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これはマニュアル文化が作った悲劇ではないか
韓国船沈没事故に関し考えたこと。 船底の部屋など密閉された場所で危険を察知したなら、まずはその密閉された場所から抜け出すのが生き物の本能であり、自然界の掟のはずである。 人間も動物であるから当然そのように行動する本能を備えているのである。 ところが船長の指示だからという理由で、危険が迫っていることを知りつつ、その危険から逃れようとする生物の本能に逆らいただただその場にうずくまっていたのは何故か。 これは生き物の本能に従って行動することの正しさを忘れてしまったからではないのか。
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まぁ?マニュアル行動というのもない事もないのかもし れないけれど?、、確か心理学の実験で、一人なら逃げ る場合が多く、複数だと逃げずにその場に止まる傾向が 顕著で、 集団の中の誰かが逃げようといい出し、その一人が逃げ ると、他のみんなもその行動に従う、という結果だった かと ただし、確か?、逃げようといい出す人というのは、実 験者側の設定人物で?、、 までも?船内映像などを見ると、傾いた状態の数十m上 から下に落下した人達が動けずにいるような写真もあっ たので、逃げたくとも、それが出来なかったという面が 多いのでは?
>私は彼らなら生き延びていたと考えます。 私はサバイバル技術ってのは一つの行動科学であると考えます。 それは科学なのであって単なる緊急避難マニュアルを遥かに超えるものであると考る。 そして生物が本来的に備えるサバイバル行動原理は自然界が与えた最高のマニュアルなのであり、人間が 作った緊急避難マニュアルよりも正しいと考えます。 はいはい、質問者様の信念ですね、 危険な信念だと思われます。 まあ、そういう信念でもって海難事故にあったら貴方はねずみと一緒に人間としては真っ先に海に飛び込むのですねw。 最悪でも他人を巻き添えにしないでくさい。 私はやはり今回の教訓から改訂された日本船の海難マニュアルに従いたいと思います。 とりあえずは韓国クルーの乗った船には乗りませんが。
- 0fool0
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追加です。 他の方の回答で書き込まれていますが、「乗客側の判断」と出て来ます。 しかしその為に必要な知識は誰しもが持っている物ではありません。 そもそもの「判断基準」を持たない人間が、各々で判断し行動を始めれば暴徒となります。 貴方の言いたい事は、彼ら乗客が何故に暴徒と化さなかったかを疑問に思ってのモノですか? 仮に船長が脱出した事を乗客にアナウンスしていたら、暴徒になっていたと思いますよ。 人間は「社会性生物」です。 他者との「信頼」を基本の拠り所として、生きています。 信頼する相手は「専門家」です。 今回の事故は「信頼」を裏切った者の為に発生した不幸な「人災」の面が強いのです。 ハッキリ言って、本来ならば乗客が死ぬ可能性は限りなく低い事故の筈なのです。 大体あの程度の水深で、あの程度の沈降スピードで死人が出る等到底、理解出来ません。 彼らが本格的に命の危険を感じた時は手遅れの状況だったのは、想像に難くありません。 転覆スピードや沈降速度がもっと速ければ、乗客もパニックを起こした可能性が高いです。 火事でも起きていれば、制御不能なほどになっていた公算の方が高いでしょう。 しかしあれほど時間的余裕のある状況では、「救助が来る」と考えるのも当然ではないでしょうか? 一番パニクッて暴徒と化したのは、他ならぬ「船長」です。
- kamisenbon
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2回目の回答です。 つまり、乗客が全員マニュアルなく、船長の指示を一切聞かず本能に従って逃げる犬や猫なら逃げ切れるということですね? 船内の状況を把握しているであろう船長の誘導にも従わずに短時間で船内を把握し正しい非難ルートをとれるのですね? 本能に任せて他人を押しのけ我先にと、全員がパニックになった状態でも多くの人が助かると言いたいのですね? それを乗り越え甲板までたどり着いても本能に従えば船から離れようとするでしょうから、そのまま方角もわからず救助も期待できない海に飛び込み自分で無事岸までたどり着けるといいたいのですね? そんな極端なとおっしゃられるかもしれませんが、マニュアルを一切排除するということはそういうことです。 マニュアルは上記の事態も視野に入れ、そのための対策を盛り込んだ、非常に合理的に考えられた仕組みです。 うまく機能すれば助かる道が用意されているんです。 そしてそもそも救助がくるのはマニュアルがあるからです。救助をしてくれる組織の存在も、救助を迅速に適切にもとめる仕組みもすべてはマニュアルといえるでしょう。 マニュアルが不要というのなら救助も来なくていいということです。救命胴衣も用意していないでしょう。 繰り返しますが極端だとおっしゃられるかもしれません。でも申し訳ありませんが、どう好意的に解釈しても私にはそんな結論にしかなりませんでした。 そして乗客が学ぶべき教訓もたしかにあるでしょう。 ただ結局、その乗客が学んだ教訓はマニュアルとして取り込むことになると思います。 だって、その教訓を乗客全員に周知させる必要があるのですから、それを確実に行うためにはやはりマニュアルです。 「パニックになったら多くの人が助からない。だから状況を正しく理解しており経験豊富な船長の指示に従おう」というのも、乗客が過去の事故から学んだ教訓のはずですから。 マニュアルの存在を疑ってみるのも確かに必要かもしれませんが、現時点でそれを排除する理由が見つからないというのが本当のところでしょう。マニュアルが絶対だと勘違いしているんじゃなくて、排除する理由が見つからないのです。 もう一度言葉を変えていいますね。 質問者さんの「緊急時には船長命令が絶対」というのがマニュアルで、それが間違いならば、「明らかに命の危険が迫っている場合は各々の判断で非難するべき」とマニュアルを修正すれば事足りるのです。 現時点でマニュアルそのものを排除する理由が見つかりません。 以上。
- Mokuzo100nenn
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質問者はなにか大きな勘違いをしているようです。 日本で18年間も安全な航行をしてきた事実をみてもわかるように、 韓国人でさえも日本のマニュアル程度のマニュアルを整備して、そのマニュアル通りにバラストを積み、マニュアル通りに積載量管理をし、マニュアル通りに積み荷を固定し、マニュアル通りに航路選定をしておれば事故は起こりませんでした。 マニュアルが完璧にできないからと言って、マニュアル文化を否定するなんて、まるで朝○人の発想ですよ(笑)。
- kamisenbon
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マニュアルの存在自体が悪いとはまた話が違うでしょう。 マニュアルの中身や船長の指示に問題があったといえばもしかしたらその可能性はありますが、結局は結果論です。 好き勝手逃げることで失われる命もあるんです。 乗客が多ければ多いほどなおさらです。 確かに今回はマニュアルの欠点が出てしまったかもしれませんが、大きな利点もあるんです。 利点が大きいからこそマニュアルが今現在も使われているんです。 今回とは別の事故ではきっと、マニュアルのおかげで助かった人間が大勢いるはずですからそれを無視してマニュアル自体が悪いとおっしゃられるのはちょっと短絡的な感じがします。 まあとは言っても、こんなこと言われなくても知っていると質問者さんはおっしゃられるでしょう。 つまりその場に居る人間が、明らかに危険とわかる状況なのに逃げなかったのはなぜかということですよね? それはあなたが今冷静だから言えることです。 緊急時はどうするのが正解か、冷静に判断できなくなるんです。 逃げるべきか、状況を把握した経験豊富な船長指示に従いとどまるべきか、逃げるにしてもどこから逃げたら安全か、集団意識として多くの人が逃げずに残っている状況からして残るのが正解なんじゃないか?逃げたらその助かる可能性をふいにしてしまうのではないか?、何よりこんなところで死んでも死にたくない! …などなど、想像もつかないくらいの恐怖と様々な葛藤で混乱した頭の中で、冷静に的確に逃げることを瞬時に判断できるほうがすごいと私は思います。 そんな訳ないとお思いでしょうが、結果として乗客の中には手遅れになるまで逃げずに船の中に残って亡くなった人が居るという揺るがぬ事実があります。 そもそも一人で船を飛び出して、その後いつ来るかわからない救助が来るまで、おぼれることなく助かる保証すらないのですから、一人で逃げるのが正解かというのもわかりませんけどね。 それでもマニュアルが悪いというのなら、明らかに命の危険が迫っている場合には各々の判断で逃げるようなマニュアルにすればいいだけです。 マニュアルの文化が悪いとこの事故だけで判断するのは、論理が飛躍しすぎて合理的ではないように思います。 私はこの問題の本質は、もっと他のところに存在するように思いますよ。
- Mokuzo100nenn
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マニュアルを整備し、マニュアルを守らせることができておればこの事故・犯罪は防止できた。 マニュアルを整備し、マニュアルを守らせることができておればこの事故でも人命を救出できた。 この事故・犯罪は、マニュアル文化が根付いていない国ならではの悲劇ですよ。
お礼
皆なにか大きな勘違いをしているようです。 それはマニュアルは絶対に正しいと勘違いしているのです。 「緊急時においては船長の指示が絶対である」とマニュアルは教えるが、これが間違いの元であるってことを理解していない。 そして哀れにも死んでいくのである。 今回の悲劇から乗客が得ることが出来る教訓は何か。 それは単純なことであって野生動物であれば皆知っていることなのです。 サバイバル技術ってのは一つの行動科学です。 それは科学なのであって単なる緊急避難マニュアルを遥かに超えるものであると考る。 そして生物が本来的に備えるサバイバル行動原理は自然界が与えた最高のマニュアルなのであり、人間が作った緊急避難マニュアルよりも余程正しいものなのです。
- ノーバン(@nobound)
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沈没は水が入ってくるわけで、津波と同じだとすると、「部屋に留まれ」は、津波警報で「家にいてください」と同じことで、「このアナウンスは絶対おかしい」と、思ってほしかった気がします。 船の沈没に遭遇したらどうすべきか?津波と一緒で、早めにしかも「てんでんこ」に高台を目指すよう、もう決めちゃったらどうでしょう。映画「タイタニック」を見ても、結局助かるのは救命ボートに乗った人だけなので、早めに救命ボートのところへ行く。スタッフがバカで、救命ボートをおろしていないようだったら、自分で下しちゃうとか、緊急時にやってはいけないこととかあるのでしょうか?狭い船内で大勢が動くとパニックになるということもありそうですが、何もしないよりは動いて様子を見るべきだとは思いました。
- sariputra
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蟻や人間や鰯のように、集団をなして生活するタイプの生物では、危険であろうがなかろうが、ひたすら周りの皆に合わせて行動するというのがむしろ「本能」です。 こうした周りの空気に逆らい自分だけ別の行動を取るというのは、むしろ「不自然」の領域に属します。
- 0fool0
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船のプロである船長が、「待機」を指示したのですよ。 通常の船と言う物が45度傾けば回復不可能で沈没する等を、一般人は知りません。 船の性質を知っている専門家ならまだしも、どの程度が限界点かを通常は知りません。 知識の無い人間がプロの指示に従うのは常識です。 非常識なのは、沈没が判っている筈の船長が、いの一番に退艦している事です。 マニュアルに従えば、「船長」は総員退艦を確認するまで残るのがマニュアルです。 この事故は(最終的被害人数は)世界での常識を守れないレベルの船長の引き起こした「人災」です。 逆に言えば、普通は船長の指示に従うのが一番生存率が高い筈なのです。 更に言えば、乗客は大人しく指示に従ったいたのですから、避難指示が的確に示されていれば人的被害は限りなく低かったか、ゼロであったでしょう。 逆に暴動を起こしていれば、助かる方も踏みつけられて失う事等が起きたかもしれません。 彼らの不幸は、信じていた船頭が素人以下であったと言う事です。(正直同様の事故が例えば日本船で起きた場合は、被害者の数は限りなく少なかったでしょう) 船長をコケにする事は正しいですが、乗客を貶める発言は不適当でしょう。
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お礼
本件については、船長や乗組員の間違った指示、救助側の手落ちなどが大きく論じられているが乗客側の判断や行動については実のところ殆ど何も論じられていないのです。 今回の事故から乗客は何を学ぶべきなのかについては何も語られていません。 これは「緊急時においては船長の指示が絶対である」と教えるマニュルアルが存在するからです。 果たして今回の悲劇から乗客側が得ることが出来る教訓は無いのか。 仮に船内に野良犬や野良猫や鳩などの野生動物を乗船させたとする。 果たして彼らは人間と同じように船内にうずくまって死んでいったであろうか、それともサバイバル本能に従って行動し甲板に出て救出されたであろうか。 私は彼らなら生き延びていたと考えます。 私はサバイバル技術ってのは一つの行動科学であると考えます。 それは科学なのであって単なる緊急避難マニュアルを遥かに超えるものであると考る。 そして生物が本来的に備えるサバイバル行動原理は自然界が与えた最高のマニュアルなのであり、人間が作った緊急避難マニュアルよりも正しいと考えます。