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「~だ~だ」という表現について質問!
「夢だ希望だ」 「行くだ行かないだ」 というように物事を列挙する表現として 「~だ~だ」 という言葉を日常耳にすることがありますが、 この言葉遣いの違和感から辞書等を調べて見たのですが、 「~だ~だ」 についての答えを見つけることはできませんでした。 もしかしたら似た表現の 「~だの~だの」の音変化から生まれたモノなのか? 自分の中でモヤモヤか膨らむばかりです。 誰かわかる方よろしくお願いします!
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- 1311tobi
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No.5で回答したものです。 ================引用開始 微妙なのは「~たり~たり」だろうな。 本来は許されないはずの「3)単独用法」の例が増えている。 ================引用終了 は間違いです。下記のように修正します。 ================引用開始 微妙なのは「~たり~たり」だろうな。 本来は許されないはずの「2)並列用法(後ろを省略)」の例が増えている。 ================引用終了 表を末尾につけておきます。 ついでなので、リンク先のポイントだけを転載しておきます。 【伝言板【板外編1】「~たり」の使い方】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-278.html ================引用開始 ●「~たり」の使い方 【練習問題26】 次の文の「~たり」の使い方は適切なものか、考えてください。 1)昨夜は、飲んだり歌って大騒ぎしました。 2)昔は朝まで飲んだりしたものです。 「~たり」の用法は、2つに大別できます。 第1に、動作などを並列させていることを示す1)のような使い方です。この場合は、2つ目以降の「~たり」は省略できません。動作を3つ並列させていれば、3つすべてに「たり」をつける必要があります。1)の文も、「飲んだり歌って」ではなく、「飲んだり歌ったりして」にしなければなりません。 第2に、ひとつの動作などを示すことで、同様のことを暗示する2)のような使い方です。この場合は、「~たり」は1回しか使いませんが、言外にほかの動作を含んでいます。 ここまでは「文章読本」などに書かれていることがあるので、ご存じのかたも多いでしょう。そういった記述を目にしたことがなくても、1)の文は言葉足らずの感じがするはずです。しかし、実際には「~たり」がひとつしかない文(「片たり」と呼ぶことにします)をしばしば目にします。あまりにも頻繁に目にするので、ごく近い将来には許容されるのではないか、と思ってしまうほどです。 ================引用終了
- 1311tobi
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たしかに辞書をひいてもみつかりにくいかもしれません。 ちゃんと書くと長い話になります。 詳しくは下記をご参照ください。 【バイト敬語/若者言葉──「~とか」の話】〈2〉──並列助詞の迷宮 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3027.html 以下は一部の抜粋(重言)。 非常に興味深い。一連の並立助詞の問題と思ったが、「~だ~だ」が助詞とは考えにくい。やはり助動詞だろう。辞書の引用は末尾に。 「~だの~だの」の音変化、と考えるのはちょっと無理な気がする。むしろ逆だろう。 Web辞書『大辞林』の「だの」の項に下記のようにある。 ================引用開始 断定の助動詞「だ」に助詞「の」が付いたものから。 ================引用終了 先行コメントで引用している論文の1ページ目に下記の記載がある。 並立助詞の「だの」は〈ダノはコピュラ「ダ」+助詞「ノ」〉……まあそういうことになる。 本来は助動詞の「だ」が「~だ~だ」の形で並立助詞のように使われることがあるということだろう。 文法的に注意が必要なのは、1)「名詞+だ」と「動詞+だ」は、厳密に言うとちょっと違うことかな。 「動詞+だ」は、2つに分かれる。 2)〈「活用語+のだ(んだ)」の形〉 起こるのだ/歩くんだ 3)〈助動詞「た」が音便で「だ」になった形〉 ※一部の五段活用の動詞につく場合、「いだ」「んだ」になる 騒いだ(ガ行)/死んだ(ナ行)/呼んだ(バ行)/読んだ(マ行) 「~だ~だ」の形で使われるのは、1)がほとんどではないだろうか。質問者があげた「夢だ希望だ」 は好例。このほかに成句的な「ああだこうだ」「なんだかんだ」なんてのもある。 2)の形はちょっと思いつかない。たぶん、極端に語呂が悪くなるからでは。質問者があげた「行くだ行かないだ」はちょっと疑問。「の」を挿入しないと、文法的にもちょっとあやしい。「行く(か)行かない(か)は君の自由」ならフツーかな。 3)の形も「~だ~だ」は思いつかない。 「惚れたはれた」「切った張った」など「~た~た」ならいくつかありそう。 「滑った転んだ」だと片方が「だ」か。 もちろん、少し不自然でいいなら「~だ~だ」にもできなくはない。「飲んだ飲んだと言っても限界がある」とか。 並立助詞に関して当方が興味があるのは、以前見た「省略の可否」。↑の論文を参考にして、〈1〉で書いたものに加筆しておく。 1)並列用法(省略なし) 辞書とか参考書とかをいつも持ち歩いている 2)並列用法(後ろを省略) 辞書とか参考書をいつも持ち歩いている 3)単独用法 「死にたい」{とか/だの/やら}言ってはいけない と や か とか だの やら なり わ だ(た) 1)並列用法 ○ X ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ (省略なし) 2)並列用法 ○ ○ ○ △ △ △ △ X X (後ろを省略) 3)単独用法 X X X ○ ○ ○ ○ ○ ○ 「わ」「だ(た)」を並立助詞にしていいのかはちょっと疑問。 微妙なのは「~たり~たり」だろうな。 本来は許されないはずの「3)単独用法」の例が増えている。 【伝言板【板外編1】「~たり」の使い方】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-278.html
- fxq11011
- ベストアンサー率11% (379/3170)
「だ」確か断定の助動詞。 夢だ、いや希望だ、夢、いや希望> 行く、行かない、どうする?。 行く、いや行かない、どっちなんだ?。 行くだ行かないだ、一体どっちなんだはっきりしろ。 敢えて、断定することで強調されます。
お礼
とても参考になりました ありがとうございます
補足
因みに回答の 「夢だ、いや希望だ、夢、いや希望」 とありますが、これは一文とするのでしょうか?
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
http://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/files/20120929-024re/20120929_Iwata.pdf あんまり注目されていないみたい。 http://j-lyric.net/artist/a04a9b5/l001f6c.html 軍歌の中には戦前からあったようです
お礼
軍歌に使われていたってことは 間違いではない言葉遣いなんですね!
お礼
知らないで使っている言葉って結構あるもんですね~ ありがとうございました。