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「お伺いする」という表現について
この度はお世話になります。 現在、社内で新人の研修中なのですが、 新人が 「A(相談者)がB(相談者の関係人)と確認しあった上であることをお伺いしておりますが、この件については~」 という表現の文章を作成しておりました。 私自身としては、 「AがBと確認しあった上であることは(「当社は」・・・この場合は敢えて主語「当社は」を入れない方がいいように思いますが?)伺っておりますが~」 という表現の方がしっくり来るのですが、 後輩にうまく説明できない状態です。 いろいろよくよく考えてみると、 私の感覚がおかしいのかもしれない? ということも考えなくてはいけない?という気も出てきております。 確かに日常会話では、こののような表現をする人もいるのは、知っているのですが、文章になった時点で、どうも違和感を抱くのですが、 私が抱く違和感には、理由があるのでしょうか? それとも、ただの文章スタイルの違いの範疇の問題なのでしょうか? 勉強不足の者からの質問でどうもすみません。 どんなご意見でも、 教えていただければ、大変ありがたいです。 どうぞ宜しくお願いいたします。
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#2です。補足いただきました。 敬語についてよくご存じのようで、釈迦に説法かもしれませんが、 気づいたことを以下に記します。 >A(相談者)がB(相談者の関係人)と確認しあった上である もちろん、実際の書面ではA・B両名に敬称をつけますね。 「確認し合った」は、外部の人間の行為ですから、尊敬語にすべきで す。「~し合った」を尊敬語にすること、外部の人間どうしであるA・ Bの上下関係を的確に表すことは、ともに難しいのですが、 「B様がA様にご確認なさった上でのことと~」 ぐらいではいかがでしょうか。これなら、A・B両名をそれとなく 敬っていることになると思います。また「~上である」という言い方 は、間違いではありませんがぶしつけな感じがするので、「~のこと」 としてみました。 >お伺いしておりますが、この件については~」 おっしゃるとおりですね。「お伺いします」自体は正しい言い方です が、この文の場合は違和感を覚えます。その理由としては、「~てお りますが」と後に文が続くこと、また、この丁寧な言い方に対し、 後の「ついては」が常体で、敬意のバランスがとれていないことが挙げ られます。 また、「伺う」が単に「聞く」の意味を表す謙譲語であるのに対し、 「お伺いする」の方は「進んで尋ねる」のニュアンスが強いというこ とも理由として考えられます。 よってこれは、 「伺っておりますが、この件につきましては~」 にすると、自然で敬意のバランスもとれた言い方になると思います。 また「伺って」は「承って」や「承知して」でもよいでしょう。 敬意の順番は、高い方から「承る→伺う→承知する」です。 また、おっしゃるとおり「当社は」にあたる主語は不要と考えます。 以上です。 ただ、敬語は業界や会社によって特有の使い方がなされるのものな ので、拙論をご覧になった上で、適宜ご判断いただければ幸いと 存じます。
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- kyouzaiya-k
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まず敬語(謙譲語)として、「お伺いします」は問題ない表現です。 その上で、↓の方もおっしゃっているように、誰が誰に対し敬意を 表すのかがわからないので、どう直すべきかがわかりません。 それをはっきりさせてくだい。 (1)A、B両氏は身内なのですか? (2)「伺った(聞いた)」のは「新人」ですね? (3)「伺った」内容は、身内方の話ですか、それとも相手方も 含んだ話ですか? (4) (1)と重複しますが「新人(文書作成者)」とA、Bの関係は? (5)さらにその文書の宛先(読み手)はだれですか?
補足
書き込みありがとうございます。 >敬語(謙譲語)として、「お伺いします」は問題ない表現です。 そうですよね。ありがとうございます。 「お伺いしている」、「お伺いしており(ます)」について、単独でこの言葉だけですと異常は感じないですが、今回のような文章として繋がると違和感を感じているような次第でして、、、 以下補足させていただきます。 >(1)A、B両氏は身内なのですか? AもBも社外の人間です。 >(2)「伺った(聞いた)」のは「新人」ですね? その通りです。聞いたのは新人です。 >(3)「伺った」内容は、身内方の話ですか、それとも相手方も 含んだ話ですか? 身内の問題で相手方に対する対応(処理)についての打ち合わせです。 >(4) (1)と重複しますが「新人(文書作成者)」とA、Bの関係は? 新人はAに相談を受けています。BはAの身内の人です。BはAのヘマで迷惑がかかっています。 >(5)さらにその文書の宛先(読み手)はだれですか? 読み手は、Bです。 以上のような感じです。 この分で補足足りますでしょうか? 説明不足ですみません。 どうぞ宜しくお願い致します。
- ykoba1218
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まず、AとBが社内の人間なのか、社外の人間なのか? 会話の相手は社外のような感じがしますが。 この辺りの状況が良く見えないので何とも言えませんが・・・ 「伺う」にこだわる事はないと思いますよ。 「~認識しておりますが・・・」とか 「~聞いておりますが・・・」でも失礼にはあたらないはずです。 他の方々のご意見も「お伺い」してみたいです。
お礼
ご回答いただいた皆様のお蔭で、疑問の解消ができました。 またセンス?ユーモア??を感じる”とんち”の利いた >他の方々のご意見も「お伺い」してみたいです。 素敵な言い回しですね。 「私のこのような疑問に誰もお付き合いしてくれないのではないか」 と思いながら、質問したのですが、 ご回答いただいたので本当に嬉しかったです。 どうもありがとうございました。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 まず、AとBは社外の人物で、対応は丁寧にしなければいけない立場ではあります。 私は受けた印象が、丁寧すぎるというか、「を」、「お」とおの音ばかりで気持ち悪い印象なのか?考えている内に、「説明できない、何故違和感を感じるのだろう」という疑問を持つに至ったわけです。 伺うという言葉が、訪ねる、ただ単に聞く、質問するという意味合いを持つので違和感を感じるのかもしれません。 >「伺う」にこだわる事はないと思いますよ。 そうですね。私も伺うを使わずにそのような事情を聞いているというニュアンスの言葉に限定する方がこの場合いいように感じます。 うまく説明できていなくてすみません。 本当にご回答ありがとうございます。
お礼
大変丁寧なご解説を戴きありがとうございます。 >また、「伺う」が単に「聞く」の意味を表す謙譲語であるのに対し、 「お伺いする」の方は「進んで尋ねる」のニュアンスが強いというこ とも理由として考えられます。 私の感じていた違和感がこの部分にあるのが、分かりました。 「お伺いする」というのは、「(用件を)お伺いする」etc... このような場合に自分自身では使う習慣があったので 違和感を感じているということが、ご指摘で確認できました。 何気なく習慣で行っていることを新人に説明するのは難しいです。 「(新人のしていることが)何かおかしい、ちょっと変」 と感じたことを言葉で説明するときに、的確な表現ができないことも 多く、私も新人とともに勉強中の状態です。 すっきりしました。 どうもありがとうございます。 新人には、うまく説明できます。 本当にありがとうございました。