と呼ばれています。 例題のIf I had more free time (実際には自由な時間はそんなにない)は仮定法でなければ If I have more free time となりますが スペイン語では(フランス語も文法的にはほぼ同じですが)Si tuviera mas tiempo libre が実際に時間がない場合に使われる接続法でこれに対して仮定法ではない場合はSi tengo mas tiempo libre と「持つ」という動詞に相当するtenerの現在形1人称tengoをとります。ただし仮定法の時に用いられるtuvieraはtenerの過去形ではなく接続法過去という用法をとります。
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- wind-sky-wind
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日本語で仮定法と言ってきたのは英語で subjunctive mood に当たるもので、 主に if が絡んでくることからくる一種の誤訳だとは思います。 しかし、文法用語というは得てして現実と乖離が見られるものです。 だから、(接続法というのはドイツ語などであり、それと別に) 叙想法とでも呼ぶべき、という声は昔からありました。 しかし、現実には学校文法でも仮定法が使われ、 一般に英文法を語るときにも(たとえばここでの質問や回答) 叙想法という表現はほぼ見られず、やはり仮定法が大半です。 名称はどうあれ、if 節と主節で「法」を分ける、 という発想は日本ではなく、英語圏でも一部の学説にすぎないと想います。 conditional は if などの従属節を conditional clause と呼ぶ、 というのが普通というのは申し上げたとおりです。 だから、日本では、仮定法でない、普通の if、 たとえば if it is sunny tomorrow のような場合を仮定法と区別して 「条件文」などということはあります。 しかし、conditional clause というのは if などによって 条件が述べられる、ということであり、後が subjunctive かどうかは 動詞によって判断されることで、そうでないものを「条件文」というのは 勝手に名づけた表現だと想います。
お礼
再度ありがとうございます。 >しかし、現実には学校文法でも仮定法が使われ、 英語のように万人が学習し、一度定着したものは そのまま使い続けるしかないでしょうね。 ロシア語とかポルトガル語のようなマイナーな外国語なら 新しい文法用語にreplaceするのも容易だろうけど。
- wind-sky-wind
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最初に申し上げますが、これは1つの学説にすぎません。 普通には subjunctive mood というのは日本語で仮定法と呼んでいるもので、 今回の文は主節、従属節とも(というか、まとめて1つの)subjunctive mood です。 conditional という用語は mood「法」というより、 conditional clause「条件節」と呼んで、if/unless などで導かれる節のことを言います。 「法」とは別問題です。 どちらが普通かは人によるでしょうし、特に私はこだわりません。 ただ、この学説によると、普通に過去形を用いるのがsubjunctive (past) であり、 主節で助動詞の過去形 would を用いるのが conditional mood としています。 これは英語圏的発想なのかもしれませんが、1つの学説にすぎないと思います。 日本でも文法家の斎藤秀三郎がこの説をとっています。 しかし、普通の文法書から学校文法に至るまで、まとめて仮定法としています。
お礼
回答ありがとうございます。 >しかし、普通の文法書から学校文法に至るまで、まとめて仮定法としています。 「仮定法」というのは、動詞の叙法だけでなく、非現実の仮定の構文も指すようですね。 実に曖昧な定義ですね。まるで 明太みたいだ。明太というのは スケソウダラのことで、明太子と言えば、スケソウダラの卵のことです。博多の人は昔から唐辛子で漬けていたので、タラコを唐辛子で漬けたものを明太子と呼ぶようになりました。でも、「明太数の子」と言うのまで 登場しました。これは 数の子を 明太子のように唐辛子で漬けたものですが、明太(スケソウダラ)とは何の関係もなくなりました。 英語の仮定法も 仮定法現在なんか、仮定と何ら関係ありませんからね。
- Oubli
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日本の英文法でいう「仮定法」はconjunctive moodですが、conjunctive mood に相当する言葉は他のヨーロッパ系言語だと「接続法」と訳されていて、要するに同じものです。 英語で「事実に反する仮定節」+「その場合の帰結節」といった構文の場合、前者は仮定法(接続法)過去を用います。直接法(普通の形)過去との違いは I was/were、he/she/it was/were だけなので消滅しつつありますが、いまのところ仮定法過去=接続法過去は残っています。 問題は帰結節で、本来はwouldも接続法だったんですね。ところがwillの直接法過去と接続法過去が全く同じ形になり、過去における未来(過去未来)と区別がなくなり、wouldをわざわざ接続法過去というかどうかは微妙になりました。一方、フランス語では仮定の帰結節では元々過去未来形を使い、しかも助動詞を使わずに語尾変化しますので「条件法:conditionnel」と呼びます。英文法でこれを条件法という場合はその影響を受けていると思います。日本の英文法では受け入れられていないと思いますが。
お礼
回答ありがとうございます。 >英文法でこれを条件法という場合はその影響を受けていると思います。 「条件法」というのは、フランス語とイタリア語の文法では用いられるけど、英文法では聞いたことがありませんね。スペイン語の似た形は #1さんのお礼でも書きましたが 過去未来形と呼ばれていますね。 >日本の英文法では受け入れられていないと思いますが。 日本の英文法では「仮定法」で一色単に片付けられているみたいですね。
お礼
回答ありがとうございます。 スペイン語だと 従属節に接続法過去で 主節に過去未来、フランス語だと従属節に直説法半過去で 主節に条件法現在を使いますね。 しかし、「仮定法」って ドーナッツみたいに捉えにくいですね。ドーナッツと言えば 穴を連想するけど、穴のないドーナツもありますしね。(笑)